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「逃げたい」と思わなくなったのは

「逃げたい」でも「逃げちゃダメだ」
「もう休みたい」でも「がんばらなきゃ」
「1人になりたい」でも「出かけられない」
それを、繰り返してた私。

最近は、「逃げたい」「休みたい」「1人になりたい」と、感じる頻度がすごく減っている。

それはなぜか?

逃げたい、休みたい、と思っていたその対象が、そもそも、「愛しいもの、おもしろいもの」に変わったからなのだった。

たとえば、子育て。
24時間休みがない。
と、思っていたが、そうなのだろうか。

休みがない、大変だ、
そういうふうに縛っていたのは、私なのだった。
(まわりのそういう意見を取り入れたのは、私なのだった。)

小さいことから、自分の願いを自分で叶える。
まわりに頼る。ゆだねる。そして、感謝する。
目の前のことに、心と身体を向けて、丁寧にとりくむ。

それをコツコツ繰り返すことで、
「逃げたい」と思わなくなったのだった。

見える景色が、どう変わったか。
その時に味わう感情が、どう変わったか。

「不安、こわい、申し訳ない」
それが、
「愛しくて、おもしろい」に変わった。

息子が泣くのが、とにかく嫌だった。
それが、
目の前で泣いている息子に、
寄り添いながら、可愛いなぁとニヤニヤできるようになった。

ママ!ママ!止まらない呼びかけに
(ママママママママうるさいな)と思っていたのが、
息子の表情に、伝えたい想いに、心と身体でしっかり向き合ってみると、
本当に愛しさとおもしろさ、しか、なくなった。

もちろん、
いつもそうではないのだけれど。(イライラもするよ、人間だもの)

逃げたい環境を、
愛しく面白い環境に、変えることができる。

その第一歩は、
「自分を大切にする」ということ。

自分の「本当の」想いに寄り添うことなのだった。