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海外ナースが伝授する、通知表から分かる子供の個性

みなさん、こんにちは。
オーストラリアでおたんこナース
高橋奈央子です。

前回の記事で
人生の卒業式と新学期の
話をしましたので、
本日は通信表の話をします。

今は
通信簿より通知表と呼ぶのかな?

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オーストラリアでナース歴10年、
現在はナーススペシャリストとして
職場の教育や管理業務を行う私が、


子供の頃の成績や通信簿を
赤裸々告白しますよ〜

お子様の将来の職場は世界!を
目指されている親御さんの
お役に立てれば幸いです。

ちなみに、
1980年に秋田県秋田市に生まれ、
帰国子女でもなく、
28歳で海外デビューした私の
通信簿は、、、

オール5!ではありませんでした…。

公立小学
5科目→フツー
生活態度→がんばりましょうだらけ

公立中学
5科目→テストは高得点なのに2だらけ
生活態度→がんばりましょうだらけ

公立高校
科目→底辺
生活態度を評価する項目があったか不明

日本の医療短大と
オーストラリアの大学の話は
また別の機会に話しますね。

ちなみに、
小学2年生~中学3年までは
テストの成績は常に上位。

でも、通信簿はいつも
「難あり」感でした。

理由は、
小学の時はいじめがひどく
保健室で過ごすことが多かったこと、

中学では反抗期で
授業態度が悪かったりしたことが
反映されていたのだと思いますが、

一番の原因は、

忘・れ・物。


ホントにね、
忘れ物をしない日はなかったですね。

給食当番のエプロンや
教科書は本当によく忘れたし、
名札、ハンカチ、ティッシュも
忘れてばかり…

身だしなみ検査はいつも不合格。

そしてその度に、
自分で自分が大嫌いになり、
心の中で頭をボコボコ殴ってました。
私のバカーって…

教科書を忘れると
隣の席の子にも迷惑をかけるので、
当然ながら嫌がられることも多く、
自分サイテーって思ってたし…

自分でもよく分かっているのに、
通信簿にも

奈央子さんはとても忘れ物が多いので、
持ち物の準備を頑張りましょう。

と書かれるもんだから、
学期末はいつも、
ダメ人間の烙印を押された感じ…

超几帳面な父は
通信簿を見るといつも


「なんで忘れ物が治らないんだ?
だから家に帰ったらすぐ
明日の準備をして、
朝もう一度点検しろって言っただろう」

と言われ続けました…。

治したいけど治らない…
どうやって治すが教えてくれ状態。

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その影響で、
私は子供の頃、
自己肯定感がとても低かったんです。

そして、その忘れっぽさは、
大人になっても変わることはなく。

家の鍵を持たずに外出してしまい、
夫の帰りを1時間ほど
待たなければいけないなんてザラ。

夫の呆れた顔と視線が突き刺さって
くるんですよね。

私の母のリアクションとそっくりで…。

日本で4週間有給休暇を満喫した後
職場に出勤した時は、
全部忘れていました。

ID、仕事道具、ペンもお弁当まで!

むしろそのリュックには
何が入っているんだ?状態。

仕事でも私生活でも、
この忘れグセのせいで、
いつも自己嫌悪になり、
落ち込んだりしてました。

でもですね、

ここ数年は忘れっぽさは変わらない
ということを前提に生きることを
意識するようにしたんです。

忘れることを前提にすんのかよ!
そんなツッコミが想像できちゃいますが…

その通りです。

だって40年も忘れものは
治らなかったんで。

むしろ、
忘れっぽいのは個性と捉えてたら、
私らしく生きる方法を
いろいろ見つけられたんですね。

独創的だった父譲りの奇抜な発想で、
私は、この個性を活かした生活に
切り替えたんです。

例えば、
私は仕事用のリュックや
よく持ち歩くバックには
家の鍵が入っていますが、

ふらっと散歩に行く時に
鍵を忘れるという問題は
どう解決したらいいか
分からなかったんです。

そこで、なんと、
鍵を近所のある場所に隠しました。

隠したんかーい!という
ツッコミが聞こえそうですが。

そうです。

この鍵対策はとっても
私の生活を快適にしてくれましたし、
鍵を忘れる度に
夫に呆れられ落ち込む…という
負のサイクルが断ち切れたんですね。


名案ですよね?!


他にもよく失くしたり、忘れてしまう
職場のロッカーの鍵。

これはもう鍵をかけるの
やめました笑

オーストラリアはカード社会で
私は普段お財布は持ち歩かないので、
ロッカーに貴重品を入れることがない。

だから何も困らない♪

こんな感じで、
豊かな発想力?を使って
忘れても大丈夫なしくみを考えたら、
私は困らなくなったんです♪


つまり、
言いたいことは、
お子さんのなかなか改善しない
「もっとがんばりましょう」的な項目、
(短所とよく言われますが…)

それは捉え方を変えて、
ちょっとした対策や仕組みを作れば、
簡単に解決することが
あるかもしれないってことです!


そしたら、もう
「なんで言われたことが出来ないの?」
「どうしていつもそうなの?」

と、お子さんにガミガミ言う必要が
なくなりますよね。

そしてガミガミ言われないお子さんは、
自分の個性や特徴を生かしながら、
工夫して生きる知恵を
身につけられるわけです。

私みたいにね!

お子さんの自己肯定感も
どんどんあがりそうですよね?

個性は治そうとせず受け入れる。

それが出来てはじめて、
知恵が生まれるってことです。

子供の個性を大切に!
誰もが言いますが、

親御さんや先生の話を
じっと聞けないお子さんに
「いいから黙って話を聞きなさい!」
と叱っていませんか?

じっとさせる方法、
おとなしくさせる方法ばかり
探していませんか?

通信簿で親御さんの目に
止まる項目は全て個性。

じゃあ、この個性をどう活かす?
この個性とどう生きる?

その答えが簡単に見つかるなら、
苦労しないわけですが、
方法がないわけではないですよ。


あなたのお子様が私みたいに、
40近くまでその個性を受け入れられずに、
自己肯定感が低かったり
自分が欠陥人間のように感じて
生きていくのは、イヤですよね?

考えたら涙が出てきますよね?


大切な我が子に出来れば、
そんな辛い思いさせたくない。

それならまず、親御さんの
価値観や思考パターンに気付き、
それを超えた視点を持ってみましょう♪

これが出来るようになると、
通信簿で
「もっとがんばりましょう」

と言われる項目は、
短所にしか見えないと感じだり、
親御さんのイライラが募ったり、
お子さんの自己肯定感が下がり続ける…
なんてことがなくなるはずですよ。

そして、
きっと大切なお子様の可能性に
フタすることなく子育てが
出来るようになるはずです。

そんなわけで、
自己肯定感の低い幼少期を経て、
海外でキャリアップを遂げた私が、


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