読みオワタ『世界でいちばん透きとおった物語』杉井光
何かの読書系ブログで紹介されてたのかまったく記憶がないがともかく欲しいものリストに入っていたのでプライムデーセールでコウタ。コウとき「電子書籍化不可能!」みたいな煽りをみて「さては●●かな?」と予想していざ届いた紙媒体には物理的に"細工"が施された様子はなくコレは予想は外れたかと思いつつ帯に「衝撃のラスト」みたいな煽りがあって「映画でもなんでもその文句はマジ萎えるってさんざん不評を買ってるんだからヤメーヤなーにが衝撃のラストじゃ!叙述トリックか?メタフィクションか?こちとらその他もろもろ実験小説のタグイいろいろ知っとんひんかかってこいや!」と最後まで読んだら「さては●●かな?」は的中でしたガハハ!仕掛けのその2半分くらい読み進めたところでおっとこれはと気づき始め仕掛けのその3は……それはまだ……混沌の中。それが……ドロヘドロ!
読了後は紙媒体を利用した仕掛けに「オースゲー」って気持ちでぜんぶ上書きされちゃいがちだけどそれに至る過程すなわちメインストーリーも巧みな緩急とスピード感でぐいぐい読み進めさせる推進力あって助かる。そのこらへんの二重性というかホニャラカについては…… ""読み終わった人と対談しよ!"" お電話お待ちしております!ゼロキューゼロ嘔吐ゲロゲロ、ゼロキューゼロ嘔吐ゲロゲロまでお掛け間違いにご注意ください。
ソンジャーネ
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