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朝珈琲時間。12月22日。【REWARD COFFEE】
昨日早起きできましたが本日はややゆっくり。
いいんです。冬だから……。
昨日より新案件着手。
RXとの格闘が始まりそうです。
信頼あるディレクターさんからのご依頼なので安心して取引ができます。(昨年の映画案件もご一緒させていただきました)
今回はドキュメンタリーの作り方なのでディレクターさんの手腕が光る作品となるでしょう。
ナレーションなし、同録で伝えるという基本の姿勢。素晴らしい。(なので整音が命となります)
こういうドキュメンタリー的な撮影って、やっぱり音が重要となる訳で。(特に喋り)
最近はW/Lマイクも随分と安価になりましたが、人数が多いと録音部出動しないと無理な状況なんでしょうかねぇ…。
ドキュメンタリーの場合、いつ何が起きるかはわからない、いつRECボタンを押すかもわからない。
そんな状況なので、W/Lをつけたとしてもインタビューを撮ります的な段取り以外はいつもW/L ONの状態となる訳でして…。
8波くらいができる安価なシステムでもあればいいんですけどねぇ…。(後は知恵を絞り出すしかないですねぇ…)
W/Lの受信機に録音ができるものとかあれば..。(意外とない…)
BOYAとかあたりで出してくれるとありがたいですね。
オフマイクをどう考えるか。
割と私のこだわるところなんですけど。
実写作品出身の私としては、どうもセリフのベタオンの音があまり好きになれませんで。
いわゆるアフレコ。
ほとんどの作品がベタオンなんですよねぇ…。
だから日本のアニメのセリフの音質は好きになれません。(声優さんの演技は素晴らしいですよ勿論)(声優さんが距離感のある演技をしているのに録音側があまりにも無頓着かと…それをわかっていないなんとか監督やらも多いこと…)
セリフを録るんじゃない、空間を録るのだ
先輩ミキサーの教えです。大切な言葉です。
なので私は、オフマイクの音を重要視してます。
複数人数でのADRでも回り込んだ別のマイクの音量の加減で映像とのマッチングを作るのが重要かと思うのです。(同時に背景音とのマッチングも最も重要)
さて本日。
北へ行くのも最終日。
夜は業界夜話となります。