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心がざわつく週末は、ジャングルの中に分け入り、柳川風を食らう。
シマ島の冬がはじまっています。
海が荒れて、船が来ません。船が来ないと、人もモノもやってきません。あと強くて冷たい風が海の塩を運んできて、車はまるで雪が降ったみたいに真っ白です。出かける前に、水で塩を洗い落とす、それが毎朝の日課(放置するとサビが回って大変)。
意外なことに、そういうシマ島の冬がわたしは嫌いじゃないのです。ただ、この時期は暇なのか、ウツウツしているせいなのかはわかりませんが、島民みんながネガティブになりがちで、この時期の話し合いはろくなことになりません。
この週末も、玉突き事故みたいな感じでよくわからない巻き添えをくって、よくわからない理由でよくわからない人に怒られました。
毎年この時期になると、こんな感じで気持ちがザワザワすることが多くて、シマ島がきらいになります。
こういうときは、野良仕事するのがいちばんですね。
土に触ると幸せホルモンのセロトニンが出るらしいのですが、確かに畑仕事をしていると、気持ちが落ち着いてくるのがわかります。
今日はさらにザビ男と山の中を歩いて、自然薯探し。ジャングルをかき分けて歩いていると、冒険気分でシンプルに楽しい。どこにむかっているのかわからない、道なき道は不安だから安らぎますね。
久しぶりに体を動かしてクタクタになったので、買い物に行く気にもなれず、これでよくないか、とザビ男がもらいもんの冷凍うなぎを出してきました。
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柳川風のふっくら蒸しに、錦糸玉子、たれたっぷりのごはん。疲れた体に、しみますなあ。
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