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「ほんまる神保町」地下1F・36章・07節#紀州戦国屋の棚に武川佑先生のサイン本あります
「真田の具足師」が繋いでくれたご縁
好むと好まざるに関わらず、やはり真田氏とはご縁があります。
今村翔吾さんの作品に出会うまでの私は、本屋さんで本を買うでもなく、読みたい本は図書館で借りる。ネットで中古本を買って読んだら即売るといった感じでした。さらに今は亡き作家さんの本ばかり読んでいました(笑)
いくら自称活字中毒だからと言って、次から次へと出版される本を買うわけにはいきません。
ある時、本の断捨離をしたことがありました。そして、本棚のスペースを決めて新しい本を買ったら棚に収まりきらない本は処分すると決めました。池波正太郎さんの「真田太平記」もいったん手放したのです。(いまはまた揃えていますが)
そんな私が、まさか「ほんまる」の棚主になるなんて・・・。
武川佑先生の唯一無二のサイン本
ひょんなことから、Xのポストで「真田の具足師」を知り、今村翔吾さんの「塞王の楯」が頭に浮かびました。「人が死なない具足を作りたい」のキャッチコピーと、赤備えをつくった甲胄師たちの命がけの闘いを書きたいとあり、それが読むきっかけになりました。
読んでみると、本も人を選ぶのかと思える出会いでした。さらに、立花家史料館の館長さまの名前を見つけたときは鳥肌が立ちました。(2024年3月に立花家史料館を訪れています)
感動した私は「ほんまる」の棚に「真田の具足師」を並べたいと思い、武川先生に快諾をいただきました。しばらくして「かすてぼうろ」の文庫本を追加したときに、なんと「ほんまる」に足を運びサイン本を作っていただいたのです。POPも自作してくださり感無量です。
「ほんまる」に立ち寄られたら、ぜひぜひ手にとってみてくださいね。
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こちらも楽しみ。「円かなる大地」単行本 – 2024/10/2発売
恨むな。憎むな。あらゆる声へ耳を傾けよ。そして——とこしえの和をなせ。
時は戦国、北の大地。謎多きアイヌの壮年・シラウキが人喰いクマの襲撃から助けた少女はなんと、蠣崎氏当主の娘・稲姫だった。礼として居城に招かれるが、それが思わぬ和人とアイヌの戦の引き金を引いてしまう。稲は己の無知が招いた惨状を目の当たりにして、和睦には自ら打って出ることを決意する。
一方シラウキも稲姫の姿に心打たれ、少年期の惨劇の清算を和睦へと託すのであった。無頼の女傑、女真族、恐山の怪僧・・・・・・
二人は心強い協力者とともに和睦の中人となりうる出羽国・安東氏のもとへ向かう。
果たして二人は、「とこしえの和」を実現することができるのか。
いま最も注目を集めるヒストリーテラーが贈る、乾坤一擲の本格歴史エンターテイメント。
武川佑先生のプロフィール
武川佑(たけかわ・ゆう)
1981年神奈川県生まれ。立教大学文学研究科博士課程前期課程(ドイツ文学専攻)卒。書店員、専門紙記者を経て、2016年、「鬼惑い」で第1回「決戦!小説大賞」奨励賞を受賞。甲斐武田氏を描いた書き下ろし長編『虎の牙』でデビュー。同作は第7回歴史時代作家クラブ新人賞を受賞。2021年、『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』で、第10回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞。その他の作品に『落梅の賦』『かすてぼうろ 越前台所衆於くらの覚書』『真田の具足師』がある。
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