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インド・ダラムサラへ、チベットを求めて②
こんにちは!ダラムサラ旅行記Part2です。
前回の記事はこちら↓
いよいよインド・ダラムサラのカングラ空港に到着しました。
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迎えてくれたのは、チベット人の友達のおじさんであるLoche。
チベット僧の象徴であるえんじ色の服を着ていました。
私を見るなり、白いカターを首からかけてくれました。
カターとは、チベットの伝統的なスカーフ。5色あるのですが、一般的には白が使われ、お祝いのときに自分の首から相手の首にかけ、敬意を表します。実は私も一枚持っているので、持ってくればよかった…と後悔しました(-_-;)
このときはカターは回収され(笑)、帰るときに渡すねと言われました。
(実際、帰るときにくれるのかなと楽しみにしていたのですが、渡されませんでした。笑。多分普通に忘れていたのだと思います、まあ、また訪れた時に。)
カングラ空港からダラムサラの中心部までは、車で1時間かからないくらい。少し遠めです。
Locheの家で降り、部屋まで案内されました。
彼はチベット医学の学校の先生をしていて、スタッフ寮に住んでいます。
ちいさな一室ですが、ちゃんと仏教色あふれる部屋でした。
部屋に入るなり、すぐにお茶とお菓子を用意してくれました。
1週間のダラムサラ滞在でこの部屋に3回ほど入ったのですが、毎回温かいお茶とお菓子でもてなしてくれました。
チベット人は特におもてなし文化があるみたい。
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少し休んだあとは、Locheの原付バイクで、Mcloedganjというダライラマ法王のお寺がある中心エリアと、その先にある私の予約しているゲストハウスまで連れて行ってくれました。
ゲストハウスまでの道は、ひたすら上り坂。一本道でがたがたの道を駆け上っていくのですが、ガードレールがないのです。すぐ下は崖、という道を、なんの戸惑いもなく車やバイクが普通に通っていきます。
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その山から見える景色がきれいすぎて、恐怖はあまり感じず、ただただ魅了されていました。風を切りながら絶景を見れる、なんという幸せ…!!
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ゲストハウスに着くと、不愛想な兄ちゃんが出迎えてくれました。
いかにもインド人って感じ。
Locheは持ち前のフランクさで、「部屋を見せて」と私の部屋(女性ドミトリー)にもずかずかと入り込む。思ったより簡素で小汚い感じ、薄暗く治安も悪そうな印象でした。
Booking.comで1週間ここに予約をとっているけど、高くないし(1泊500円)、いいところが見つかったら移動しようと思っていました。
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Thrillomania Mcleodganjというゲストハウス。
ここに泊まっているのはわりとインド人が多かったです。(また、奇跡的に二人の日本人と出会いました)
また、ドミトリーに泊まっていると自然といろんな人と出会い、気づいたら1週間ここに泊まっていました。
ゲストハウスの醍醐味、安くてもいろんな人と出会える。それを体感した旅でもありました。
この日の晩御飯は、Locheのおすすめのチベット料理屋で。
トゥクパ(トマトベースのちゃんぽん的な)とパラタ。
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Locheといると、Locheの友達とめちゃくちゃ会いました。
友達は多くがチベット僧。実際、ダラムサラではそこら中でチベット僧がお茶してたり散歩して、談笑している。なんだこの平和な空間は。(てかこのお坊さんたちは仕事しているのか?というくらい昼間っからいます笑)
あのチベット僧がまちなかで見れるというだけでわくわくし、私の心まで穏やかになりました。仏教の力…?
そして夜になると、Mcloedganjの景色にさらに圧倒されるのでした。
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ダラムサラ初日でしたが、すぐにダラムサラに惚れました。
ここに1週間いれる幸せをかみしめて。
次回に続きます!(不定期更新)