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スケールするための組織作りと、理想の腸内環境は似ているという話
こんにちは。AuB株式会社です。
弊社は『すべての人をベストコンディションに。』というミッションを掲げ、サッカー元日本代表の鈴木啓太が創業した会社です。このnoteでは、ビジネスパーソンが「いつも調子がいい状態」を作り出すために必要な情報をメインに発信していきます。
事業が順調に伸び、さらなるスケールを目指して組織を拡大していこうと考えている成長フェーズのスタートアップの悩みとして挙がるのは、以下のような「人材・組織にまつわる課題」なのではないでしょうか?
・事業急拡大のために、どんな人を採用すべきなのか分からない
・次のフェーズに向けて、組織のあるべき姿を定義することが難しい
筆者である私は、前職においてまさにこのような状況に直面した経験があります。そして今AuBにジョインをし、腸活に向き合う中で、ふと、スケールするための組織作りと、理想の腸内環境は似ているのではないか?と言う考えが生まれました。
ほとんどの方にとっては、正直「???」だと思いますが、現在aubのプロダクトを愛用してくださっている方で、弊社が提唱している「理想の腸内環境」をすでにご存知の方は、もしかしたら……と感じてくださっているかもしれません。
今日は、この一見何も関係ない組織作りと理想の腸内環境が似ている点について、想いを綴りたいと考えております。
この記事を書く前に、何名かの経営者やHRの方々に私の仮説を聞いてもらい「確かに」と言う声をいただいたので、最後まで見ていただければそれなりに納得感のある記事になるのではないかと思っています🙇♂️
理想の腸内環境は「多様性が高い」こと
「腸活や腸内環境について説明されても分からないよ」と言う方も多いと思いますので、ここでは手短に説明できればと思っていますが、AuBは理想の腸内環境として多様性が高い状態であることを提唱しています。
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もう結論が出てしまいましたが、今回の一見何も関わりのない2つの事象を結びつけるキーワードは「多様性」です。では、ここで言う多様性とは一体何なのか。
現時点で腸活に興味がない方も、ここだけは前提情報としてご理解いただきたいのですが、腸内には菌が100兆個存在し、自分の体重の1~1.5kgは、腸内細菌の重さだといわれています。
そして、腸内細菌の種類は1000種類以上。このたくさんの菌たちが、我々ヒトの身体をつよくするために多くの役割を持って働いてくれているわけです。
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そして、ここからが重要です。
菌も人間と同じで、それぞれに役割や、強み/弱みなどの資質の違い、好き/嫌いがあるのです。まだ腸活についてそこまで詳しくない方や、これまで全く興味がなかった人は、菌と人間は似ているということをだけでもぜひ覚えていただければと思っています。
もう少し具体的に説明すると⏬
私は免疫力を高めるのが得意!みたいな菌がいたり
私はビタミンを作るプロです!みたいな菌もいたり
僕はメンタルをコントロールできるスキルがある!みたいな菌がいたり・・・
そのほかにも
僕は短鎖脂肪酸を作ることはできるけど、その他のことはできない・・・
僕はホルモン分泌のモチベを上げることはできるけど、細かいところのチェックが苦手・・・
みたいな菌も存在します
どうですか?人間に似ていますよね。
ちなみに、身体にとって重要な菌ではあるけれども「餌をくれないとパフォーマンス出せません」みたいな菌もいます。
ポテンシャルはあっても、オンボーディングをしっかりしないと活躍できない、みたいな感じですね。
私はそれを初めて聞いた時、人間っぽくて愛おしいなと思いました笑
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決して1つの菌をたくさん揃えれば良いというわけではありません。それぞれの役割に強みを持つ菌を揃えることが大切です。これこそが、私が理想の組織作りと、理想の腸内環境が似ていると思った所以です。
「いや、それと組織作りに何の関係性があんねん」と思った方は、ぜひ続きを読んでください。
スケールする組織に求められるのは「人の多様性」
視点を腸内環境から組織作りに移します。
リスクヘッジというわけではないですが、最初にお伝えさせてください。
組織作りに正解は無いので、あくまでここから説明する内容は、絶対にどの組織にも当てはまる事象というわけでは無いかもしれませんので、その点は悪しからず。
※少なからず私が在籍した組織では正解だったと胸を張って言えるので、間違いでは無いはずです
組織の立ち上げ当初や、PMFする前までは、カルチャーの基盤を作ったり、高速で仮説検証を進めることが求められるため、一定の同質性を持った人材を集めることが重要だと思います。
