オートアライアンス

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  • オートアライアンス・カタログ

    オートアライアンスにて取り扱っている整備工具、整備システムのカタログを掲載しています。

  • 【書き起こし】オートアライアンス・チャンネル

    オートアライアンス・チャンネルのセミナー書き起こしを掲載しています。

  • カーアフターマーケット大変革時代を生き抜く!

    • 7本

    クルマの進化によって、私たちはどのような未来に向かうのだろう。いつの時代も、モビリティの発達は、人と社会に新しいつながりが生みだし、大きな可能性の広がりを私たちにもたらしました。変革期を迎えているカーアフターマーケットにおいて、車社会の維持・発展に努めてきた私たち一人ひとりが、より良いモビリティのカタチを思い描き、時代を変える起点となることが求められています。私たちオートアライアンスは、皆様と一緒に次世代モビリティ社会の実現に向けたチャレンジをしていきたいと思います。

最近の記事

【書き起こし】国内初!一般向けEDR/CDR(事故データ抽出・解析)セミナー [オートアライアンス・チャンネル]

国内初となる、一般向けEDR/CDR(事故データ抽出・解析)セミナー。政府が自動運転車への装着義務化を検討しているEDR(イベントデーターレコーダー)のデータ読取装置のクラッシュデータ・リトリーバル(CDR)。そのCDRの国内の第一人者とも言われるCDRジャパン株式会社ブリッジ 代表 藤田隆之氏とCDRのアジアパシフィックの責任者をされているボッシュ株式会社 セクション・マネージャー 里 廉太郎 氏をお迎えし、今話題の先進運転支援システム搭載車に関するエーダスビジネス最前線に

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      オートアライアンス・カタログ 2018.05版

      • VR技術が塗装業界にも! VR塗装シミュレーターの活用メリットとは?

        フェイスブックが新サービスを発表する「F8 2018」でもVR(仮想現実)の本命マシン「Oculus Go(VR一体型ヘッドセット)」の市場投入が発表されるなど、スマホの次のトレンドとも言われているVRがいよいよキャズムを越える日が近いのではとの話にも現実味が帯びてきました。 そのような中、教育機関向けのVRの導入を中国が世界に先駆けて始めるなど、教育でのVR導入も注目を集め始めています。 また、今年の国際オートアフターマーケットEXPO2018(IAAE2018)に初め

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          【書き起こし】3/3 知らないでは済まない!?エーミング [オートアライアンス・チェンネル]

