パラレルワールド(人はどの世界を生きるか、現実世界、並行世界、仮想現実)
この世界のどこかにに扉があって
その扉をあけるとある違う世界がある
パラレルワールド
ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)
並行世界、並行宇宙、並行時空
この夏、宮崎駿監督の映画『君たちはどう生きるか』を見ました。
これもパラレルワールドを描いています。
SF、映画の世界では
タイムトラベルも含めて数多くの作品があります。
『バックトゥザフューチャー』
『マトリックス』
・・・
数えだしたらきりがないですね。
新海誠監督の『君の名は』もそうです
東野圭吾さんの小説『パラレルワールドラブストリー』もそうです。(映画にもなりました)
この二つの作品で最初の出会いの、交差する電車の窓で見つめ合う二人の姿が印象に残っています。
このシーンは、私も実体験であります。実際は勘違い、妄想だったと思いますが、確かにあるのです。
このパラレルワールドについては、創造の世界だけでなく物理学(量子力学)の世界でも理論的可能性を研究されています。
現実の世界とは違う現実の世界の物語は面白い
誰もが、どこかでそういう世界がないかと
願っている
仮想現実(メタバース)が流行るのも、人間心理で別の世界への願望があるからでしょう。
映画『君はたちはどう生きるか』では<ネタばれあります>
主人公は、最後に別世界から、現実(太平洋戦争後の日本)の世界にもどります。
パラレルワールドを描いた物語は、主人公が何か(誰か)を探して別世界の冒険に出かけます、そこでいろんな障害に合いながらも、仲間を得て乗り越え成長し元の世界に帰っていくという物語が多いです。
そこに別世界の誘惑(その世界が天国で、現実の世界は未熟でつまらない世界である)がありながら、それを断ち切って現実の世界にもどるというストーリーです。
それは、人は皆本当のところは、しんどくても今の世界で生きることを望んでいるのだと思います。
だからパラレルワールドの物語を好んで楽しむのではないでしょうか。