[今日の薬膳茶] アンチエイジングな黒豆
皆さんは黒豆好きですか?
私は大好きです。好きになったキッカケは、完全に妊活のため。せっせと毎週、黒豆を炊き食べ続けていたら、改めて黒豆の美味しさを知り好きになりました。きれいにシワにならないよう炊くと美しい艶と黒々とした色になり、私はすっかり魅了されました。
もっぱら料理よりも黒豆茶(レシピ)
我が家の黒豆メニューは、黒豆煮か黒豆ごはん(又は黒豆粥)の二択がほとんど。他にも、黒豆入り麻婆豆腐などもあるけど、美味しく黒豆を味わうのはこの2つが一番かなと思っています。
ただ、毎日口にしたいと思うと、一晩水に浸すとか少々時間コストもかかるので、私はもっぱら黒豆茶にする日々です。
黒豆は軽く炒ってから使います。香ばしい味と香りが醸し出され、十分な栄養素も抽出されるからです。黒い皮は炒ると破れて白い大豆ボディが出てきます。その後、ポットに入れた黒豆に熱湯を注ぐと紫色が広がります。目で楽しむこともできます。
この紫色はアントシアニンという色素で、視力向上の作用もあると言われています。綺麗な紫色のお茶は全くクセが無く飲みやすいです。先に炒っているので口にすると香りだけでなく味も香ばしさが広がります。ノンカフェインで特に禁忌はないので、妊婦さんやお子さんにもオススメです!
私が黒豆を食べ続ける理由
👆のプロローグでも軽く触れたように、私は妊活キッカケで黒豆を食べ始めました。
40歳から妊活スタートをした私。こちらでその時のことに触れています↓
妊活は「腎」&●を意識することなんだ
中医薬膳学では、女性は35歳以降から五臓「腎」が衰え始めると言います。「腎」は人の成長・発育・生殖の働きを担い、生命の源のエネルギー(腎精)を蓄える大事な臓器 (※) 。中医学の理論上、その腎の衰えが不妊につながるため、腎を補うことは妊活メソッドでは当然でした。
私といえば、身体がどんどん衰え、閉経に向かっていく年齢で、生殖機能を人工的に動かす不妊治療をスタートしました。体外受精では採卵や排卵コントロールをするため、これが「腎」の衰え=「腎虚」を進めてしまうんです。
特に私は「身体の潤い不足」の腎陰虚証タイプだったので、腎の潤い不足をカバーするために適している黒豆を毎日食べました。
五色「黒」は陰陽五行学説より「腎」と深い関係があるので、黒い食材を意識して摂取するのはマスト。黒豆煮を炊く気力がなければ、さっと「黒胡麻」をおかずやごはんに掛けたりしてたのを覚えています。
今は更年期ケア、そしてアンチエイジングケアで
無事出産はしたものの、既に50歳の入口が見え始めた現在は、更年期ケアとして衰え続ける「腎」を整える(=補腎・益腎)ために黒豆茶を日々飲んでいます。
すぐに身体の潤い不足でほてる私。この潤い(津液・陰液)不足を解消するのにまず黒豆をセレクトすることが多いです。
黒豆の薬膳的効能は?
黒豆は、むくみ解消(利水)や血行促進(活血)など水や血の巡りを良くする作用があります。不妊治療中の当時は、治療でダメージを受ける子宮をサポートすること(補腎・益腎)、着床率UPや子宮内膜をふかふかの布団にするイメージで血流を良くすること(活血)が非常に大事だったので、当然のように黒豆は常食になりました。併せて、食事をしっかり摂るために胃腸の消化ケアを意識して豆類をセレクト。当時の私には黒豆はメリットが多く、「助けられたなぁ」と今でも思っています。
簡単なので一度お試しください
実はこれを制作している今日も、黒豆茶を飲んでいます。多めの黒豆にお湯を注ぐだけ。何回か煎れたら、黒豆がちょうど柔らかくなったので取り出しておやつにしました。
以前、友人の事業サポートでオリジナル薬膳茶を製作した際も、この黒豆でブレンドしているんですよ。
料理をするよりも、面倒なことや準備するものも少ない薬膳茶。
この記事を読んで何か引っかかることがあるようだったら、色々考えずに気軽に黒豆茶を試してみてほしいです♡
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