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こわい

ゆりって、花屋さんにい行けば季節問わずに大体置いてあるし、慶弔問わずに使われたりしてるし、美人の歩くさまにも喩えられるし、なんて汎用性の高い花かと。

実家で育った花、切花で貰いました。
すごく立派で、つぼみが大きすぎて落ちそうなくらい。
そして何かのお化けみたい。

妖艶。

このおおきな蕾から、なにか怖いもの、出てきそうに見えませんか。

なんて、怖いといえば、怪談真っ盛りの夏。 お盆も控えてます。
私、大の怪談、怖い話好きです。
まだiphoneなんて出る前、キャリアごとの月額有料サービスで「稲川淳二」さんの怪談サイト購読し毎週の更新を楽しみにするほど好きです。
あの、読んでいる時の背後の怖さが堪らないのです。
あえて、窓や戸に背を向けて読むのが良いんです。

ホラーの楽しさは音、温度、匂いを感じさせるところだと思います。
生ぬるい風、ひんやりした風を感じるとか。人の気配・匂い。
あくまで物語の本人になったように感じられるところ。
一人称で語られるところが多いからでしょうか。

リアルな感触を想像をさせながら明らかなフィクション、ファンタジーとは対照的な異世界感。

ホラーといったらこれですよね。 リング。
これを読んだ時、私は小学生だったのですが本当に匂いを感じました。

こわいこわい。

数日前に見た映画

深読みすると世界の宗教観も表していて細かな小道具やセットにも注目です。

宗教観といったら、最近観た映画は考えさせるタイプが多いなぁ。

日本人の原作です。 アカデミー賞は逃しましたが、これは世界中の人に見てもらいたいと思える内容。 
原作を忠実に再現しています。

それと関連を感じるのは、

こちらはアカデミー賞。 ディカプリオ氏も念願の獲得。
音楽は坂本龍一氏、音楽賞は逃してしまいましたね。
受け入れるのと赦すこと。 どちらも正しく、どちらも正義なのか、、

本題に戻りますとどれも見えない何かに怯え、争い、苦しんでいる様子。
対象が違うだけで。
きっと恐怖からはじまる。 そしてその恐怖は「知らない」から。

最後にもう一点紹介

子どもと一緒に読もうと買ったら拒絶されました 笑

うん、こわい。 これすごい。 こわい。
大人も絶対楽しめます。

猛暑の続く平成最後の夏。
怪談でも読んで涼もうじゃありませんか。

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aura
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