[夏の薬膳]残暑におさらい!夏のフルーツ
9月になりました!あっという間に秋になりそうな涼しさもありますね。20日には秋のお彼岸入りです。
AUREA.はいつもそうなんですが、季節を先取りできず夏メニューを残してしまい…
というわけで、『本日は夏のおさらい』ということでAUREA.が夏のフルーツを利用して作ったメニューをご紹介します!
▼ 夏野菜のメニューはこちら。まだまだゲットできる野菜たちです!
薬膳でみる夏フルーツの特徴
身体を冷やす[寒涼性]が多い
身体にこもった熱を冷ます(清熱作用)
喉や口の渇きを解消し体内を潤す(生津作用)
夏野菜と特徴は同じで暑さ対策の効能がメインです。冷たい飲み物をたくさん摂るよりも、夏のフルーツで熱を冷まし、渇き解消、そしてフルーツの甘味を楽しむ。これが夏のフルーツの醍醐味かもしれません。
ただし、次のタイプの方は、多食注意です🙅♀️
万年冷え性タイプや身体が冷えている時
常に消化不良でお悩みタイプ、胃腸が虚弱な時
摂りすぎないよう上手に食べていきたいものです。
AUREA.セレクトの夏フルーツメニュー
スイカ
そのままでも十分甘く、スーッと身体の熱感がダウンするスイカ。
「西瓜」とあるように🥒やゴーヤの瓜系は身体の熱を除く代表食材です。
この日は息子と一緒に寒天を入れただけのスイカゼリーにしました。
夏の五臓「心」に帰経するので暑さでイライラしたり、熱感を伴う気持ちのワサワサ感を解消します。
皮は少し赤い果肉を残してカットし塩昆布で浅漬けにしました。実は、果肉よりも皮のほうが利尿作用が高いのです。
桃
フルーツの中でも珍しく身体を温める桃。私も大好きなフルーツで、皮のピンクと果肉のほんのり温かい白みにいつも惚れ惚れします。
硬めの果肉も美味しいけど、熟してからの柔らかさが好きで、この時は潤いチャージをさらにUPさせる白キクラゲやハチミツと食べました。
お湯でさっと戻した枸杞の実が彩りのいいアクセントです。
他の日には、甘酒でミキサーにかけてスムージーにしましたよ。熟し過ぎて柔らかくなった桃がオススメです。甘酒と桃の甘さだけでOK。
桃も甘酒も身体を温める作用があるので、このスムージーは安心して夏に飲みたいアイスドリンクになりました。
キウイフルーツ
キウイ実は種にビタミンEがたっぷりです。ビタミンCも豊富なので高い抗酸化作用が期待できる夏フルーツ。最近のゴールドキウイは本当に甘い!
“錆びない身体”作りのアンチエイジングフルーツですね。
乾き解消だけでなく、げっぷや吐き気など上に上がってくる胃の不調も改善してくれます。
生ハムとレッドオニオンと合わせたマリネサラダにもしました。
グリーンキウイの酸味と甘味、ハムの塩味。この組み合わせは本当に大好きです。身体を冷やすメニューの多い食事だったので、レッドオニオンと黒胡椒の温性で身体を温める作用を利用しました。ワインのお供になります!
真桑瓜(マクワウリ)
徳島に来てスーパーで初めて見かけた時は🇰🇷の夏を思い出しました!
マクワウリは代表的な🇰🇷夏フルーツなんです。韓国語でチャメ(참외)といいメロンより甘さが少ないさっぱりな味わいです。
こちらも瓜系なので、身体を冷やす作用は強いです。が、熱中症や日焼けあとの熱が身体にこもっている時のクールダウンには作用の強さが役に立ちます。
さっぱりとした味わいも然り、果肉も白でシンプルです。甘味が少ないのではちみつをかけて味見をしましたよ。
🇰🇷即席キムチのように、唐辛子メインの辛味の和え物(ムッチム 무침 )にしてピビン素麺の付け合わせにもしました。ほんのり甘さがあるムッチムでしたが、旦那さんにはあまり… でした。水気が多いので素麺を和えるだけでもいいかもしれません。
夏フルーツの薬膳的効能は?
秋のフルーツが出てきています
夏のフルーツ、桃も見なくなってきました。スーパーや店頭には、葡萄や梨、無花果など、秋のフルーツを見かけ始めています。
フルーツは全般的に身体を冷やす作用が強いので、万年冷え性タイプや胃腸が虚弱なタイプの方はご注意ください。
とはいえ!旬のものをその季節、時期に摂るのは大事です。フルーツの甘さや渇き解消作用などメリットや楽しみも多いので、食べる楽しみも一緒に味わっていきましょう!