仕事キャリアドック
セルフキャリアドックという企業の従業員の活力を引き出し、企業の成長へつなげるための取り組みがあります。
厚労省の「セルフキャリアドック導入の方針と展開」で、セルフキャリアドックとは、企業がその人材育成ビジョン・方針に基づき、キャリアコンサルティング面談と多様なキャリア研修などと組み合わせて、体系的・定期的に従業員の支援を実施し、従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な取り組み、また、そのための企業内の「仕組み」のこと。
と書かれています。
いま、私は企業内(自社内)のある部門の仕事のモチベーションをあげる、仕事活性化の取り組みとして、仕事キャリアドックと称して独自のセルフキャリアドックを行っています。
セルフキャリアドックといっても、各人のキャリアに目を向けるというより、仕事(現在の業務)のモチベーションに特化した内容で、研修(くるま座)、1on1を実施、部門内への提言をまとめています。
仕事のモチベーションをあげる要素で
①自ら決める
②評価される
③仲間と働く
の3つが大切と言われます。
これは1on1をおこなったほぼ全員に当てはまりました。
「これまでの仕事で一番印象に残った仕事は?」
という質問に
「苦労はしたが、一人ではなく仲間と協力してやった仕事が一番印象深い」
という答えが一番多いです。
「これからさらにモチベーション高く仕事するには何が必要ですか?」
という問いに
「インセンティブがほしい、金銭的なものももちろんだが、仲間から評価称賛されることにやりがいを感じる」
そして
「自らの裁量できめられること、自ら進んで取り組んだ案件には愛着をもって粘り強くあたれる」のです。
このモチベーションをあげる3つのことを
現状よりよくするための組織への提言に繋げました。
①まず打席に立とう、バットを振ろう
②手をあげて自らチームに入ろう、たくさんのチームが日常的に出来るようにしよう
③今の仕事の枠を超えよう、今の組織の枠を超えてみよう、枠を外そう
④情報(DATA)を行動に変えよう、日々入力している情報を、集める貯めるのではなく、即行動に移せるDATAのインプットとアウトプットにしよう
⑤機動的アジャイルなチーム編成(Noから入らない、まずNext Acition
からスピーディにやってみる、共感→共有→実践→反復を繰り返す)
このような取り組みが、組織を活性化する第一歩です。
「仕事の壁をこえる自己成長マトリックス戦略」の第一章を、ごきげんビジネス出版さんのnoteにて公開されています。
https://note.com/gokigenbook/n/n746a21ca53dd