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クラブツーリズム『講座付!モノクロヒコーキ写真入門 in 羽田空港』を実施してきました。

西新宿のクラブツーリズムにて90分の講座を行い、「ちょっとマニアックな話をし過ぎたかな」と反省をしつつも昼休憩はワイワイとヒコーキ談義をしながらランチをしてから羽田空港第3ターミナル展望デッキへと移動しました。

あいにくの雨に加えて、寒かったです。。

参加者の皆さまが風邪をひいては大変ですので、適宜ターミナル内で休息をとりながら撮影を楽しんでいただきました。

曇りや雨でも楽しめるのがモノクロームの魅力のひとつ

「モノクローム撮影時でのホワイトバランスは?」

「フィルター効果はどれを選択すれば良い?」

「どういったトーンで撮ればいいのか悩みます」

「どこか人物撮影に通づるものがありますね」

「今年の桜の撮影は苦労しますね」

など、いろいろな質問や会話が生まれるのも撮影ツアーの良いところですね。

ターミナル内はとにかく賑わっておりすっかりコロナ前以上にも活気を感じました
メリハリがない中で何をどう捉えるか
「汚天気」「糸冬了」と言い捨てる前にやれること、やりたいことはたくさんあります

ちょっと視程が良くなかったり靄っていたり、どん曇りだったり雨だったりを嘆き「汚天気」「糸冬了」と言い捨てて、写真の本当に醍醐味が詰まった曇りや雨、視程のよくない日に撮らない方もおられるようですが、「もったいないなぁ」と内心思っています。

そこはそれぞれの自由ですが、ヒコーキはいつどんな時でも飛んでいます。

そりゃあワタクシだって、快晴でのハイコントラスト下で撮りたいのは山々ですよ!

ところが撮影日にそうなることなんて続く訳がありませんから、どんな状況でも楽しめる状態でいた方が精神安定上も良い訳でして。

「どん曇りか。。。。」

ではなくて

「どん曇りならこれが狙えるぜ!!」

と発想するだけです。

格納庫での撮影はモノクロームの世界においては最高の舞台です
モノクロームの楽しみを知ると写真が格段に面白くなります

「訳もわからずモノクロームをアップしている人もいる状況だから、モノクローム推奨はやめた方がいい」

「モノクロームは難解だからやめておけ」

というご忠告もある方面からは受けております。

おっしゃる意味も意図もよく分かりますが、ワタクシは写真の深みや醍醐味、面白さをもっと追求していきたいので、このままモノクローム推進を今後も続けていきます!

写真の深みが感じられる手段として、モノクロームが最適だと思うからです。

トップライト大歓迎であります
ミリタリーは機体が白くない分、モノクローム向きかなとも感じます
色を捨てて、実は色をも追求していることに気がつきます

RAW +JPEGで撮影していますから、JPEGはモノクロームですが当然RAWからはカラー写真を作成できますからね。

実は写真の階調や、色に惑わされないで被写体と向き合い、テーマや狙いにも直結できるということも含めると、モノクロームでRAW +JPEGで撮影するというのは、一石二鳥だと思っています。

「いい調子(階調)か?」

結局は、この言葉が深くココロに刻まれていた、ということです。

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寒い中、遠方からもご参加いただきましてありがとうございました。

またこれからもいろいろなテーマの撮影ツアーでご一緒できれば幸いですし、魅力的な撮影ツアーを企画してまいりますので、クラブツーリズムの撮影ツアーを今後ともよろしくお願いいたします!


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