ジェダイ:フォールン・オーダー遊びました
フォールンダイナスティからのフォールンオーダー。
もうじき新作出るんで触りたかったタイトル。
プレイしたのはPS5版にアップグレードしたやつ。100円。
【雑感想】
魅力的なSF世界観に浸りながらのチャンバラアクション、全人類好きでしょ(主語全体化)。
OWが主になってる中こうして惑星間移動して旅するSFゲームも減ってきてるんで最近(?)の中では貴重なのかも、触れて見るとワクワク感たまらん。
ストーリーもわかりやすくキャラもしっかり好きに慣れて満足。
一方快適さの面はお世辞にも良いとは言えず不満大きめ。
ただこの不満点はじきにでる次回作でどう改善されるかな~という楽しみにできたし、魅力的な部分はバッチリ楽しめたから今の内に触っておいてよかった。
【トロフィーやプレイ時間】
プレイ時間 初回クリア24時間→トロコン36時間
ボリュームはだいぶ控えめ。
探索やらなくても進んじゃうタイプの人は2.3日あれば終わる。
本当にサラッとストーリー1周するだけなら10時間程度で終わるとか。
僕みたく新作前にとりあえず前作やっておきたい人もすぐ終わる。
時間から察せる通りプレイ時間の割にはトロフィーがなかなか面倒だった。
ほとんどの時間は収集系コンプ作業で、後述する探索面の不便さも相まって時間も手間もなかなかのものだった。
初回クリア時点で49%、探索もそこそこやったつもりだったけど繰り返しエリアを周るのがどうしても時間かかってプラチナの数値が低いのも頷ける。
一番頭に残ってるのは丁度スクショにもあるフィラックを蹴り返すトロフィー。
「蹴り返す」を相手の蹴りに反応して蹴りをするのかと思ってしまい30分近く粘って取れなかった。
実際は「蹴りを受けたら(任意の攻撃を避け)蹴りをし返す」でよかったらしい。動画見とけばよかった。
似たトロフィーの蹴りだけで敵を倒すのも結構苦労した。
どうしても蹴りじゃなくて素の攻撃が出ちゃってそのまま倒しちゃった回数は10回超えてたかな…入力が同じせいで誤爆が何回も起きてハンカチを嚙みしめること数十分。
プレイスタイル…は差が出るようなゲームじゃなかったからそこまで書くことがない。
プルからの一刺しが手軽かつ強くて後半は一生それ擦り続けるプレイ。
剣戟するよりもフォース使うシステムだって思って早い内に回復でフォースも全快するやつ取って暴れ回るジェダイと化してた。
あと気に入ってたのはライトセーバー・スロー、近接がメインのシステムゆえに遠距離攻撃手段を使う頻度は多かった。
【ゲーム難易度】
プレイしたのはジェダイ・マスター。
後で知ったけどこれが所謂難易度ハードだったらしい。本当?