          【エーミング動画】インターサポート様より、『B.P作業におけるスキャンツールの必要性(カメラ・レーダーのエーミング)』という内容で、業界の最新情報をお話いただきました。 講師:インターサポート 制作:オートアライアンス 保険屋さん・アジャスターさんに対してはこういった調整作業・校正作業が完了しました、という画面とか、あるいはそれと車輌と一緒に撮る風景なんかで請求という風にはなるんですけれども、実際カーオーナー様にお返しするにあたってきちんと動作しますよとか、こういった走行テストをして確認してくださいとなっております。 これがトヨタさんのアルファードのやつなので、普通に走ってきけばOKというぐらいなんですけど、先ほどのスバルさんのアイサイトとかですね、走行テスト兼追加学習となっています。 スキャンツール、診断機を繋いだまま走っていただいて、データ表示の学習状態みたいな項目がどう変わるのかを見ながら、規程の数値になったら走行学習完了というふうになってますので、上手く信号ばっかで、例えば小倉や北九州の街中でうまくスピードが出ない、走り出したらすぐ信号で止まっちゃう、というところだと当然、走行テストも時間がかかったりということがあったりします。 これが一応、走行テストの要領が2ページにわたって載っています。 去年の夏、お客さんから聞いた話ですが、まだうちのところでターゲットが無いから、こういった車をディーラーさんとか外注に出しました。返ってきて、当然出来たと思って確認しないでカーオーナーさんにお返ししたら、何とも音がしないんだけどと、1週間も経たずに再入庫して、見た感じなんにもない、よく見たらインパネの端っこにちっちゃいランプがついていたらしいんですよ。 もう一回「何かついてるんだけど」とディーラーさんに出して、結論から申しますとその車輌はこういった調整・校正の作業が最後まで行われていなかったということがあったらしいです。 当然新しいシステムになってきます。皆さんが鈑金屋さんに対してどうやって売り込もうかなというのと同じように、鈑金屋さんあるいはディーラーさんもまだまだ作業に不慣れな面があったりします。 なので、ディーラーさんごとにこういう作業をやってなくて場所によっては本部でだけやるとか、あるいは本部に専任としてやる人がいて、その人が各工場を回ってやる。 これがディーラーさんにお願いすると、1週間、長ければ2週間待たされてしまう、といった原因にもなるんですけれども、同時に現在お返しするにあたって外注に出したものであっても、テストをして、動作を確認してからお返ししてください。 商売に繋がる話とはまた別のところになるんですけれども、車をきっちり安全にお返しすると言う点ではどこに出したものであっても自分のところでお返しする前にやってあげるのがいいと思います。 これからの車、例えばブラインドスポットのモニターであったり、アラウンドビューのカメラであったり、増えていく一方ではあるんですけど、これから減っていくと言うことはないので。 どうしても調整・校正をする作業内容、やり方等は変わっていくことはあるかと思うんですけれども、減ることとはないので、こういった風に、今現在、色々ついているものがどんどん搭載量がですね、今この必要な作業と言うのが前方を中心に記入しているんですけれども、実際はブラインドスポットのモニターであっても、交換した後、学習が必要であったり、それによっても、専用のターゲットが必要だったりします。 G-scanですね、こんな感じでいろんなものに対応してます。 こんな感じで、ホンダさんのホンダセンシングと言われながらもですね、途中で同じ名前だけどシステムが変わっていって、ちょっとやり方が変わっていったり、トヨタさんでもこういった感じであるんですけれども、実際には今は30のアルファードやベルファイアなんかでは、別のナイトビューというシステム、赤外線カメラなんかがあったり、どうしても新しいシステムなんかはメーカーさんとおっかけっこになってきます。 弊社であっても他社さんであっても、当然そういったものの開発が車輌が発売してから開発を始めるということで致し方ない部分があるんですけれども、整備屋さんでしたら3年の車検と、最近なんか2年それから延長保証がついて5年間ディーラーさんに入り続けて、それから後のが来るから、来るまでは開発の、比較的それでも良かった部分が多かったんですけど、やっぱりこういった新しいシステムがどんどん付いてきていますので、弊社の開発も頑張ってやっております。 