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日々考察【定期購読マガジン】

私は「書かなければ気づき得ない文章」を探してます。 随筆と私小説のあいだ。そして私写真。 書評までいかない「本との対話」写真集のアイディアとしての「題名のあるギャラリー」をテーマ…
月4回更新予定 「写真」「作品」「言葉」をつなげて気づくものを探してながら綴っています。このマガジ…
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#エッセイ

今年もあっという間に締めが来てしまったなという、まとめのようなものと抱負

今日は最近ありがちなタイトル長め、ぱっとタイトルを見れば何を書いてあるのかなんとなくわかりそうな(でもわからない)感じでやってみた。 こういった、一見時事的で流行ってそうなものはすぐにダサくなるので、普段はあまり近づきたくはないのだけど、分かりやすさがもてはやされているのが今の空気っぽいので、世相を反映してみる試み。 この間こんなことを書いた。 分かりやすさの先には難しいものがたくさんあって、それを吟味して言葉を選べるようにならないと、安易には話せない。というのが自分の考

社会

ここ最近、いつものように色んなものが燃え上がっていて、対岸の火事ではないけれど、自分もいつだってその渦中の中心人物になりえる可能性はある。もしくは明日は我が身。という言葉が浮かぶ。 以前、パブリックアートという行政の案件で仕事をしたことがある。その時に感じた事、考えた事をやっとこ言語化できた記事(2019年のもの)を改めて読んでみることにした。

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守る

小さな子どもを育てながらこういう活動をしていると、たまに心無い言葉をかけられることもあったりする。衝撃的だったのは「ちゃんとご飯とか作っているの?」がワースト1。 大変余計なお世話なのは間違いないのだけれど、やはり心のどこかで気にしていたのか、以来料理の写真も載せたりしていた時期もある。今はやめた。 幼稚園も小学校も地域の役員も何度もやっているし、「好きな事をやっているからにはそれなりの貢献を」といったプレッシャーもあったのだろう。なんだろう、中和作業みたいなものだろうか

石の上にも三年なのか

3年という年月はやりたい事を一通りは経験できる期間だと思っています。けれどその年月は何かを成そうとするにはちょうど良いけれど、成し遂げようとするにはあっという間に過ぎてしまう。 大学も2年は基礎を学んで、進学し基礎をさらに磨き、最終学年でそれらをまとめ上げ、学者になるのでしょう。 かくいう私はその在学中に道を逸れて(言い方が微妙だけれども他に思いつかない)商業的な作家活動に舵を取ってしまったのだけれど、その活動も3年間という縛りを自分に与えた。なぜならば、色んな意味でチャン

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