生まれてきてよかったなんて思ってないのに誕生日を祝われると嬉しい
9月30日、23歳になった。
私は生まれてこの方、生まれてきてよかったと思ったことがない。
それなりに楽しい時期もあったが、生まれてきてよかったとは思わなかった。
母に対して「生んでくれてありがとう」と意識的に思ったこともないし、小さい頃になんとな〜くの気持ちだとしてもそう言ったこともなかったらしい。
今はとにかく強迫性障害の症状がしんどいので、生まれてきてよかったなんて思えたものではない。
誕生日って、生まれてきたことをお祝いする日のことだ。
年々ワクワクは減っているものの、それでももうすぐ誕生日だ〜と今年も少しはワクワクしていたが、そんな態度をとるなんて矛盾していたということに気がついた。
私が生まれたことについて、何もめでたいことはない。
でもやはりお誕生日おめでとう、と言われると嬉しい。
年に一回くらいチヤホヤされるのも悪くない(というかむしろ歓迎)。
心持ちに合わせて嬉しくない誕生日を作るより、嬉しい誕生日に合わせた心持ちになれるようにしたい、と思った23歳初日。