3種全部半分だったんでこれがノーマルだと思って選んでしまった。
今思うと上から3番目なんだからそりゃハード扱いだよねこれ。
というわけで基本的にはハードでプレイした際の感想。
ぶっちゃけこれがノーマルだと思ってプレイして、それでも尚そこまで難しくはなかった。
雑魚戦はノーマルでもやってみたけど明らかに弱かったから元からノーマルでやってたら結構簡単だったかも。
初見はどう見ても雑魚から受けるダメージが大きくて(気づけよ)、システム慣れない内は何回も死んでたからさすがに最初からハード選択だと難しい…と思う。
まぁそれも最初だけで、当然ながらある程度進んだら対応できるようになってあんまり気にならなくなった。
更にもう一個下の難易度もあるし単純にスターウォーズ原作ゲームを遊びたい、世界観に浸りたいような人でも平気そうな感じはする。
なんかすごい曖昧な感想になってる気がするけどそんな感じです。そんな感じ。
【戦闘/探索システム】
ライトセーバーを用いての攻撃とパリィや、フォースを使った押し出し、引き寄せ等等をする戦闘システム。
ライトセーバーをブンブン振ってるだけでも楽しさがある。取り出した時のブゥンって音がめちゃくちゃ好き。
SEの話になっちゃうけどライトセーバーを振ってる音やパリィ音も気持ちよくて剣戟しててすごい気持ちよかった(小並)。
戦ってて楽しいシステムに気持ちいいSEが合わさってこうゆうのが好みな僕からするとかなり面白かった。
と言いつつも徐々に怯まない敵が多くて攻撃し続けることができないことに気づき、フォースを使っての行動が強力なこともあって行儀よくチャンバラしてたのは最初の辺だけだった。
正直ボス戦でもパリィするより回避挟んで後ろ回って攻撃した方がいいケースも沢山あってパリィがメインになるゲームバランスではなかったと思う。
ウォーロンの時も言ってたけど怯まない敵が多いとパリィしてもリターンが少なくて徐々に選択肢から外れちゃうんだなって。
システムじゃなくてバランスの問題だからなかなか難しい問題なんだと思う。
パリィ→攻撃がメインだとアクション性強めになって難易度上がりやすいし、魔法的要素(本作ならフォース)の有用性も薄まっちゃうしね。
最近近いシステムのものを触ったのもあって少し考えるところもあった(こっちのが古いゲームだけど)。
探索もまたフォースを使って物を押したり引いたりでギミック解除したり、相棒に手助けしてもらいながらロープを登ったり。
定番の引く、押す、動きを遅くする、を使分けて解き進めるもので直感的でわかりやすく難しいところもそんなになかった。
動く壁を押したあとスローかけてその先に登るやつは考えさせられたけど、1回その前例を見た以上その後ひっかかることはなくスムーズ進行。
特別な独自特徴はなかったけれどフォースを使ってバシバシ先に進んでいくのは楽しくて、世界観や景色、PS5であればグラもよかったので楽しく探索できた。
フォトモードが無かったのは残念、2019年はまだそんなに普及してなかった気がするからしゃあなし。
【ストーリーとキャラ】
※スターウォーズに関して詳しい人間ではありません
の記載をせざるを得ないぐらいの人。
当然知ってはいるけど観たのが昔すぎて内容は飛んでるしざっくり用語とか主になるキャラの名前憶えてた程度。
そんな状態でプレイし始めた結果案の定話がさっぱりわからず、手止めて軽く年表とか流れとか色々見てからやった。
とりあえずオーダー66がどんな出来事だったかを頭入れないとカルの立場やジェダイオーダー復興に関しての流れや想いがさっぱりわかんなかったんで要所だけは履修必須だと思う。
で、肝心のストーリーはざっくり言うと粛清の生き残りであるカルが自分を拾ってくれたシア、グリーズと一緒にジェダイオーダー復興のため旅に出るストーリー。
スターウォーズ自体のことをもっと知ってたらきっとより楽しめる部分はあったんだろうと思う部分はあるが、それでもわかりやすく面白いストーリーだった。
旅の目標が最初から明確に決まっていて、最終的に何をしてどこに行くのかもはっきりしてたおかげで話の流れがかなりわかりやすかった。
進むにつれて各々が抱えてる感情や過去も掘り下げてくれて(あまり明かさないシアは疑っちゃったけど)いい仲間たちになれた。
ボリュームが控えめな分短めに纏まってて1作目のストーリーとして十二分に楽しめたなと思う。
キャラに関しては兎にも角にもBD-1が可愛かった。
主人公のカルや暗い過去を持ったシアを押しのけてまで名前を挙げないといけない、あまりにも可愛い相棒。
