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安心できる家族も、理解ある彼くんもいない人間は、誰に甘えれば良いのか?

割引あり

人間というものは、ある程度以上甘えなければ生きられない設計の生き物だ。なのに、正しく愛する能力のない親の元に生まれてしまうと、「甘え」を十分に摂取できないまま社会に放り出されてしまう。

社会生活を円滑に営むためには、十分な甘え経験が必要である。なのに、探しても探しても、恵まれなかった人間向けの「甘え」源が見当たらない。

では、安心して居られる家族も、理解ある彼くんもいない人間は、誰に甘えれば良いのか?

ずっと抱いてきたこの切実な問いに対して、かなり建設的な解が出た気がするので、知見を書き残しておく。
わたしには安心して居られる家族も理解ある彼くんもいないが、現在わたしの甘え欲はだいぶ満たされており、情緒もかなり安定してきている。

なお、ここでいう甘え欲とは、
・「本来母親に与えてもらえるはずだった、温かさで包まれるような気持ちを無償で与えて欲しい
・「くだらない相談を通じて情緒のケアをしてほしい
といったものを指す。

1.対人編:人間関係に甘えることの難しさ

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3,751字

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