最後ですね。結論から申しまして、こういったスキャンツールだけじゃなくて、ターゲットと、ターゲットを反射させるターゲットリフレクターと、必要な場所と、車ごとに数値を打ち込んだりというものがあるんですけれども、それは車輌ごとに違うので、作業手順書(整備書)が必要になってきます。 弊社であればそのうちの、整備書とか確認するものはサポートセンターからお出しさせていただきますよ、というのがあるんです。 鈑金と整備を兼業でやっていればFAINES加入してるから大丈夫、というところもあるんですけれども、鈑金専業でやられてるところは、FAINESは日専連のほうでやってたりしていますので、振興会に入っていないんだとかになると、他社さんであればワーズインクさんがトータルリペアソリューションとかやっていたりするかと思うんですけれども、あるいは損保会社さんでやってるエアジェイとかのサービスであったり、ああいった何かしらのサービスを受けて、こういったものを揃えてやっていくことが必要になってきます。 実は、一番大事なのは下の注意のところになります。 エーミング調整・校正作業というのがですね、車輌に搭載されているカメラ・レーダーのセンサーと、ターゲットの置いてある、距離・高さ・ターゲットサイズなどの情報を車輌のコンピューターに記憶させる作業というのになってきますので、ちょっとくらいターゲットがずれていても、ちょっとくらい水平じゃなくても、言ってしまえばアライメントが狂っている状況であっても、スキャンツールの画面上、調整・校正作業が完了します。 もちろん、だからといっていい加減にやっていいですよというわけではありません。当たり前です。 そういった全体を正常に直す作業ではないので、整備要領・作業要領通りにきちんとやって、きちんと走行テストもやっていただいて、うちで直したんだから当然大丈夫と言えるような状態をつくるようにしてください。 加えて、エーミングは衝突安全、車輌の制動等保証するものでもない。 先ほど言ったように、カメラであれば逆光が眩しければとか、レーダー系でしたら、人とかうまく反射してこないとか、認識できないことはあります。 どうしても、今のCMとか見ていただいてもですね、ぶつからない車と言いながら下のほうに米印で「絶対ぶつからないことを保証するものではありません」と書いてあったりとか、同様にぶつからないものというものは無いんですけれども、どうしても車に乗ってるカーオーナーさんはぶつからない車に乗ってるんだという安心感をもちながら、安心感だけだったらいいんですけど、それが漫然運転に繋がる人が結構いらっしゃる見たいです。 なのでぶつからない車と言いながら、工場に入庫する車輌というものが今だに結構あったりすると。 もちろん以前よりかは減っている。特にスバルさんなんかは前方の事故でぶつかって入ってくる車は減っているということはあるんですけれども、どうしてもぶつからないわけじゃないですし、何かあって漫然運転してぶつかったときにあなたのせいになっちゃうので、それはそれでちゃんと安全運転をしてくださいね、ぶつかってもうちの作業はこれだけきちんとやっていますから、うちのせいじゃないんですよ、ということを乗り主さんにも分かっていただいて、外注であれば外注元の人に説明をしていただくように、ディーラーさんは新車販売時にはおっしゃってるらしいんですけど、これから中古車とかでもそういった車が出回ってきて広まってきますので、なかなか買ったところが言っているか言ってないか、という場面もあったりしますので、そういうところをお伝え頂くというのが大事になってきます。 + ▼エーミングに必要な工具と作業環境の条件はこちらかご覧ください。 https://note.mu/autoalliance/n/nb6fba16636c7 ▼エーミングセミナー(動画) 第一話 https://youtu.be/sy8afbf0Ato 第二話 https://youtu.be/892zgJWZ69o 第三話 https://youtu.be/IPrWfwjuluc ▼講演ログ 第一話 https://logl.net/617 第二話 https://logl.net/625 第三話 https://logl.net/632

