見出し画像

コントロールできないことをコントロールできると思い込むことを「執着」と呼ぶ

こんにちは!鈴木賢です。

本日47歳のHappy Birthdayです!!!おめでとう!ありがとう。
歳を重ねるといろんなことがあるんだな!と感じる出来事がたくさんあったんですが、立ち止まらず駆け抜けられたので、いい1年を過ごせました。

そんな中で印象に残った一節。

意訳ですが、苦しみとは、自分の願ったことが願った通りにならないことである、とゴータマは言います。病気や老いを避けたいと人は願うけれど、それはかなわない。だから、苦しみが生まれるわけです。 表現を変えると、コントロールできないものをコントロールしようとするから苦しみが生まれるということでもあります。 ゴータマは人間が本来、コントロールできないことをコントロールできると思い込むことを「執着」と呼びました。 執着が苦しみを生んでいる——。

「世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考」 深井 龍之介

そうなんだよな、

「なんでこうならないんだろう」
「あの人言うことが許せない」
「私ってこういうタイプだから・・・(相手を意識した言葉)」

こういう「執着」は歳を重ねるごとに増えていくと思っている。意識して離れない限り、「経験」というものが「確固たる考え」に落ちていき、「絶対にそうだ、そうじゃなきゃいけない」風になっていってしまう。
そんなことを思ったりする人も多いのではないでしょうか?

私が、47歳の今日から、もっともっと意識していたいこと

「(永久的に)こうであるべき」という執着から意識的に離れる

「こうありたい」という自分の意志・執着は大事にする

自分で書いていても矛盾していそうなことを並べているけど、「意識的に離れるのは相手への執着(あなたもこうするべき)」であり、「意志を持ちたいのは自分」ということだと思います。だって、自分はコントロールできるんだから。

こういう加減が難しいのがコミュニケーションであり、私自身、とてもおせっかいなところもあるので、相手へもたくさん提案してしまう。
受け取るか、受け取らないかは相手次第なんだけど、こういうギリギリのおせっかいラインを超えないように気をつけていこうと思う。ただ、おせっかいは続けていく(笑)

10年以上も揺るぎない想いは、熱い大人が増えてほしいということ。
そうすれば次の子供世代にも良い背中を見せられるんじゃないかなと、毎日エネルギーは出し切っていると思う。
年齢によるエネルギー出力の低下はあるはずなので、劣化しないように、毎日毎日エネルギーを意識して過ごす。
結局「情熱」という言葉に落ち着く、47歳初日なのでした。


いいなと思ったら応援しよう!