
Photo by
ito_mi
ああ、またやってしまった〜仕事終わりとハンドクリーム〜
ようやく仕事が終わったと立ち上がった時、制服の後ろの裾が汚れていることに気づいた。
え!?まさか…!?と思い、触ってみるとぬったりべたべたとした手触り。
絶望。
後ろのポケットにハンドクリームを入れているのを忘れていた。
そういえば何回か背もたれに背中を思い切り預けていたな、と先程での自分の行動を思い返す。
恐る恐るポケットの中身を確認すると、予想を裏切らず、ポケットの中でハンドクリームが爆発していた。
これで何度目だろうか。
どうして私は学習しないのか。
仕事上手洗い消毒が多い乾燥肌の私にとって、手の保湿は死活問題。
常にハンドクリームを持ち歩いている。
特に冬の期間は手先が乾燥するので、奮発してちょっと良さげなハンドクリームを購入して使い始めたばかりだった。
よりによって、と長い長い息が吐き出される。
手にべっとりと付着したハンドクリームはどこまでものびていく。
腕までしっとりだ。
まあたまには、良いか。
正直何も良くはないけれど、そこまで落ち込むことではあるまい。
うじうじ気にするのはやめだ、やめ。
いつもはちまちま使っていたハンドクリームを両腕全体に大胆に塗り込んでから、私は制服から着替えるために更衣室へと向かった。
とある日の仕事終わりのお話。
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このハンドクリーム爆発事件、私の中では割とあるあるなんですが、皆さんはどうですか?
あるあるですか?それとも私だけ…?
noteを読んでいると色んな方の日常とか考え方に触れて、時にはくすっと笑ってしまったり、心がほっとしたり、時には考えるきっかけや勉強になったり、ね。