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          【書き起こし】2/3 知らないでは済まない!?エーミング [オートアライアンス・チェンネル]

          【エーミング動画】インターサポート様より、『B.P作業におけるスキャンツールの必要性(カメラ・レーダーのエーミング)』という内容で、業界の最新情報をお話いただきました。 講師:インターサポート 制作:オートアライアンス 自動運転のレベルにもよるんですけれど、今取り組みを見ていただいて、今現在走ってる車をカメラとかレーダーとか呼ばれる部分で、主に衝突安全でお役立ちしているシステムが3つあります。 先ほどの自動運転のレベルが進んでいくのにしたがって、このシステム、仕組みがこれから変わっていってしまう恐れがあります、というのを頭の片隅に留めていただいて、それはそれで今現在入ってくる車を直してあげるためには、こういったところに技術的に対応してあげる。 あるいは、カーオーナーさんに説明するために、鈑金屋さん、整備屋さん、皆さんが知っておかなければいけないことというのがこういうふう(資料参照)になってきています。 上から赤外線のレーザーレーダー、真ん中がミリ波レーダー、一番下が単眼(一つ)・複眼(二つ三つ)のカメラ、となっております。 それから、それぞれ装着にあたってメリット、デメリットがあります。 そして、走っていく上でそれが衝突安全の役に立つ立たないといった意味での、条件的なメリット・デメリットがございますのでご説明していきたいと思います。 一番上が赤外線のレーザーレーダー、こちらが簡易型のシステムとも言われています。 なぜ簡易型なのかというと、ひとつが障害物の検知距離、レーザーが飛んで上手く跳ね返ってくることが出来る距離、というのが車輌前方約8m~10mしか届きません。届いて、無事に返ってきてくれない。 当然その距離で感知して跳ね返ってきて、それからブレーキが間に合うということが必要になりますので、作動速度の上限が時速30キロ以下になります。 それより早いと「あ、対象物だ」と赤外線が感知して、それによってブレーキ操作をしても間に合わずに、衝突軽減、被害軽減には繋がるとは思うんですけど、ということになります。 なので、検知する距離と速度の上限が低めになっています。 簡易型と呼ばれるもうひとつの理由が、装着にあたってのコストが安いです。 大体10万円しないで今となってはもう、車に搭載することが出来る。 ですので、昔だったらオプション装備だったのが、純正で選ばずにつくとかということが増えてきたりしています。 赤外線のレーザーレーダーと、その下のミリ波レーダーですね、共に車輌の前方から物を飛ばして、それが跳ね返ってくるというのを検知するシステムとなっておりますので、歩行者、自転車または街路樹といったきちっと反射して返ってきにくいものを全く認識しないとは言いませんが認識をしにくい。 例えば横断歩道を渡る歩行者に対して、うまく跳ね返ってこない、検知ができない、ということで、そのままブレーキ操作をかけないでいってしまう、ということが起こりえます。 二番目のミリ波レーダー、ミリ波って何でしょう? 携帯電話で受信するWi-Fiとか、あるいはFMのラジオとか、ああいったラジオ波と呼ばれるものもミリ波に含まれます。 その中での周波数帯、2.4ギガとか5ギガとか、Wi-Fiとかだと聞いたことがあるかと思うんですけれども、そういったものを使って車輌の前方から飛ばす、それがミリ波を用いたレーダーと言うことになります。 当然、今お話したようなものを飛ばすので、8m~10mとかの赤外線のレーザーレーダーとは違って、100m、200m車輌の前方まで飛んでいきます。 ですので、先ほどお話させていただきました、アクセル・ブレーキの操作を踏まなくても、高速道路で前方車輌との車間距離をキープしてついていきますよ、というものにミリ波レーダーが主となって使われています。 当然、雨の日にラジオの入りが多少悪くなっても全く途切れてしまうことが無いように、天気に対しての抵抗がミリ波レーダーは非常に高いです。 晴れていようが雨が降っていようが、少し飛びの距離が悪くなることはありますが、比較的まっすぐ飛んでいきますので、天候に対する、あるいは夜に対する距離の低下が少ないというふうになっております。 じゃあ、悪天候で飛びが悪くなる、あるいは昼と夜で精度の差が出る、そんなシステムがあるんですか?というのが下の単眼・複数のカメラになります。 こちらはどのような原理で衝突に対してブロックするのか。 まず皆さんが見ている目、右目と左目が付いていると思うんですけれども、それを用いて、それが車のウインドウガラスについていて、常に前方を監視していて、何かターゲットがあるとそれに対して衝突安全の行動をする、急ブレーキを踏むだとか、というふうに認識していただけるとわかりやすいのかなと思います。 当然、人の目で見るので、先ほどの飛んだものがターゲットに当って跳ね返ってくるというものとは違いますので、歩行者とか自転車とか、大人であろうが子供であろうが、きっちり認識してくれやすいという見方ですね。そういったものに対して衝突の被害を食い止めることができる。 ただし、自分の目と同じと言うことになりますので、やっぱり運転していて朝日や夕日が眩しい、そういう時前が見づらい、サンバイザーをおろすとか、サングラスをかけるとか、されるかと思うんですけれども。 同様に雨風が強い、天気が悪い、台風が来てる、といった時だったら見にくくなってしまう。昼に比べて街頭が少ない夜とか、真っ暗な道を走っていると、飛び出てくる歩行者が見づらい。自分が見づらいと思っているとき、カメラも同様にみづらいと思っています。 なのでそういうとき、上手く適応できずに衝突してしまう危険性が高まる。カメラが上手く作動しない、ということが増えていきます。 単眼に比べて複眼のカメラは、より安全性を高めていますと言うモデルもありますという言い方なんですけれども、何で二つのほうが安全なんですかということですが、単純に片目で見るより両目で見たほうが対象物の距離感、片目でここにこれがある、両目であるというのがしっかり視差、視野の差ですね、それを利用して対象物までの距離感をしっかり見ますので、アイサイトなどぶつかる危険がより少ないとか言われて、実際鈑金屋さんでも入庫する数も減っているらしいんですけれども、そういうことが原因としてあるらしいです。 カメラも、今現在どんどん技術革新が進んでいます。赤外線機能搭載して、夜も対象物が見えますよ、と言うカメラが出てきたり。 単眼より複眼のほうが安全性を高めてますと言いましたが、まだ純正の取り付けがないんですけれども、これから、今だと車外も外付けカメラでつけていたりとか。これから純正が進んでくるモービルアイと言うイスラエルのほうの会社のカメラが単眼であっても複眼のカメラより安全性がより高い、というモデルが出てきたり、そういったものに関して、また変わっていくということが言われています。 今お話させていただいたように、カメラとレーダー、それぞれ欠点があったりしますので、今、どちらかというと主流となっているのがカメラに対して、加えてミリ波や赤外線のカメラを組み合わせて使うと言ったようなシステムが主流になっています。 トヨタさんのセーフティセンスと呼ばれるものであったり、ホンダさんのホンダセンシングと呼ばれるものが代表的かと思いますが、スマートアシストも2以降組み合わせになっていたり、三菱さんもAIアシスタントと言う名前でカメラとレーダーの組み合わせで搭載されていたりします。 スキャンツールを中心にしてお話をしてきましたが、調整・校正作業をやっていくにあたって、メーカー純正のSSTあるいは専用工具と呼ばれるものが必要になってきます。 診断機買ったからこれでもう調整作業は出来るんだろうなということも言われますが、いいえまだ出来ません。これが必要です、というお話もしなければなりません。 基本的に、カメラであれば対象物を見る、その対象物が車輌の前方のどこにあります、という情報を車のコンピューターに覚えこませると共に、こういったトヨタさんのカメラ調整用ターゲットですと、白黒の市松模様のような紙の部分ですね、ここを見てあげて、あ、あれがターゲットだ。あれが3mの距離なんだな。というふうに認識したりする。 隣においてあるのがプリウスなどでミリ波レーダーの調整用のターゲットですね。カメラと同じような棒の上に三角形の、アルミ製の三角錐のやつを置いて、そこに対してミリ波レーダーを飛ばして上手く返ってくることを検知して、ゼロ点の調整みたいな感じで、ちゃんとあそこが正面だと認識をしていただくといった作業になってきます。 例えば、これがトヨタさんだったら、この立てる棒が1万何千円に、三角形のものも1万数千円で、合わせて3万円くらいで買えるんですけれども、メーカーさんによって当然値段が変わってきます。 じゃあ診断機買ったよ、ターゲットも買ったよ、これでいいんだろう?というところで最後にして最大の問題が出てきます、場所です。 例として、プリウスでフロントカメラを調整する場合、となっているんですけれども、まず車を置くスペースに加えて車輌の前方3m×3mの何も無いスペースを用意してください、となっています。 車輌の後端、前端、及び車輌前方2.2mのところで水準器を用いて水平度合いを確認してください、となっています。 これが車輌によっては例えばプリウスのカメラではなくて、ミリ波レーダーも調整の場合ですね、車輌前方で必要な距離が5m×6mであったりとかしますので、車によって必要なスペースと言うのは変わってきます。 なので、最大であるとしたら車輌から含めて11mくらいまっすぐなところ、そしてカメラだとないんですけれども、レーダーだと当然金属で反射するようなものになっておりますので、足場に金属面が無いとかいった、いろいろな指定が書かれていたり、メーカーごとにあったりします。 車検のラインとかがしっかりあれば、水平も大体あってるでしょうし、床面も大体いいと思うんですけれども、鈑金工場さんで、場所によっては広くないところでぎりぎりのスペースでやってらっしゃる工場さんもあったりしますので、正直BSサミットさんとに入られているような工場さんでも、うちはこれだけの場所とれないないと、おっしゃっられている方もいらっしゃいました。 