しかし、そのフェーズを超えると、今度は色々な強みを持った人が集まることによって、掛け算式に組織が強くなると考えています。
事業が伸びるということは、その分ステークホルダーや顧客からの期待値も大きくなります。その際に同質性のメンバーしかいないと、思想や視点が偏って、モメンタムを起こしにくくなったり、コンフォートゾーンから抜け出しにくくなります。
また、スケールさせていくにあたり、特定の役割や強み・資質を持つ人間が、組織に1人しかいない状態だと、どうしても属人化してしまいますよね。
考え方はいろいろあると思いますが、組織の複数人が「対応できるスキルを保持している」「強みの重なりがある」状態にすることは、以後のフェーズではとても大切で、それが最終的に再現性を担保することに繋がり、組織の強度が高まっていくと考えています。
よくいう「○○人の壁」という表現で例えるなら、30人〜50人以降でしょうか。事業をスケールさせる上で、足りないピースがどんどん出てくるタイミングかと思います。
このタイミングで、同質性に拘りすぎる組織に留まってしまうと、なかなか次に進めません。次第にアウトプットのスピードが遅れ、最終的には事業計画が達成できなかったりします。(こんな生意気な事を言っていますが、過去の自分に喝を入れてやりたいです)
また、そのような状態だと、既存のメンバーが多忙を極め体調を崩し、離職するなんてこともあるかと思います。本来自身が強みとしている業務や、やるべき業務に向き合うことができず、疲弊している組織はたくさんある気がします。
だからこそ、多様性が大事なのです。
・営業だけ採用していても、開発メンバーがいなければモノが作れない
・開発ばかり採用していても、マーケティングが上手くなければ顧客に適切に広まらない
・開発力があったとしても、デザイナーを採用しないと顧客に良い体験を届けらない
・適切なタイミングで法務や情シスを採用しないと、企業の信頼や価値が高まらない
上記は役割/職種での例ですが、資質でも例えることができると思います。
・アイデアを発散させるのが得意な人ばかり集めても、意思決定がまとまりません。逆も然り。
・実行力/行動力がある人ばかり集めても、良い戦略を作ることができる人がいなければ、最短で目標に辿り着くことが出来ないかもしれません。逆も然り。
・自我が強い人ばかり集めても、協調性がある人が個性を繋がなければ、チームとしての連携がうまくいかず組織がバラバラになるかもしれません。逆も然り。
最近では、入社時 or オンボーディングの過程で、ストレングスファインダーを実施する企業も増えてきていると思いますが「同じ資質の人ばかり集めるのではなく、相性が大事だよね」という会話も、日常的に行われているのではないかと思います。
良い組織と良い腸内環境は「多様性」が高い
以上が、私が感じるスケールさせるための理想の組織作りと理想の腸内環境が似ていると言った理由です。もし、ここまで読んでくださった上で「何言っているのかさっぱりだ」という方はごめんなさい。もっとうまく表現できるように出直してくるので、お待ちください。
腸内環境視点で言えば、たくさんの役割を持った菌をお腹に保有することが、つよい身体を作ることにつながる。
組織作り視点で言えば、多様なバックグラウンドや、さまざまな強みをを持ったメンバーを揃えることでカルチャーやスキルがアドされ、強い組織になる。
1年半前になりますが、Peatix CMOの藤田さんの記事にも「これからは企業カルチャーにフィットした人だけを採用するのではなく、チーム・組織に新しい視点をもたらしてくれる人、すなわちカルチャーアドできる人材を採用していくべきなのです。」という言及をされています。
この2つに共通しているのは「多様性」です。
調子のいい日々を皆で一緒に作りたい
我々は「すべての人を、ベストコンディションに。」というミッションを掲げています。
理想的な腸内環境へ導くことで、ヘルシーで活発な明るい毎日を過ごしたいあなたの心身のコンディションをサポートしていくことを目指します。
「腸活」とは、一般的にバランスのよい食生活や適度な運動などを行いながら腸を整える活動のことをさします。
しかし、世の中に多くの情報が氾濫する中、専門的な知識をもたないことで、ヨーグルトや野菜を食べることだけで良いと考えてしまったり、体に良いといわれる単一の食材、単一の菌を取り入れる偏った腸活をしてしまい、理想的な腸内環境に近づけていない人が多く見受けられます。
AuBは理想的な腸内環境を目指すために、体調管理のエキスパートであるアスリートたちを中心に、7000検体以上を研究。
そこから導き出した科学的腸活メソッド、「AuB GUT CARE METHOD(菌を摂る・育てる・守る)」の3つの方法を提唱し、商品開発をはじめとしたサービス提供や、情報発信をしています。
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