『読むための理論』を読んだかつての私が愛おしい
『読むための理論―文学・思想・批評』という書籍がある。著者は石原千秋氏、木股知史氏、小森陽一氏、島村輝氏、高橋修氏、高橋世織氏の六名。その中にある記述をメモっていたらしくて、それが出てきた。そんなメモを書いたかつての自分が愛おしいわ。
昔の自分が愛おしい。当時、小説なんてまったく書く気はなかったし、今も書く気なんてないんだけど、いちおう知っておくのも悪くないと思ってメモった物だと思う。ああ、昔の自分が愛おしい。ひるがえって、今の自分が愛おしい。
ググればいくらでも出てくる情報だけど。
志井永子