中には場所が取れないので、駐車場と言いますか、入口ですね、半分車を外に出して半分だけ中に入れて、車輌前方スペースを確保するとか、そういうふうにやられてる工場さんもあったりします。 一例として、カメラの場合の注意事項というものがございます。 測定は室内で行う。 測定は無風の場所で行う。 調整はできるだけ明るい場所で行う。 タイヤ空気圧を正規に調整する。 ウインドウガラスを清掃する。 ということが書いてあったりします。 注意事項も、カメラなのかレーダーなのか、はたまたメーカーごとにちょっとずつ違ってきますので、そのへんは、作業要領を実作業の時に、工場の方に見ていただいてからやってください、となるかと思いますが、代表的な感じで覚えといていただければと思います。 カメラですので、先ほどお話したように、逆光の状態になってしまうと全く見にくいです、というのがあるので、測定は室内で行って、太陽の影響が無いように行ってください。 測定は無風の場所で行う。先ほどのターゲット、木の棒にダンボールに貼り付けた紙をぺたっとやるくらいになりますので、風が強かったらターゲットがぐらぐら動く。挙句もうちょっと吹くと倒れます。 室内でやっても風の通り道によっては倒れたりすることも結構あったりします。カメラがターゲットを見るときにちゃんとぶれなく見えるように、風の無い場所で行ってください。 カメラが夜とか見にくいところだと自分の目と同じように見にくいですよ、とお話しましたので、調整は出来るだけ明るい場所で、蛍光灯など十分な光量を確保した上でやってあげてください。 タイヤ空気圧を正規に調整するとあるんですけれども、タイヤの左右でずれがないように。 ウインドウガラスであればウインドウガラスをつけてターゲットを見てまっすぐ前を見てですね、斜めになったりしないようにしてください。 カメラであれば情報入力していく都合上、規程の高さであることが求められたりします。 ですので、ローダウンしていたり、タイヤ口径をインチアップしていたりしたら、そういった車輌の場合、まずディーラーさんでは作業を受けません。 標準車高とかですね、基準状態に戻してからもう一回持ってきてくださいというふうになります。 これが突き詰めてしまえば、どんな状態で事故が起きて、要はカメラレーダーが作動しなくても、カーオーナーさんに責任がいってしまうというのは当然あるんですけれども、なるべく誤作動をなくす。 あるいは作動しなければいけないときの、きちっと動くようにする制動の担保としてですね、車輌が基準状態にあることが求められているので、違った場合は受けませんよ、ということになります。 もし専業さんが、高さ変えたのを受けたいんだけどどうすればいいのと言われた場合、カーオーナーさんに誤作動とかの危険性を分かってもらうしかないんですか、と言うお話になるかと思います。 もちろん、ガラス交換であれば、トヨタさんであればトヨタ純正ウインドウガラスを使用してください、とか、というふうにも書かれています。 取り付け位置がずれていたらどうだとかですね。 ガラスの歪みできちっとターゲットを認識できなかったらどうだとか、といった危険性が社外のガラスではありますのでという言い方です。 当然カメラが見ますので、前方のウインドウガラスを清掃してください、となってます。 水垢とかで汚れていて、上手く前方が見えなかったら、それが原因で失敗しちゃうこともあります。 メーカーさんによっては純正以外の撥水剤を使用しないでください、と書いてあったりする例もあります。 ぎらつきと言うのも実際には注意すべきところになったりするかと思います。 作業も確保してちゃんとやったよ、これでちゃんと出来るでしょ、ということなんですけど、そもそものお話で、車がきちんと寸法通りにくっついていて、ボディとタイヤがきっちり前を見て、タイヤが0点であればちゃんとまっすぐ前を走りますよ、というのを前提にしてこういったカメラ・レーダーの調整と言うものが話されています。 ですので、事故車輌であって足回りまでダメージがいってれば当然こういったアライメントをかけなければいけないって分かりやすいかと思うんですけれども、実際には道を走っていればそれだけでずれていったりはありますし、走行して足回りまでダメージがいかなくても、全く影響が無いかと言い切れない場面も当然あります。 まっすぐ前を走るんだよと言う前提に、組み付けもむりくりくっつけないで、きちんと寸法を合わせてやってあげてください、というところになるんですけれども。それが前提でこういったレーダー・カメラの調整・校正作業というのが作られています。 ▼エーミングに必要な工具と作業環境の条件はこちらかご覧ください。 https://note.mu/autoalliance/n/nb6fba16636c7 ▼エーミングセミナー(動画) 第一話 https://youtu.be/sy8afbf0Ato 第二話 https://youtu.be/892zgJWZ69o 第三話 https://youtu.be/IPrWfwjuluc ▼講演ログ 第一話 https://logl.net/617 第二話 https://logl.net/625 第三話 https://logl.net/632

