失恋乗り越えメソッド 後編
大失恋して絶望していた私が、最もつらかったはじめの1年半を救ってくれたメソッド。
それは「仮想好きな人」を作ること!と「新しい何か」を始めること!
大失恋すると、時間が余るのです。こんな時、時間が余るとろくなことを考えないです。
絶望している時は、忙しくするのが一番いいです。
「新しい何か」は、習い事が良かったです。
絶望している時間を、とりあえず毎週習い事に通うことで、ただ単に絶望していた時間にしない。
ふらふらと通っていただけだけど、数年したら、自分が変わってた、何か一つ得意なことができていた、ってなったら、あの時間無駄ではなかったなぁって思える。
一切運動経験がないに等しかった私は、近所で大人向けに格安でクラシックバレエを教えていると知り、始めてみました。
おかげで、体を動かす心地よさやクラシック音楽に癒される感覚を知ることができました。
この趣味はちょうど結婚するまで7年続きました。
別に結婚したらやめようなんて考えたことは全く一度もなかったのですが、本当にふと、やめてしまいました。
”始めた時の気持ちが成仏した”・・そういう感覚です。
あともう一つ大事なこと、「仮想好きな人」を作ること。
時間が余ってしまわないよう、アルバイトを掛け持ちしました。
新しいバイト先で、ちょっといいなぁ、って思う人ができて、その人を「仮想好きな人」という立場に格上げしましたw
ある意味むりくり「好きな人」に仕立て上げるのです。
でも、絶対告白をしたり付き合ったりはしません。
なぜなら「仮想好きな人」なので、その人がどんな性格で本当はどんな人なのか、知らなくていいのです。
で、好きな人がいると、学校も仕事もちょっと行くのが楽しみになりますよね?
そういう気持ちだけを享受させていただくのです!
私自身、ひどいメンタルの状態ですから、こんなメンタルで新しい恋愛なんてするべきでないと自覚がありました。
でも、絶対告白しないと決めている「片思い」って、実はとても嬉しいことだらけです。
今日彼から私に挨拶してくれた!
荷物運ぶの手伝ってくれた!
私のフルネーム知ってた!
今日声が変だよ、風邪ひいた?って言ってくれた!
なんて、いちいち嬉しいですw
絶望してる時期じゃないのかよ!ってつっこまれそうですが、
バイトの時間くらい、仮想好きな人に擬似片思いして、ドキドキすることはできます!
一人家に帰ると、現実に戻って、大きな真っ暗な孤独と悲しみの穴に落ちますけど。
告白しない、付き合わないって決めているから、彼が他の女の子と仲良くしていても、ちょっとは凹みつつ、そこまでダメージもないです。
実際、好きになって1年くらい後に知ったのですが、何年も付き合ってる彼女がいました。
でも、問題ないです。
私のように別れることなく、その彼女と幸せになってほしいな、と素直に思ってました。
なぜなら、この絶望の時期をその彼がいてくれたおかげで、バイトの時間は幸せな気持ちを味わわせてもらえたので、感謝しかなかったです。
「片思い」サイコーです!
ちなみに、その彼とは数年度、ひょんなきっかけで、友達になれました。
友達になって、わかったことは、彼は私が想像していたような人ではなかったので、もし、あの頃付き合ったとしても、すぐ別れていたでしょうねw
でも友達としては「いいやつ」です!
失恋中の方、よかったらお試しください!^^