「彼氏がいるメリットはなに?」

こんにちは、くらげです。

題名は、高校生時代に仲が良かった友達から言われた言葉。ずっと考えてもわからないものです。

高校、大学が同じで、部活動も同じだった友達。その子は癖が強い、というか、スパッと物事を考えることができる子でした。

損得で考えたり、おかしいと思えば知らない人とでも言い合いをするような、はっきりした子です。私には到底できないことです。

例えば、お化粧。

私は、「好きだからやる」「可愛くなりたいからする」
友達は、『する意味がわからない』『別にそのままでも困らない』『というかお金もったいない』

というなんというか、真逆なタイプです。

高校の時も、部活のリーダーに納得がいかないことを納得いかない!と直談判するような、そんな子でした。

あまり意見を言うようなタイプではない私とは真逆で、はっきり自分の意見をいい、論理的な話をすることが好きな子です。

そんな友達とこの前に久しぶりに話をする機会がありました。

その時に、『彼氏がいるメリットってなに?なにを得するの?』『友達だけで良くない?』と聞かれました。

さっきも言ったように損得で考えることがあるので、きっと彼氏とかも損得の対象になるのでしょう。友達の有無も損得勘定に入れてしまうような子です。

彼氏がいる私は、「私は好きだから付き合いたいって思うよ」「いなくてもいいと思うなら無理につくるようなものでもないと思う」とやんわり言いました。

賛否両論ありますが、『彼氏、彼女がいるメリット』だけを考えるのなら、

友達では埋められないものを埋めるためだと。

友達といたって楽しい、大切なもの。きっと友達も私のことを大事にしてくれてるはず。

でもあくまで『はず』なだけで、確証はない。所詮は私の願望に過ぎない。友達と彼氏、どっちが「自分を大事に思っているのか」という望みの上ではわたしは正直彼氏の方が高いと思います。もちろん、人の気持ちだからわたしが推し量れるものではないですが。

手を繋ぐことも、キスも、それ以上も、友達とだってできる、セフレとだってできる。他人とだってきっとできる。私はきっとそんな人間だし、実際そうだった部分はあったことは否めない。

だけど、彼氏や彼女という存在はその人たちにはない、私に対しての『愛』を持っている。もちろんみんなそれぞれきっと愛がある、だけど、私が欲しいのはその人たちとは別の種類の愛であり、その別の種類の愛を持っている人が彼氏や彼女という存在だ。

浮気や不倫、二股、それはまた別問題。わたしはすべて絶対許さない勢です。私もできません、器用な人間ではないのです。

『彼氏が一心に私のことが好きである』『彼氏は私のことを特別というくくりにしてくれている』その状況こそ、私の中の埋まらない何かを埋めてくれるのです。

だって、友達は私だけが友達なわけじゃないし、大事に想っているのも私だけじゃない。『大事に想っているうちの1人』にしか過ぎない。でもそれはきっとお互い様だよね。

だけど、『〇〇の彼女』というのは唯一無二だから、私はその状況を手に入れること、友達では埋められないものを埋めることが私の考える『彼氏がいるメリット』だ。

まあ私はそもそも損得で考えてないからそこが違うけどなあという気持ち。彼氏や友達の事を損得勘定で考える人もいるけど、私はそうは思わない。自分が正しいように思ってしまうけど、そうではない。

前回、恋愛はなくても別に生きていける、ということをお話しました。だけど、今の私は少しばかり恋愛が必要なのです。

なので、「友達」と「彼氏」どちらかしかとれないという状況下だった時、きっと今の私は迷ってしまいます。だってどちらも大事だから。

「所詮は男かよ」「彼氏ばっかとるじゃん」「友達の事大事じゃないの?」そう言われても仕方ないけど、というか、多分きっとそうなのだろうけど。

彼氏にしか埋められないものだって私の中には存在しているのです。私は互いにあなたが一番だ、と思い合いたいのです。そういう時だってあるでしょう?

友達だってもちろん大事。私の事を大事にしてくれる人たちのことは大好きです。友達と彼氏はきっと「大事にする」という行為の方向性が多分少しずつ違うと思う。私の中では別々の大事なのです。

友達を大事にするときもある、彼氏を大事にすることもある。時には自分を大事にすることだってあります。それはその時、1番大事だと思うから大事にするのです。

本音と建前、あなたたちと私、彼氏、だれが一番信用できるかなんて人それぞれだけど、

我儘な私は自分の事を一番大切に想ってくれる人がそばにいてほしい。

それは紛れもない純粋な感情。

これが、私の考える「彼氏がいるメリット」です。さっきも言いましたが、「メリット」だけを考えたら、というお話。私はメリットを求めて今の人とお付き合いしているわけではないです。

感情論を言っていいのなら、好きだから一緒にいる、これから先も一緒にいたいから、ただそれだけのことです。あまりここまで難しいことを考えてお付き合いはしていません。

だけど、やはり『彼がいないと生きていけない女の子』にはなりたくないので、バランス良く、自分も彼氏も友達も大事にしていきたいところです。

正解はないけど、そんなこと言われたの初めてだったからちゃんと考えてみたかった。

最後までありがとうございました。ではまた。

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