電子音しか発さないロボットにも愛着が沸くタイプな僕は可愛く優秀な相棒であるBD-1と一緒に旅ができてとても有意義な時間が過ごせた。ラチェット&クランク。
こっちからすると電子音しか聞こえないが作中キャラたちは何を言ってるか伝わってるらしい。
実際何を言ってたのかは気になるけど何も伝わらないからこそ良さもある、これもまたいい。
勿論カルのことも旅が進むにつれて好きになって好印象の青年だった。
一緒に旅をする船員たちとも仲間、というより家族のような存在になっていって和んだ。
これもまた次回作へと続く関係性と思うと楽しみが増える。
早くまたBD-1に会いたい。
【同じ惑星の往復と探索の不便さ】
不満点コーナー。
本作の舞台となる主な惑星はボガーノ、ゼフォ、キャッシーク、ダソミア、の4つと少なめ。
ストーリー都合もあり行ったことがある惑星の行き来がほとんどで、ストーリー進行に合わせて進行不可だった場所に行く程度だった。
同じ場所を往復するのは構わないのだが、とにかく一番面倒だったのがファストトラベル(FT)ができないこと。
そのせいで探索済みの道を徒歩等で移動して奥の目的地に行く必要があり、更に船に戻るための帰り道すらも移動が必要だった。
探索自体はグラフィックや世界観の良さもあり楽しめた半面、強制的に同じ道を歩かされるのは手間で仕方なかった。
1惑星毎のマップが広めなのも相性が悪く、ゼフォに至っては奥の奥の霊廟2ヵ所を往復するハメになっていてストーリー上の体験としてあまり良いとは言えない。
ショトカは沢山あって役に立ってくれてはいたもののある程度道をショートカットしたとしても奥に行くにはそれ相応の移動が必要で大幅なショトカはほとんどなかった。
せっかく中継地点の瞑想場所があったのにそれが活かされてなかったのは本当に惜しい。
ここはきっと次回作で改善間違いなしだと思う。というかなんとかしてくれ。
トロコン作業がかなり長丁場だったのもFTができなかったせい。
全ての惑星の大半の道を再度歩かないといけなくて発見すべき物はそれほど多くなかったのに時間と手間だけは積み重なっていた。
こっちもゼフォの霊廟往復がめちゃくちゃめんどくさくて探索終わったら帰してくれと何回思ったことか……
FTがないとしてもせめて船には戻してほしかった。
【ロードの長さ】
長い、2019年のゲームだとしても長い。
初めにボガーノに来てチュートリアルをこなす中で死んだ時に20秒近くロードが入って思わず「え?PS5版だよな?」と口に出てしまうくらいには長かった。
恒例の序盤に配置されてる強敵に回復が使用可能になるチュートリアルが入る前に挑み、勝ってきたが、死ぬ度にスマホをいじる時間があるレベルのロードが入るのはさすがにどうかと思った。
難易度はそこそこと言ったまでもそれなりにリトライをするゲーム性にしてはロードが長すぎる。
しかもPS5版なのにこれである。場所によってロード時間に差がある点もなんとも…
ここもまた次回作で改善間違いなしな点。PS4も切ってるし絶対爆速になってる、はず。
【あとがき】
感想書きながら思い返してみるとストーリーの良さは強い魅力だったなと。
戦闘面はリトライの際のロード時間が長い、探索面はFTがなく不便、とそれぞれ致命的な欠点があったけれどストーリーに関しては特別不満もなく、内容が短めだったのもサッとできるということで良い点とも言える。
1作目でもあるんで2作目のサバイバーをやった後だとまた感想は変わるのかもしれない。
その時にはこの感想を見返した後に今度は2作目の感想を書いておきたい。
ぶっちゃけ2作目に引き継がれる要素(システムやキャラクター)が不満点にならなかったの幸いだった。
そこを好きになれなかったら新作を待っている今の時間の気分も間違いなく変わってた。
実際今抱いてる気持ちは「次世代機になった新作早く遊びて~~」と「前作のフィードバックからどれだけ不満点解消されてるかな?」の2つ、次回作を待つ状態としてはかなり良好。
とにかく来週の新作が楽しみ。本作から5年後らしいんでそれぞれの成長や今後のストーリー展開等も期待。
【謎動画コーナー】
「ノーコン帝国兵」
「自爆する帝国兵」
「僕の移動が下手クソすぎて何度も同じ内容を話してくれるセカンドシスター」
「落下致命()」
「お前を倒してやる、余所者(バタバタバタバタ)」
「目を離した隙に謎の挙動をしだすカル」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?