樋口楓 2ndフルアルバム「GAME GIRL」発売記念イベント レポート

こんにちは。ジョン・オービンです。

今回は、東京で12/14(土)に行われた 2ndフルアルバム「GAME GIRL」発売記念イベントに参加してきましたので、レポートを簡単に残しておきたいと思います。記憶とメモを頼りに書いておりますので、不正確な部分があるかもしれませんがご了承ください。
本発売記念イベントは、販売店舗ごとに抽選が分かれている二部構成で、一部がアニメイト・ゲーマーズ回、二部がタワーレコード回となっていました。私が当選したのはタワーレコード回のみなので、そちらのみのレポートとなります。

なお、イベント会場内は写真撮影不可だったため、イベント中の写真はありません。ご了承ください。

会場「バンダイナムコ未来研究所」

今回のイベント、公式サイトの案内には「開催場所:都内某所」と書いており、当選者以外には開催場所が知らされませんでした。
で、その開催場所がこちら。

ずらりと並ぶバンダイナムコの文字

「バンダイナムコ未来研究所」と言っても、ピンとこないと思いますが、これバンダイナムコの本社ビルです。
一応、知らない人向けに解説しておくと、楓さんが所属するランティスは株式会社バンダイナムコミュージックライブのレーベルなので、利用は出来るとは思います。
しかし、イベント用の施設とかではなく、至極まじめな雰囲気のオフィスビルにイケメンな樋口楓のイラストが貼り付けてある様子は、結構シュールでした。

よりにもよってこのイラスト

このバンダイナムコ未来研究所のプレゼンルームでイベントが行われました。本来なら部外者の方は立ち入り禁止で、一般公開もされていない場所ですので、入るだけでも貴重な機会だったと思います。

プレゼンルームの入り口。バンダイナムコの赤色

プレゼンルームは壇上を扇状に椅子が囲むような形で、100人ぐらい入れる大きさ。壇上に大型モニターと楓さんが映し出される縦型モニター、カメラ・マイク・スピーカーなどが置いてありました。スタッフからは、「樋口さんの目(カメラ)」「樋口さんの口(スピーカー)」と説明。バーチャルですねぇ。

壇上にはホワイトボードも置いてあり、「撮影禁止」の文字。
このホワイトボードの文字は、楓さんが書いています。他に、「今日はゲームをするだけのゆる~い日です」との文字、楓さんのサイン、自画像、マリオらしきキャラクターなどが描いていました。
ちなみに、このマリオ、実際の資料を見ながら描いたそうなのですが、「マリオではないイタリア人」「長打力があるプロ野球の助っ人外国人」などと言われていたとか。

前回の三Dリリースイベントは、大阪のアニメイト・ゲーマーズ会場で行ったのですが、通信環境等の機材トラブルがありました。今回はそれを嫌って、コントロールの効きやすい本社ビルにしたのかもしれません。

今回の参加者は34名。
にじさんじでは、1対1のトークイベントを除くと、この規模の少人数イベントは珍しいかと思います。
男女比はほぼ1:1でした。

イベントのルール説明

イベントでのルールは、楓さんとファンがゲームで対決するというもの。
二部で行うゲームはマリオカート8です。
樋口楓と言えば、マリオカートという人もいるぐらい有名な組み合わせです。にじさんじマリカ杯の切り抜きも楓さんを有名にした大きな一因でしょう。

ただ納得する一方で、バンダイナムコの本社で任天堂のゲームやるの?という疑問も浮かんでました。バンダイナムコも、色々ゲーム出してるのに。翌日ににじさんじで大会するTEKKEN8とか。

楓さん+ファン3人の計4人で2レースずつ対決。ファンを入れ替えていき、全員がプレイし終わった時点で、楓さんが総合得点で2位以上なら楓さんの勝利
楓さんが勝利した場合は、ランティスからご褒美がもらえます。
ファンが勝利した場合は、リスナー全員にこのイベント特製のブロマイドが配られます。

司会と実況を務めていたながD(ランティス)から、ご褒美は何がいいか?と聞かれると、楓さんは「ネクソンポイント」と回答。マビノギのフリーレンコラボに使うそうです。フリーレンのカバンが強いのだとか。
バンダイナムコ本社でマビノギに課金する話を?と思いますが、おそらく気にしてるのは私ひとりでした。

