お子様脳。

上手くいかない時は音ゲーに走るって初めて気づいた。

泣ける映画を見るわけでもなく、
小説で別の世界に行くわけでもなく、
大好きなゲームに没頭するわけでもない。

いつもはそんなにやらない、
けれど携帯に必ず何個かは入れてある音ゲーをする。

「普段からそんなにやってないのに結構フルコンボできるじゃん。」
なんて心の中で呟いて、
なんとも言えない満足感を得てゲームのアプリを落とす。

僕は特に「Deemo」というアプリにお世話になっている。
大学の時に購入した音ゲーのアプリだ。
ハマり症もあって購入した瞬間から無限と思える時間をこのゲームに費やしていたと思うほどだった。
バイトに向かう数分前でも画面とにらめっこして流れてくる譜面を覚えていた記憶がある。(それでもあまり上手くはない…)

大学時代にこれほど没頭したことが無いように思うほどした気がする。

忙しくなってゲームを開かない日の方が多くなってきても、
僕の指は憶えていて、「Deemo」も僕を迎えてくれた。
(ランキングとかなく、完全に僕の成績だけだったからのんびりできたんだと思う。)

僕の中途半端な上手さじゃ、
YouTubeの動画にも上げられないし、
何かの役にも立つわけじゃない。

けれど、

一生懸命に譜面覚えたことで現在落ち込んだ僕自身に少しの満足感を与えることができるし、
集中して何かに打ち込めた事実も実感できる。

ゲームで穴埋めしても無駄じゃないかと思う時もあるけれど、
ギリギリの時はそれでいい。

全然違うところから自分を褒めてもいいと思う。

子どもの僕は何か褒められないと何もしたくなくなるんだから。笑

音ゲーで「一生懸命に練習する」ことを練習したんだって考えると面白いな。

一生懸命にやってみる。

ダメだったらまた音とタイミングの世界に浸かって見つめなおすよ。

「Deemo」

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