          【書き起こし】2/3 知らないでは済まない!?エーミング [オートアライアンス・チェンネル]

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          ADASビジネス最前線!日本に不足しているCDRアナリストとは?

          事故前後の車両データをレポート化。 クラッシュデータパラメータを分析することで詳細な事故解析を実現! CDR/EDRって何?CDR(クラッシュデータ・リトリーバル)とは、クルマのエアバック制御ECUに内蔵されているEDR(イベントデータレコーダー)に記録されている事故データ(車両情報)を読み出すツールです。 簡単に説明するとブラックボックスのようなEDRから車両の情報を引き出すために必要となるツールということになります。 ボッシュ製のCDRツールは、アメリカ国内外の法

          ADASビジネス最前線!日本に不足しているCDRアナリストとは?

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          【書き起こし】1/3 知らないでは済まない!?エーミング [オートアライアンス・チェンネル]

          【エーミング動画】インターサポート様より、『B.P作業におけるスキャンツールの必要性(カメラ・レーダーのエーミング)』という内容で、業界の最新情報をお話いただきました。 講師:インターサポート 制作:オートアライアンス 今回のお題目は、鈑金や塗装作業におけるスキャンツールの必要性。 整備だけでなく鈑金や塗装工場、ガラス屋さんもターゲットに入ってきますが、そういった工場さんでカメラ・レーダーのエーミングというものによって、他の理由もありますが、スキャンツールの必要性が高まっていますよ、というお題目になっています。 まずは主題(B.P作業におけるスキャンツールの必要性)。なんでスキャンツールが必要なんですか?元々整備工場さんでは売ることも出来たし、買ってもらってきたけれども、鈑金屋さん、塗装屋さんは「そもそもこんなのいらないよ」というのを言われ続けてきたというのを、皆さんの営業活動の中で実体験としてあるかと思います。 元々こういった診断機、故障診断機とかエンジン診断機と言われてきただけありまして、エンジンを中心に普及が始まっております。 排ガスの規制と戦うためであったり、今で言えば省エネと言うんですか、1ℓあたりのガソリンでより遠くまで走れるように、よりパワーを出せるように、というところから電子制御、コンピューターを使った制御と言うものが始まってきまして、それがミッション、ABS、エアバックといったところから普及が進んできたんですけれども、近年、自動車の安全性、快適性というものを向上させるために、それがいろんなボディ周り、例えばパワーウインドウひとつであったり、ワイパーひとつであったり、といったところにもコンピューターがどんどん付くようになってきています。 コンピューター1個あたりの単価の低減であったり、配線が軽くなって車両重量に与える影響が少なくなってきたり、いろいろな要因がありますが、付いてるコンピューターが増えてきている。 それが原因となりまして、特に車両が事故によって入庫した場合に、通常、整備であれば調子悪いところを見れば悪い原因が大体あって、例えば燃料が吹かないのか、あるいは圧縮が足りないのか、そういった見方だったかと思うんですけど、例えば事故で運転席から当たってきた車であっても、助手席側の方のタイヤハウス、あるいはその周辺の配線とかにダメージが伝わってしまうことが往々にしてあります。 それが、ぶつかったとこ今回のお題目は、鈑金や塗装作業におけるスキャンツールの必要性。 整備だけでなく鈑金や塗装工場、ガラス屋さんもターゲットに入ってきますが、そういった工場さんでカメラ・レーダーのエーミングというものによって、他の理由もありますが、スキャンツールの必要性が高まっていますよ、というお題目になっています。 まずは主題(B.P作業におけるスキャンツールの必要性)。なんでスキャンツールが必要なんですか?元々整備工場さんでは売ることも出来たし、買ってもらってきたけれども、鈑金屋さん、塗装屋さんは「そもそもこんなのいらないよ」というのを言われ続けてきたというのを、皆さんの営業活動の中で実体験としてあるかと思います。 元々こういった診断機、故障診断機とかエンジン診断機と言われてきただけありまして、エンジンを中心に普及が始まっております。 排ガスの規制と戦うためであったり、今で言えば省エネと言うんですか、1ℓあたりのガソリンでより遠くまで走れるように、よりパワーを出せるように、というところから電子制御、コンピューターを使った制御と言うものが始まってきまして、それがミッション、ABS、エアバックといったところから普及が進んできたんですけれども、近年、自動車の安全性、快適性というものを向上させるために、それがいろんなボディ周り、例えばパワーウインドウひとつであったり、ワイパーひとつであったり、といったところにもコンピューターがどんどん付くようになってきています。 コンピューター1個あたりの単価の低減であったり、配線が軽くなって車両重量に与える影響が少なくなってきたり、いろいろな要因がありますが、付いてるコンピューターが増えてきている。 それが原因となりまして、特に車両が事故によって入庫した場合に、通常、整備であれば調子悪いところを見れば悪い原因が大体あって、例えば燃料が吹かないのか、あるいは圧縮が足りないのか、そういった見方だったかと思うんですけど、例えば事故で運転席から当たってきた車であっても、助手席側の方のタイヤハウス、あるいはその周辺の配線とかにダメージが伝わってしまうことが往々にしてあります。 それが、ぶつかったところをきれいに直してあげても、その事故とは直接的に関係ないように見える場所の方にダメージが広がっていて、何かしらがある場合、付いたチェックランプは消えませんし、そういったものに対してノーヒントで立ち向かっていくとすれば、車を全部配線をばらして見なければいけない。