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神へのお願いの仕方

よく、神に祈る。去年まで2月に参拝していた「つば九郎神社」(沖縄県浦添市・浦添市民球場)では、絵馬も奉納した。

「初めてお目にかかる神様に、一方的にお願い事をするなんて、なんと図々しい!」という先人の教えを守り、手を合わせるときにはただ感謝の言葉を唱えている。

「いつもありがとうございます。これからも頑張ります」

「これからも」と「頑張ります」の間に、願を掛ける事柄を申し上げている。

試験に受かるように。結婚できるように。優勝できるように。

頑張りますので、どうか見守っていてください。

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神宮の守護神は今日、敗戦の責任投手になった。

3-3の同点。9回2アウトから3連続ヒットを許し、土壇場で2点ビハインド。その裏、攻撃は3人で終わってしまった。

ファンは石山泰稚を守護神として崇め、いつでも手を合わせ3アウトの時を待つ。今日もそうだった。

「お願い。勝たせて。たいち」

いや、違う。

「いつもありがとうございます。これからも “抑えられるように” “勝てるように” 頑張って応燕します」

だった。お願いの仕方を間違えてしまった。ごめんなさい。どうか、顔を上げてください。また神宮で会いましょう。

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悔しい。

R3.5.21 fri.
S 3ー5 DB
明治神宮野球場

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