(大陸コラムより抜粋)鍼灸で絶対にいじってはいけない3つのツボ
元記事タイトル「针灸不能灸这3个穴位 」
日本ではどうなんですかね? 業界関係者のコメントお待ちしております。
以下、元記事から要点を抜粋した和訳です。
多くの人が針を刺すと痛みを感じるが、鍼灸の鍼は痛みどころか、病を治療することもある。お灸もそうだ。だが人体には鍼灸でさわってはならない3つのツボがあることに注意しなければならない。
鍼灸でさわってはならない3つのツボとは?
1:乳中(にゅうちゅう)
乳中は鍼灸では禁忌のツボとされているが、東晋(317~420年)時代の「肘後備急方(肘後方)」や、北宋(960~1127年)の「銅人針灸腧穴図経」のような古代の書籍には、このツボに鍼やお灸を使用したとの記録もあるため、絶対の禁忌というわけではないようだ。しかし現代では、このツボに針灸を施したという報道などを見たことがないので、このツボは位置を確認するための、ただの目印でしかない。
2:脳戸(のうこ)
このツボは鍼を刺してはならないという文脈は、歴史上もっとも古い記録が西晋(265~316年)の「針灸甲乙経」にある。だが、お灸に関しての禁忌は、清朝の時代になってはじめて出現する。脳戸、督脈のツボにして、位置は後頭骨の大後頭穴に近し。おそらく昔の人たちは、鍼灸施術の過程でこのツボを原因とした想定外のトラブルが起きたことがあるのだろう。
3:魚際(ぎょさい)
このツボへの針禁忌の文脈は、「素問(※黄帝内経)」の「刺禁論」に見られる。またお灸禁忌の文脈は明代の「医学入門」に見られるが、禁忌の原因については上記2つのツボほど言及されていない。
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40過ぎて独身未婚の負け組です。時間しかないんで、その時間を使って作家を目指してます。まだ卵ですが、孵化したらサポートして下さる方をモチーフにした作品を書きたいです。