これは途方もない労力になってしまいます。 そういったことで、こういった診断機を用いることによって、断線であればどの辺が断線しているのか、どの辺が組み付けした後に正常に動作しない部分であるのかといったものを見極めていっていただくことで、作業の短縮に繋げていただくことができます。 ですので、ディーラーさんから受ける作業であれば、完成検査をディーラーさんに一回お戻しするとかできるかと思いますが、やはり民間から受ける作業というものも当然ございます。そういった際に自社でなるべく完成まで持っていって、「故障コードはありませんよ」、「きっちり動きますよ」と言う状態にしてお返ししましょう、と言うのが鈑金塗装で必要な点のうちのひ一つ目です。 今回のお題目ですが、ASVとか、エーミングとか、よく日刊自動車新聞とか整備戦略、BSRとか、色んな冊子、雑誌で言われたりしていますけど、そういったものが搭載された車ですと、調整・更生作業というのも、こういったスキャンツール、診断機と呼ばれるものを用いて行うということがございますので、また必要性が出てきております。 車輌の安全性確保、納車品質の向上、これは事故前にかっちりしていた、言ってしまえば新車同然の状態であった車であれば入ってきて出て行く時にはまた同じような状態にして、走行による劣化があるものはアライメント等も含めて入庫する前よりいい状態にして、まっすぐ走れるようにしてお返ししてあげましょう。そのためには色んなツールが必要になってきますよ、ということになってきます。 ASVと盛んに言われるけど、何?、ということなんですが、自動車業界は三文字略語、四文字略語が非常に多いです。ASVは、Advanced Safety Vehicleという英語の略、先進的な安全技術の略、そのままです。そういった先進安全技術(ASV)が付いてるものが、先進安全技術搭載の自動車、要は先進安全自動車と呼ばれるものになります。 どうしても新聞や報道を見ても、ASV=カメラ・レーダーと思いがちですが、実際にはこういった色々なものがございますのでちょっと意外と言うか。お題目とずれるところで普及が進んでるもので、横滑り時の制動力、駆動力も制御・調整の装置と言われるものもASVに入っていますので、こちらですと走っている車の6割はもう普及が進んでいます。 反面、ペダル踏み間違い時の加速制御、コンビニやスーパーマーケットとかでアクセルとブレーキを踏み間違えて正面に突っ込んでしまったというのを防ぐ技術とかですね、まだまだ走ってる車に対して普及が進んでいないといったものも含まれておりますし、国が盛んに自動運転というものを技術として開発・革新していくように進めております。 よく自動運転レベルいくつというのが使われていたりしますけれど、アメリカの交通安全局の指標がよくレベルいくつというので使われていたりします。五段階なのでレベル5が最高と思われがちですが、0から4で、4が一番最後です。 レベル0が旧代の自動車です。自分でハンドルを握って、アクセルで進んで、ブレーキで止まってください、というもの。一番最後が、例えばナビで目的地をセットしたら、自分はもうハンドルを離して寝ていてもたどり着きます、というものがレベル4です。今現在走ってる車で主流になっているのがレベル1、あるいはレベル2の車です。 レベル1が1種類の運転操作を支援するシステム、これがさっき言ったVACとかいうものを搭載していればOK。レベル2が2種類以上の運転操作を支援する高度なシステム、例えばカメラなどによって車線逸脱を防止したり、ミリ波のレーダーによって高速道路を走っている時に前の車に車間を合わせてくっついていきますとか、そういったものが二つ以上搭載されるとレベル2になります。 今年実験を始めて行きたいとおっしゃっているのがレベル3。これが駐車場内、高速道路内、同一車線であればOKといった、区切られた交通条件の中で自動運転が出来る。目的地までは辿りつけないけれど、限定的に自動でハンドル・ブレーキ全てやってくれるのがレベル3となっております。 まだまだ自動運転のゴールに向けて技術の革新、どんどん新しい技術を自動車メーカーさんも開発している途上にございますので、これから、先ほど言ったASVのための先進装置の普及が進んでいく。あるいは、今まだ普及が進んでいない、市販の車には全然ついていないシステムがこれからどんどん搭載されてくるということがまだまだ起こりえます。 ▼エーミングに必要な工具と作業環境の条件はこちらかご覧ください。 https://note.mu/autoalliance/n/nb6fba16636c7 ▼エーミングセミナー(動画) 第一話 https://youtu.be/sy8afbf0Ato 第二話 https://youtu.be/892zgJWZ69o 第三話 https://youtu.be/IPrWfwjuluc ▼講演ログ 第一話 https://logl.net/617 第二話 https://logl.net/625 第三話 https://logl.net/632

          【書き起こし】1/3 知らないでは済まない!?エーミング [オートアライアンス・チェンネル]

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          【知らないでは済まない!?エーミング】

          ASVという先進安全自動車の機能が正しく作動するために必要な調整・校正作業「エーミング」についてご存知ですか? そもそもASV??という方も多いのではないかと思いますが、ASVとはアドバンス・セーフティ・ビークルの略語とのこと。「衝突被害軽減ブレーキ」や「ふらつき注意喚起装置」など、ドライバーの安全や快適性をサポートする先進技術が搭載された車のことのようです。 (・_・D フムフム つまり、これらの危険(障害物)などを認識するためのスマートアシスト機能が、事故修理(バンパ

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