「吾輩は美大生である。絵はまだ描けない。」
題のとおり、わたしは美大生であるにもかかわらず、絵が描けません。むしろ高校生の頃はずっと美術は3で、絵を描くことに対してコンプレックスすら感じています。ただの、アートを観るのと本を読むのが好きな人なんです。
そんなわだかまりを解消してくれたのが、『midjourney』だった。
midjourneyとは、AI自動画像生成の一つで、簡単にいうと文章などを打ちこむとAIが自動的に画像を作ってくれるツールです。
これが絵の描けない私にとって唯一、ある種の能動的に作品と向き合うものになったのです。AIアートが芸術かどうかという話は問題ではないですよ。
これに感動できたんです。
これが絵を描けない人にとってどれだけ尊いことか。わたしは美大にくるくらい、絵画、アートが大好きです。なのに何も制作が出来ない、っていうのは誰よりも強いコンプレックスなんです。
これはmidjourneyで作ったものですが、生成した瞬間、カタルシスを感じました。ああ、凄い、って。
この経験があるからこそ、サブスクを契約し、note等で使う画像を作ったり、面白いアイデアが出た時に画像を生成して見るようになりました。
「絵が描けないけどなにか作ってみたい。」そんな人は沢山いると思うんです。
そんな方に力を貸してくれる存在こそがAIだと実感しました。