マリオカート8で対決

三人ずつSwitchが置いてある席に呼ばれ、最初に名前を言ってからプレイしていきます。
プレイする席にはマイクが置いてあり、楓さんと喋りながらプレイできる形式……なのですが、喋りながらプレイしてる人はほとんどいませんでした。
「レースゲームなのでプレイに集中する」「ほとんどの人がマリオカートプレイしたことがない」「後ろに30人ぐらい見てる人がいる」「スタッフも見てる」「そもそも推しとそんな簡単に話せない」という状況で喋れる一般人は、そうそういないと思います。たぶんいたら、配信者になってる。そういう意味では、改めて「数千人がリアルタイムで見てる中で喋り続けられる配信者ってすごい」と実感するイベントではありました。

仕方なく、ながDが楓さんに話題を振る形で雑談しながらゲームプレイをしていく形に。
大会時にマリオカートをマネージャー借りた後、マネージャーから「大会見てたらプレイしたくなったから、早く返してくれ」と催促された話。
GAME GIRLの各曲には、それぞれ実在するゲームがイメージとしてつけられている話。野球讃歌はパワプロ、Bravery? Naturally?はFinal Fantasy10、アイムホーム!(の特典用イラスト)はぼくのなつやすみなど。
楓さんの喋りは、普段のゲーム実況とあまり変わらないゆるい雰囲気でした。

司会のながDから「忖度なしで樋口楓を打ち負かしてください」との説明を受け、戦いに赴くファンたち。ですが、当然ながら「本当に勝っていいのか?」と言った雰囲気も漂います。
結果として、忖度してゴール前で止まるファンあり、本気で走って圧倒するファンあり、楓さんが得意なベビーパークをあえて選ぶファンあり、と、それぞれの思惑で走ることに。

コースは、参加した4人が選んだコースからランダムで選ばれるのですが、ベビーパークが当たると、ファンたちが拍手していました。思い返すと少し奇妙な光景です。
後半になると、結構負けが込んでいた楓さんが「拍手してくれてる人も、私のことボコってるからね」と言っていました。

レースは粛々と進んでいき、残り2組となったところで、ファン2名+スタッフでレースを走ることに。一回目はタワーレコードのスタッフ、そして最終戦はながDを交えての勝負となりました。
この時点で楓さんの順位は3位。残り4レースで、ご褒美がもらえる2位までは8pt差でした。マリオカート4人戦は、1位で5pt、2位3pt、3位2pt、3位1ptと、最大で4ptが縮まるので十分逆転圏内。
ここで得意のベビーパークを(半分忖度で)引き、追い上げる楓さん。そして迎えた最終戦、2位とのポイント差はわずか2pt。1位を取れば、勝利確定という場面で、見事1位を取り、総合順位2位で終了。見事ご褒美のネクソンポイント(金額は応相談)を獲得しました。

ちなみに、ファンも1位を獲得したということで、ブロマイドが配られました。

配られたブロマイド
背景はイベント会場であるプレゼンルーム

ゲームの感想として、楓さんから「ゲームは同じレベルで遊ぶと楽しい」「ファンは推しと似る」とのお言葉が。それなりに忖度されてのデッドヒートではありましたが……

その後、「お見送り」として楓さんに挨拶しながら退場して、イベントは終了。

感想

今回、二部のタワーレコード回は、16:00開始……の予定だったのですが、一部のアニメイト・ゲーマーズ回が長引いたため、少し遅れて開始することに。そのせいもありますが、終わったのは18時過ぎ。およそ2時間弱のイベントです。ライバーと直接交流できる濃い内容で、しかもこのボリュームの多さなので、かなりお得感があります。
まぁ、スタッフの予想を超えて時間が伸びた、という側面もありますが。ゲームの関係で時間が読みづらい難点はありそう。
参加人数の関係で抽選倍率が高い、CD購入が必要、当選発表がなぜか9日前等、参加ハードルの高いイベントではあるのですが、満足感は高かったです。

プレイする時は緊張していましたが、全体的にはリラックスした雰囲気のイベントで終始和やかに進みました。普段のゲーム実況配信をオフラインでやってるみたいな感じで新鮮でしたね。
にじさんじのコンテンツとしては、ゲーム実況が中心なので、ファンとしても馴染みやすかったと思います。他のライバーでも機会があれば見てみたい形式でした。

リリースイベントはANYCOLORではなく、ランティス主催のイベントなのですが、毎回既存のリアルアーティストともVtuberとも違うイベントの形を模索しているような面白さがあります。
こういった試みの中から、新しい何かが生まれてくると良いな、と思っております。


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