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「レタードエッジを楽しもう!」オマケ連動記事 -月刊「収集」2024年11月号-
ハインリヒ72世 ロイス2ターラーにはもう1枚別の種類があります。
収集に記載の2ターラーは彼の25周年在位記念ですが、通常発行貨もあります。1840/1847の2年号がありミントマークはベルリンです。鋳造所はSaalfeldのようです。
こちらの1840年号は2,750枚鋳造。25周年在位記念は1847年号で500枚鋳造、通常貨1847年号は5,500枚鋳造です。
このハインリヒ72世の髪の
1704年 アン女王 イギリス戦勝記念銀メダル (1704 G.Britain commemorating the victories at Donauworth, Gibraltar, Hochstadt)
スペイン継承戦争の勝利を記念して製作された記念銀メダルです。
この戦争ではジブラルタルでの勝利が有名だと思いますが、同時にスペイン側のバイエルンのドナウヴェルト、ホッホシュタットと3つの地域で勝利をおさめており、銘文の"DIVES TRIVM PHIB ANGLIA(富んでいる三つの戦争のイングランド)"に表現されています。
ウラ面はジブラルタル海峡の様子が表現されています。
前面にブリタニアが
ペティションクラウン(請願クラウン) 2023年 リマスター ( Royal Mint The Petition Crown 2023 )
ロイヤルミント発行 THE GREAT ENGRAVERS シリーズ第4弾です。
第3弾がゴシッククラウンで肖像版と紋章版の2種類出てましたが、今回も同様な2種類です。
個人的にはこの第4弾がシリーズ最高傑作だと感じました。肖像や紋章もそうなのですが、特にエッジに感銘を受けたんですよね。
なんと2行に渡るレタードエッジです!
全貌はこちらで↓
このコインのデザイナーであるトーマスサイモンが、
レーゲンスブルク フベルトゥスブルク条約記念 ターラー銀貨 (1763 Regensburg Peace of Hubertusburg Thaler)
レーゲンスブルクといえば個人的には流行りの都市景観を思い浮かべますが、これはレーゲンスブルクぽくないターラーです。
プロイセンとオーストリアが7年戦争終結のために和議をフベルトゥスブルクで結んだ記念ターラーです。
こちらがオモテ面のようです。
ここまでは個人的にはパッとしないコインかなぁという感じでしたが、エッジを見て、都市景観のと同じだ!となりました。
この時代のエッジはこのような模様を
レーゲンスブルク 都市景観 ターラー銀貨 ツーリングとエッジとスラブの弊害と。。。(1754ICB/1756ICB Regensburg Taler Silver)
よく見かけるレーゲンスブルグの都市景観です。
ドナウ川と石橋、奥に大聖堂が見え、橋にある塔はブリュック門だと思われます。
個人的に都市景観の好みポイントであるちょこまかしたヒトも見えます。屋形船風?を漕いでますな。
これに錆び取りか何かの目的でかなりなToolingの個体です。
フィールドがかなり削られています。
ぱっと見、結構キレイなんですよね。元々こういう個体なのかなと思うぐらいです。当時
1893年 バイエルン ルートヴィヒ&マリアテレジア 銀婚式記念 銀メダル (1893 Bayern Ludwig & Marie Therese Silver wedding Silver medal)
バイエルン摂政ルイトポルトの長男であるルートヴィヒ3世とマリア・テレジア・フォン・エスターライヒ=エステ(モデナ公国の公女。オーストリア=エステ大公女)の銀婚式記念メダルです。
トーンもほどよく付いており、雰囲気もワルくないと思います。
肖像面は王様と王妃が並んでいるテンプレっぽいデザインですが、反対面はオモシロイと思います。
この夫婦には13人の子供がいて、全員の名前が刻まれています。Fa