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猫の鳴き声は?〜エーゲキャットとの出会い
猫の鳴き声は国によって違うらしく、M/ミャー系の国が多く、N/ニャー系は少数派とのことです。
英語(英語)「meow(ミャウ)」
英語(米語)「mew(ミュー)」
フランス語「miaou(ミャウ)」
ドイツ語「miau(ミアォ)」
スペイン語「miau(ミャウ)」
イタリア語「miao(ミャーオ)」
ロシア語「myau/ミャーウ)」
スロヴェニア語「mijav(ミヤゥ)」
中国語「喵(miao/ミャオ)」
伝ロッシーニの「愉快な猫の二重唱を歌い込んでいる私も、実は猫の鳴き声はニャンではなく、「Miau(ミャウ)」に違いないと思い込んでいました。
ところが、チャイの声はどう聞いても「ニャン」とか「ニャーオ」とか「にゃおーん」とか「ナーン」とか「ん〜」とか、どちらにしてもナ行、N系。決してマ行、M系ではありません。猫鳴声の表現が国によって違うのは、文化や言語の違いによるものとのことですが、「Miau(ミャウ)」と思い込んでいる私の耳にも、チャイのお喋りはどう聞いてもN系なのです。動物病院で出会った茶トラくんも「ニャア!」でした。
朝チャイ revision#茶白猫 #猫 #cat #gatto #mixcat #redwhitecat #catlover #美猫 #catart #catlover #猫の居る暮らし #猫好きさんと繋がりがりたい #ねこ #猫がいる幸せ pic.twitter.com/qelgBu8VO0
— Chai (@YukaAiAiA) August 29, 2022
洋猫ちゃんの場合はどう?と、メインクーンちゃんの前で耳を澄ましてみましたが、ちっとも鳴いてくれないし、お気に入りの猫カフェにいたノルウェイジャンフォレストキャット達も無口な子ばかりだったので、鳴き声の聞き覚えがありません。
サンプル数少なすぎて、結論は言えませんが、ロッシーニの猫の二重唱を「にゃあ」で歌いたくなってきました。
そんなある日、チャイをふと画像検索してみたら、Googleさんに「Aegean Cat(エーゲキャット/イジアン キャット)」と認定されました。ギリシャの海辺に住む猫たちで、国宝として尊重されているそうです。エーゲ海を背景にのんびり寛ぐ美しい猫ちゃんたちは、どの子も雑種の日本猫にそっくりで、チャイのような茶白くんもいます。
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そして、面白い事実を発見!何と、ギリシャ語の猫の鳴き声は「Niaou(ニャオウ)」というらしいのです。少数派のN系仲間!ギリシャを代表する国宝猫のエーゲキャットたちも、チャイと同じように鳴くのでしょう。外見も性格もそっくりなうえに、鳴き方も似ているとは!顔が似ている人は声も似ていると言われますが、猫もそうなのでしょう。遠く離れたギリシャ、エーゲ海岸に住む猫たちに凄く親しみを感じ、会ってみたくなりました。チャイのようにお喋りな子も多いことでしょう。
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参考: