良堅(社会福祉士、葬祭ディレクター)
ウェルネス、ライフスタイル、福祉、エンディング等への想いや活動を紹介します。
前章に続き、寺がお葬式で与えられることを考察していきたいと思います。 お葬式ニーズで遺族がワカラナイ不安を大きく4つに分けています。 (1)今、何をしておけばよいのか (2)いざというとき、どうしたらよいのか (3)結局、何をどう考えればよいのか (4)そして、いくら用意すればよいのか←今回の考察 第4章、お葬式のニーズ(4) ~そして、いくら用意すればよいのか~ ◎お葬式に必要な項目近しい人のご逝去を受け、用意する必要がある事柄を、大まかに(1)ご安置関係、(2)火葬
前章に続き、寺がお葬式で与えられることを考察していきたいと思います。 お葬式ニーズで遺族がワカラナイ不安を大きく4つに分けています。 (1)今、何をしておけばよいのか (2)いざというとき、どうしたらよいのか (3)結局、何をどう考えればよいのか←今回の考察 (4)そして、いくら用意すればよいのか 第4章、お葬式のニーズ(3)後編 ~結局、何をどう考えればよいのか~ ◎伝え方に工夫を お寺が故人様やご遺族に伝えたい内容には、価値がある「はず」です。 しかし、価値がある
前章に続き、寺がお葬式で与えられることを考察していきたいと思います。 お葬式ニーズで遺族がワカラナイ不安を大きく4つに分けています。 (1)今、何をしておけばよいのか (2)いざというとき、どうしたらよいのか (3)結局、何をどう考えればよいのか←今回の考察 (4)そして、いくら用意すればよいのか 第4章、お葬式のニーズ(3)前編 ~結局、何をどう考えればよいのか~ ◎葬送の意義 死は、本人とこれからも生きゆく人、双方に影響を及ぼすものです。 そのためお葬式も、死にゆ
前章に続き、寺がお葬式で与えられることを考察していきたいと思います。 お葬式ニーズで遺族がワカラナイ不安を大きく4つに分けています。 (1)今、何をしておけばよいのか (2)いざというとき、どうしたらよいのか←今回の考察 (3)結局、何をどう考えればよいのか (4)そして、いくら用意すればよいのか 第4章、お葬式のニーズ(2) ~いざというとき、どうしたらよいのか~ ◎「葬儀社はお決まりですか?」の真意 どなたかに死が訪れる時、その場所は、病院が7割超、自宅や施設が2
前章に続き、寺がお葬式で与えられることを考察していきたいと思います。 お葬式ニーズで遺族がワカラナイ不安を大きく4つに分けています。 (1)今、何をしておけばよいのか←今回の考察 (2)いざというとき、どうしたらよいのか (3)結局、何をどう考えればよいのか (4)そして、いくら用意すればよいのか 第4章、お葬式のニーズ(1) ~今、何をしておけばよいのか~ ◎生と死をつなぐヒントを お寺(仏教)の教義には、生きることや死ぬことに対して様々な示唆に富みます。古からの智
市民の数だけ存在するニーズの中で、お寺はどのような市民ニーズに応えていけるのか、死から生までのアプローチを少しずつ考えていければと思います。 第3章では一例として、「自分が死んだ時のニーズ」「独居死しないニーズ」「誤嚥性肺炎にならないニーズ」を取り上げてみました。「死」に関するアプローチは、何もお葬式だけではないという発想を持っていただければと思うからです。第4章では、シンプルにお葬式のニーズについて考えてみたいと思います。 第4章、お葬式のニーズ(前書き) ~お寺に
お寺の価値は数値化しきれない 〜お寺のKPI〜 民間企業は、リピート率や平均単価などをKPI(重要業績評価指標、Key Performance Indicator)として設定し、経営がうまくいっているか把握しています。現実を直視し、計画通りいっていなければやり方を変えるなど、客観的な数値を活用します。 お寺の場合、例えば観光寺院はWebサイトの訪問者数などをKPIとして、広報の効果測定に活用しているかもしれません。しかし多くのお寺の場合は、「安らぎスポットとして近所の人
お寺も市民も悩む時代 ~お寺ができることと市民のニーズが合わさる価値創造を~ 高齢化や医療の発展によりある程度死の原因が明確になってきた世の中に新型ウィルスも到来し、何しろ死ぬ順番がわからないフラットな世界が現れました。「自分は生きられるか?」「今自分が死んだらどうしよう?」そのような生死にまつわる不安を抱えた市民が、お寺の周囲には潜在します。何か答えが欲しい、安心したい、そのような市民の不安に対してお寺ができる事は法話や祈願など色々ありそうですし、既に多くのお寺が素晴
◎コロナ禍の学び 私自身はお葬式を扱う会社に10年勤務し、その後、都内のお寺でお墓やお葬式の相談窓口として5年勤めています。お葬式やお寺の世界にいるこの15年間で、エンディングに関わるニーズは少しずつ変化をしてきました。 例えばお葬式においては、家族葬や火葬式が市民権を得、お墓においては、樹木葬やビル型納骨堂、永代供養付きのお墓が広く普及しました。 さらに令和になってほどなくして、新型コロナウィルスが世界を震撼させます。以降、三密の回避、リモートワークの普及など、新しい
「どこに相談していいかわからない」という思いを抱えている人は多くいらっしゃると思います。健康のこと、今後のことから、スマホ操作や料理など日常のちょっとしたことまで、内容は様々。 特にコロナ禍になってから気軽に人に聞くことや、そもそも人に会うことが減ってしまっている場合には、その不安の種は日々生まれ育ち、とてもお困りの状況かもしれません。 初回に「どこに相談していいかわからない」と投稿してから、早くも一年半が経っていました。 その間に、社会福祉士受験資格取得のための養成施設
困ったことがあったとき、どこに相談していいかわからないというのは、非常につらいことです。 何でも知ってる人が近くにいてくれたら最高です。私は、家族が難病と難病に起因する精神疾患になり、四苦八苦しました。病院は家の中でのことにはなかなか携わってはくれず、医師への相談も「本人の同意を得ているか」と聞かれ、一つ一つの対応の善し悪しがわからない日々を過ごしました。保健所やケアマネさんに相談をし、そのアドバイスに助けられましたが、ワンストップで1つの事例について携わり続けてくれる立場