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【スタッフのおすすめ】現代の「地底旅行」を楽しむ『地球の中身 何があるのか、何が起きているのか』
こんにちは。
audiobook.jp運営のハガです。
audiobook․jpでは、8/1~8/31まで
対象作品を聴いて最大1000コインがもらえる
「夏のオーディオブック100選」を開催中です!
今回はキャンペーン対象作品の中から
スタッフおすすめの作品を紹介します。
ご紹介するのは「科学をあなたのポケットに」をテーマに子供から大人まで楽しめる一般向け科学シリーズ、「ブルーバックス」から『地球の中身 何があるのか、何が起きているのか』です。
私はド文系なので、地学だったり宇宙工学だったり、理系ジャンルの本は敷居が高いな~と思うことが多いのですが、初心者にもわかりやすく、身近なテーマを取り扱っている「ブルーバックス」はそんな理系に苦手意識がある方におすすめしたい教養書シリーズです📚
ワクワクする地学の世界
地学と聞いて思い浮かべるものはありますか?
私は地層だったり、鉱物だったり断片的に思い浮かべるものはありますが、
・何を解明する学問か
・どうやって研究(アプローチ)する学問か
など全く知らなかったので、初歩の初歩から始まる本作がとても勉強になりました。
地表から深さ6400キロの中心部まで、実際に掘り進めることができたのは地表わずか12km。まだまだ内部ではどのようなことが起きているのか、謎が多い「地学」の世界で、いままでの研究で分かっていることを分かりやすく紹介しています。
ながら聴きできた!
どうしても自分が明るくない分野の作品を聴くとき、固有名詞が難解だったり、前提となる知識が足りなかったり、オーディオブックで聴くことが難しいと思うこともしばしば。本作はそもそもが初心者向けに書かれていることもあり、耳からでも躓くことなく読了できました。
また、図表が107枚!と身構えましたが、本書の補足的な資料がメイン。朗読だけでも十分に内容は理解できるので、意外とながら聴きに向いているところもおすすめポイントです🔍
思わず引き込まれる文章
そして何より、著者・廣瀬敬さんの柔らかく、地学の謎にワクワクしながら向き合っていることが伝わる文体はオーディオブックでも十分に魅力が伝わります。「地学、ムズカシイ。」という固定観念がある方にこそ、身近なテーマや宇宙工学との比較を通して、地学がどんどん身近になる感覚をぜひ味わっていただきたいです。
私は冒頭で完全に心を掴まれたので、聴くか迷うな~という方は「はじめに」10分弱を聴いていただきたいです👂
最大1000コインがもらえる「夏のオーディオブック100選」開催中!
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『地球の中身 何があるのか、何が起きているのか』を楽しんでくださった方にはぜひ、同じく夏のオーディオブック100選のキャンペーン対象『「美食地質学」入門~和食と日本列島の素敵な関係』もおすすめしたいです👀
ブラタモリが好きな人はたぶん好き。
この夏、地学デビューする同志を応援しています!