使用ベースを曖昧に紹介
今年〇ルカリで購入した5弦ベース、Lakland Skyline Japan SK-5CLです。
Laklandはこれ以外にShorelineシリーズのBob GlaubモデルのPBタイプを所持しており印象が良かったので、その流れで試してみたく購入に至りました。
使用用途としては、主にDTMでのベース音のLow-Bの音域が欲しかったこと、単純にアクティブの5弦ベースを触ってみたかったことです。
購入した金額は53,000円ほど、正直高いのか安いのか分からない価格帯でしたが良しとしています。
ネックの状態はトラスロッドが絞める方向が固く、調整して使用するのはやや難しい状態でLOW-B弦側がやや順反り、1弦側が真っすぐな捻じれのある感じでした。低音弦側が順反っているほうが僕は好みなので良しとしています。
使用した感想
僕は指が短いのでネックの幅が広く感じたものの、5弦モデルの許容範囲であると思うのであとは慣れの問題で使える感じです。ネックの特徴は特にキャラクターを感じず普通のベースといった感じです。
重量バランスは意外と良く、ペグがヒップショット製の軽量なものなのでその恩恵が強く見られ、ボディはカッタウェイが深いのでハイポジも抑えやすく、同社のダリルジョーンズモデルのカッタウェイと似ているような気がします。
音に関して、プリアンプがとにかく良く利きます。これでもかと言うくらいよく効きます。ハイからローまでよくコントロールが出来るので手元である程度の音作りが可能かと思います。プリアンプは何製なのかは把握しておりません。ピックアップはダンカンデザインドとの事、製造メーカーは元をたどればESPのはずなのでダンカン製みたいです。
Lakland Skyline Japanとは言ったものの、韓国製との噂です。組み立てが日本、だったか詳しくはよく分かっておりません。
↑ コントロール部はボリューム、ピックアップセレクター、ベース、ミッド、トレブルのつまみ、トグルスイッチはリア側のハムバッカーのスイッチで、ここの操作で60年、70年のジャズベース風、ハムバッカーとしての切り替えが出来るので多彩な音作り、、、そこまで使いこなせる自信はありません(笑)音質的には木が鳴っているというよりはプリアンプにより矯正されている印象で、ビンテージサウンドを求められる方にはあまりお勧めできません。USA製のレイクランドは価格にしても全く別次元の話になるので、スカイラインシリーズのレビューは当てにしないほうがいいと思います(笑)
↑ 自分にとって一番ありがたいポイント、電池交換がやりやすい電池カバーです。9Vなので電池1個です。裏通しも可能ですが、仕込みの角度が悪く鳴りが良くなる感じはありません。
ローズウッド指板です。色味的にローズウッドもどきのような気がしてなりません(笑)定価は15万ほどらしいので、マテリアルに拘る方なら国産のブランド(フジゲン、バッカスあたり)のものが満足できる気がします。
↑ ヘッド部、特筆すべき点は特にありませんがナットはおそらく牛骨製。牛骨ならいい味もとい音が出ます、きっと。あとヘアバンドで音が暴れないようにしています。が、効果はそこまで感じません。
↑ レイクランドおなじみの楕円ブリッジ、もはやアイデンティティと言っても過言ではございません。
総評
へっぽこベーシストなので偉そうなことは言えませんが、このベースは良いベースなんじゃないかなと思います。ルックスはカッコいいと思うし、DTMでもスタジオやライブでも値段相応の活躍はするだろうという見込みです。扱いに関して、特にプリアンプのコントロールに気をつければどんなジャンルにも対応できそうです。
現状ではコロナの影響によりスタジオ入り出来ていないので、家庭用の小型アンプでの使用のみ、大型アンプでの使用下の確認はできておらず、ある種の楽しみです。
5弦ベースは以前G&Lの日本製を所持していたことがありましたが、ボディの重量が重すぎたので使いこなすまでに手放したことがありました。こちらのベースは恐らく4.3Kgほどの比較的軽量なモデルです。腰痛持ちには非常にありがたいです。
LOW-B弦があることで若干音量バランスが悪く、DTMでの使用時バランス調整に少し困っております。130→120のゲージに変更するかコンプレッサーで調整するかは今後の課題として、まずはこのレンジを活かした楽曲の制作に挑みたいと思います。
コロナ収束後にはこのベースが活躍できますように(笑)