モーガン・スパーロックをルパート・マードックと空目して、マクドナルド
おっとっと!
ついに、つ、つ、つ、ついに! オーストラリア出身、現アメリカ人の、メディア王にして実業家、20世紀フォックスを買収し、フォックスネットワークを設立し、そしてFOXニュースチャンネルを作り、戦争報道にスポーツ報道の手法を取り入れた、あの! あの! あの! 日本で言うところのナベツネこと読売グループのトップ・オブ・トップ、渡邉恒雄であり、右曲がりのダンディ……ミスターぁ……ルパート・マードック氏が逝ったのか!
と、思ってニュースを見たら、亡くなったのは、ドキュメンタリー監督のモーガン・スパーロック氏だった。
空目、空目、空目アワー。お恥ずかしい限り。
私は、『スーパーサイズ・ミー』しか観ていない。
内容は……監督自身が、フードファディズム全開の、フードファディストのパートナーの前で、嫌がらせのようにマクドナルドを食い続けるというパワハラ映画、ではなーい。
アメリカ人の生活そのものを揶揄している、体を張ったコメディドキュメンタリーフード映画なのだ! Foooooooooood!
観た後に、マクドナルドが食べたくなったのだ! マックが食べたくなったのだ! 関西でいうマクドだ! フランスでもマクドらしいよ! スペイン語の発音はマクドナルドらしいよ! 韓国語だとメックドゥナルドゥらしいよ! 知らんけど! どうでもいいからね!
そして私はマックに寄ってもコーヒーしか、それもアイスコーヒーしか飲まないのだ! 好きなのだ! マックの冷え冷えのコーヒーが!
まだご存命の間に、他の作品を観ておけばよかったと後悔している。
ちなみに、ドキュメンタリー風に撮った劇映画をモキュメンタリーと言うのだけれど、実際、松本人志監督『大日本人』はいいモキュメンタリー映画だと思う。
王ケイ