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やっぱビールっしょ! 映画観ながらさ! ビール腹が何さ! こらさ!
君はいつの写真ですかな? と言いたくなる写真が出てきた。
あの頃、ドル安だったのか? それとも物価安だったのか? もう覚えてないし、テストに出るわけでもないし、そんなテストないし、どうでもいいっしょ!
やっぱビールっしょ!
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ところで、上から三番目のローリングロックというビールはマイケル・チミノ監督、ロバート・デニーロ主演『ディア・ハンター』に出てくるんだな。
それが何と、鹿狩りの行きか帰りか忘れたけれど、車に寄りかかりながら飲むんだな。飲酒運転じゃん、なんて野暮なことは言わない。
なぜならくだんの映画の主人公たちは、ロシア系アメリカ人。酒にめっぽう強い上、ローリングロックは労働者向けのビール。一杯ひっかけてから家に帰るためのビール(だと思う)。てなわけで、味が薄いんですがな。まあ、味が薄い≠アルコール度数だけども。
それにしたってロバート・デニーロがイタリア系の役をやるのは分かる、イタリア系だから。でもでも、ユダヤ系の役もやる、アイルランド系の役もやる、ロシア系の役もやる……そろそろ日本農家の役もやっていいんじゃなかろうか? なんて思ったりして。
ちなみに、もっと味の薄いパブストブルーリボンというビールがあってね。
下の記事でチラッと触れているんだけども。読まなくてヨシ。
パブストブルーリボンが出てくる映画として有名なのが、先日亡くなった
デヴィッド・リンチ監督『ブルーベルベット』。
デニスホッパーがハイネケンを飲んでいるという奴に対して、
「ワッカンダビアデュラィ? ハイネケン!? ファッダァシィッ! パーブスーリブン!」
と怒鳴るシーンがある。「ハイネケンなんちゅー気取ったビール飲んでんじゃねえよ、パーブスーリブン飲めや」のパーブスーリブンがPabst Blue Ribbonね。
8秒の動画なので確認してみ。
さらにちなみに。
デヴィッド・クローネンバーグ監督、ヴィゴ・モーテンセン主演『ヒストリー・オブ・バイオレンス』には「ジェニークリーム、瓶で」と注文するシーンが出てくる。
このビールは【ジェネシー・ブリュワリング・カンパニー】のクリームエールのこと。さりげなく金を出して、お釣りをもらって、チップを渡すヴィゴ・モーテンセン。あれは多分、アドリブだと思う。
か、か、か、かっけぇ! 抱いてくだせぇ! こんな見すぼらしいアタシを!
![](https://assets.st-note.com/img/1738233441-hLVreGixHAsv91ku4agZynqm.jpg?width=1200)
さあ! さあ! ビールを飲もうよ!
文:王ケイ