上を向いて歩こう(上を向くだけで元気になる)
サントリーBOSS CM
最近趣向が変わったようですが、サントリーの缶コーヒーボスのCMが好きです。
最も印象に残ったのが、東日本大震災後総勢71人の芸能人を起用し、坂本九の名曲「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」を歌い上げるCMは、見ている聴いているだけで心を打たれました。
このCMに出演されていた仲本工事さん、萩原健一さん、竹内結子さん、笠浩二さんらがお亡くなりになっています。
もちろん10年以上経っていますので、その間にはいろいろな出来事が起こります。
その間、このCMでは俳優のトミー・リー・ジョーンズ演じる宇宙人が地球を探索し、働く人を観察していく際のコメントが印象に残ります。
『この惑星の住人は上を向くだけで元気になれる
山を見ればトンネルを掘る
川を見れば橋を架ける
自ら壁を見つけてはそれを乗り越えようとする
いったいどこへ向かおうとしているのだろうか
・・・
だだ、この惑星の達成感は癖になる
このろくでもないすばらしき世界』
地道に働く人にエールを送るメッセージが伝わってきます。
決して、華やかな世界で働く人ではない、地味な仕事、ひたむきに働く人、必死に働く人にエールを送っています。
珈琲という相棒
個人的に言うと私は普段缶コーヒーは飲みません。カフェで飲むコーヒーが好きです。
ほっと一息は、サードプレイス(自宅や職場以外の心地よい第3の場所)で飲むコーヒーが好きです。
だだ、忙しくしているときは、ほんのひとときの缶コーヒーでほっとします。(今はコンビニのコーヒーがおいしいですね)
スタバをはじめカフェはCMを流していませんね。そこで勝負はしていないということです。
コーヒーはいろいろな形で働く人に寄り添っています。
サントリーBOSSのCMコンセプトは「働く人の相棒」と言います。
スタバはサードプレイスというコンセプトで働く人を応援しています。
昭和の喫茶店も実は、仕事中の喫煙場所や商談の合間の打ち合わせ場所や待ち合わせ場所として働く人を支えていました。
もちろん珈琲を飲まない人もおられますし、人それそれ違いますが、珈琲は間違いなく時代が変わっても私のそばに居てくれました。
なぜか、珈琲を飲んで空を見上げる、上を向くと元気になるのです。