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安達としまむら 特典小説「ムラ」を読んだら人生ここで終わってもいいなと思った話

はじめに

まずネタバレ注意です。

もう一度言います。

ネタバレ注意です。

何も情報を得ずに読んでほしいです。

既にムラを読んだ人だけ目を通していただければ幸いです。





今回のnoteでは特に考察とか深読みとかではなく、「ムラ」を読んだばかりの新鮮なこの感情を走らせるだけの記事です。記事というか読書感想文です。もしかしたら感想文にすらなってないかも。

試し読み事件

「安達としまむら Blu-ray・DVD3巻」の特典小説なんですが、発売する一週間前に公式Twitterで試し読みが投下されました。

試し読みの内容は安達がしまむらを温泉旅行に誘う様子を切り取っただけのものです。

しかし文中にあるしまむらの

「え、そういうの?」

この一言を皮切りに、私たちあだしまの民は祭り状態となりました。

「そういうの」

たった五文字しかないこの言葉にどれだけ心を躍らせたものか。
そもそもこの段階では原作含め、物理的な最接近と言えば「おでこにキス」でした。それでもフィーバーしたものですが。
色々とすっとばして「そういうの」って、え?
あ、「ムラ」って「そういうの」??

普段から妄想考察お絵描きSSと色んな安達としまむらに思いを馳せる私たち。公式の供給以上に、自ら生産し自ら消費するまさに地産地消の世界で生きてきましたし、それで十分幸せでした。

ところが「そういうの」を公式に供給される可能性があるとすればもはや産業革命です。祭りです。いろんな花火が打ち上げられますよね。

ただ普段から考察をしまくってる洗練された民たちは「そういうの」が「そういうの」たる確証は持てません。試し読みでは当然明確にされていないうえに、仮に「そういうの」になっても安達が気絶してしまうんじゃないかと余計な心配までしてしまいます。私たちは常に安達を応援しているのですから。

そんなこんなでアレやコレやと様々な憶測という名の妄想が飛び交うこと数日後、2月2日にBlu-ray・DVD3巻のフラゲ日を迎えることになりました。

飛翔

あっあっああっ!!

フラゲ日だし絶対にムラの話はしない感想も言わない……!
と意気込んでいたにも関わらず、その意気込みという蓋を内側から押し開けんとばかりに心の悶絶が今にも溢れだしそうになります。

しかし絶対に安達としまむらは前情報なしで読んでほしい、そんな理性とも言える最後の壁を守りたい……!
そんなときにフォロワー様(神)から「耐えきれなくなったらふせったー」を教えて頂き、悶絶を晒すことなく決壊させることができました。ありがとうございます。

ここに伏せてもしかたないので、上記のツイートは以下の通りです。

ネタバレ
うおおああいああああああたあ!!おおおおおお!!ちなみにでキスあああああ!!血の味!血の味!!あっあたたかいものが!!好き!!あっ!!!血の味!あっ!肘の裏!えっ!?好き!!えっ!!!??

一見、意味不明な文字列ですが、ムラを読んだ方ならうんうんうんと何回も頷くはずです。

安達……!よく頑張った……!やった、やったよー!

そして聖母に抱擁される僕たちは

17ページのさあ

ちなみに、キスは少し前に済ませていた。

ええっ!!??

本当に椅子から転げ落ちたよね。

そんな「ちなみに」ってあるの……!?

これ嘘に聞こえるかもしれないけど、本当に読んでるとき椅子から転げ落ちたよね。

ええっ!!?

しかも安達が下唇を嚙んだものだから、血の味がして背中ぞわって……
めちゃくちゃ想像できる突然のファーストキスフィードバック。ここでインプットできる許容量を大きく超えてしまった。だめだ。公式がそれを言ってしまったら、これまで地産地消していた私たちに抑えろというのは無理!!

でもありがとうございます。

というかこれまだ温泉誘われてOK出しただけだからね。温泉にすら行ってないよ17ページ。

いやそもそもその前の16ページであれーやこれーやあいーやの準備もとい勉強をする……!?するのか!?

勉強ってなんですか!?

えっ!?

自主勉強ですか!?

自主……勉強ですか!?

へぇっ!?

小さな水路で小さな田んぼをせっせと耕していたところ、山の中腹に巨大なダムが突如として出現し、これでもかと大量の放水を始め、受け止める僕たちは許容オーバー、はいおしまい。もうなにもできません。これが神です。思い知ったか。

ぽかぽか。

旅館に着いて

19ページ

どういう雰囲気になるのが最適なんだろう。

えっ!!??

29ページ

「安達は……わたしを待ってる」

えっ!?

その三点リーダー×2はなんの間!?

あっ

えっ

いのりかがやくとき

もうダメ。

32ページから35ページで意識が飛翔。

とにかくそこには愛があった。育まれていた。

このnoteは既にムラを読んだ人しか見ていないという前提で書いてます今更。

その前提をもとに

安達としまむらでこんなに率直に、まっすぐに、相手へ愛を伝えることそれすなわち釣り糸フィッシュ。

正直に言いましょう。

泣きました。

安達としまむらは、少なくとも僕にとっては安達に感情移入する物語です。語り部がしまむらでも安達がんばれ!!負けんな!!ずっと応援してきました。
安達を愛してやまないんです!!
絶対にしまむらとくっついてほしいし、しまむらから好きと言われてほしいし、とにかくその幸せになってほしいという願いと祈りだけで突っ走ってきました。

原作6巻で飛翔するわけですが、その先でもやっぱり応援するのはいつでも安達です。

そんな安達ががんばった。

がんばって伝えてしまむらに愛されていると感じ取ってもらうことができた。

これ以上何を望むものがあろうか、いやない。

おめでとう。

あとがき

たぶんテンションでわかると思うんですが、

このnoteを書いた時系列は章タイトル順に

はじめに
そして聖母に抱擁される僕たちは
いのりかがやくとき
試し読み事件
飛翔
あとがき

です。

上三つは読んだ直後、つまり前日に書いており、それ以降の記事は今日書いてます。(日本語がめちゃくちゃで加筆修正等はありますが)

結局お前は何が言いたいんだと思われそうですが、読んだ人ならわかってくれるよね……。

語彙ってなくなるんだね。

少しでも共感して頂ければ幸いです。

ありがとうございました………(?)


追伸

僕は卓球したあとに成し遂げたと思ってます。

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