どん壱グランプリスペシャル番組2022/3/27レポート
こんにちは。ジョン・オービンです。普段は樋口楓さんの年表を作っています。
今回、幸運にも「どん兵衛×にじさんじ」コラボ企画「どん壱グランプリ」のスペシャル番組に当選しましたので、レポートを書いています。当選者のみが視聴できる配信でしたので、情報をまとめておかないと後から追う時に大変だろう、という年表編纂者特有の心配によるところが動機です。
なお、レポートについては、私の主観的な感想なども含まれていますので、その点はご了承ください。
またスクショNGの配信でしたので、本レポートにスクリーンショットは含まれていません。
企画説明
配信は5人のアナウンスから始まり、続いてステージ上に3Dの姿で立つ5人が映し出されます。
まず、自己紹介と推しどん兵衛の紹介。その後、対決企画のルール説明に移ります。
本イベントでは、樋口楓さん、不破湊さん、ジョー・力一さん、椎名唯華さん、星川サラさんの5名が様々な対決を行い、その総合得点で優勝を争いました。
優勝したライバーは、日清食品本社1階にある広告スペースに大きく掲載されるとのこと。掲載されるのは一人だけです。
「5人全員で載るんじゃなくて?」というツッコミもありましたが、そこはまぁ勝負企画ということで……さっそく対決に入っていきました。
レコメン対決
期間中のオンラインストア売り上げ対決を競うレコメン対決。
事前にどん兵衛公式Twitter上で、以下のようなどん兵衛のレコメン動画が投稿されていました。
【どん壱グランプリ 第1戦レコメン対決】
— どん兵衛 公式 (@donbei_jp) February 9, 2022
🍁でろーんでろーんこんでろーん!🍁
今日は樋口楓さんが、どん兵衛 天ぷらそばを関西弁でレコメン。西も東も食べてみて下さい!
オンラインストアの売り上げで勝負が決まる!https://t.co/8SxrQ3qgNr#どん壱グランプリ #レコメン対決 #にじさんじ #樋口楓 pic.twitter.com/UWVUCwyekx
今回の参加者全員一人ずつ推しどん兵衛をPRしています。
後で見返すようにリンク貼っておきます。
どん兵衛レコメン動画
樋口楓さん、不破湊さん、椎名唯華さん、ジョー・力一さん、星川サラさん
売り上げはトップ3のみの発表で、結果は以下の通り。
1位:星川サラ(きつねうどん・東)
2位:椎名唯華(きつねうどん・西)
3位:ジョー・力一(かき揚げ天ぷらうどん・東)
うどんが3位まで独占と、やっぱりうどんが強かったですね。
ただ、詳しい売り上げ額は出ませんでしたが、僅差だったとのことです。
気配斬り対決
ゲーム対決の1つ目は気配斬り対決でした。MCは力一さん。
ちなみに、MCは対決企画ごとに交代していました。
気配斬りのルールを簡単に説明すると、2名が目隠しをした状態で刀を持ち、気配を察知して相手を斬れば勝ち、というゲームです。
不破さんが過去3回ほど気配斬りをしたことがある経験者である以外は、全員気配斬りは初めてとのことでした。ちなみに、不破さんは過去3回全て負けてるそうです。力一さん曰く「全員平らですね。あんまり経験が生きてない」。
勝ち抜きトーナメント制で、あみだくじで組み合わせを決定した結果、1戦目は力一さんvs椎名さんに。
力一さんが試合に出るので、楓さんが代わりにMC兼審判として入ります。
審判として足を大きく開いて二人の間に立つ楓さん。それは、審判というか相撲の行司……
あと、目隠しとして付けていたアイマスクは、日清チキンラーメンのマスコットキャラ、ひよこちゃんの顔部分が描かれていました。かわいい。
1戦目は力一さんvs椎名さん。
先に椎名さんが攻撃を当てますが、微妙な当たり具合だったので審判楓さんの判断で試合続行。
不破さんが「胴に当たってないかな」と剣道を思わせる発言。これに力一さんが思わず「そんなのあるの?」と小声でツッコミを入れたところ、その声を頼りに椎名さんが攻撃し、これがヒット。椎名さんの勝利になりました。
ツッコミを入れたがために負けるという、ある意味力一さんらしい負け方でした。
ちなみに、気配斬りに剣道みたいなルールはないので、どこに当たっても大丈夫です。
2戦目は、不破さんvs星川さん。
試合前からくねくね動く不破さん。周りからは強そうの声があがります。が、試合になると互いに声を張り上げながら刀を振る、うるさい展開に。気配斬りのルール上、声を出した方が不利なのですが……
結果は星川さんの勝利。
不破「これ声出した方が負けるんだ」
力一「気配関係ねえじゃねえか」
3戦目は、椎名さんvs楓さん。
試合前に楓さんが「しぃしぃに弱いんでね。勝負事」と語っていたように、過去のにじさんじ甲子園などの椎名さんとの対決では負けが込んでいます。
試合が始まると、互いに攻撃するがなかなかヒットせず。
先に椎名さんがヒットさせた、と思ったら、当たったのは楓さんの持ってる刀。審判の力一さんの判断で、刀は無効。身体に当てないとダメとして続行になります。
その後も、椎名さんが攻撃を繰り返すも、何回も楓さんが刀で受けるという気配斬りらしからぬ展開になります。そのまましばらく椎名さんの攻撃が続いた後、ついに楓さんの頭にヒット。椎名さんが勝利しました。
力一さんが「永遠に続くのかと思った」というほど長い(といっても1分ちょっとぐらい)対決でした。
決勝戦は、椎名さんvs星川さん。
なのですが、開始早々椎名さんが一撃で星川さんを倒し、椎名さんが優勝しました。
星川さんが開始直後に「椎名先輩」と小さくつぶやいたのを頼りに攻撃したようです。気配斬りは、喋ることが仕事のライバーには向いていない競技かもしれません。
ちなみに、気配斬りの間、BGMには剣持刀也さんの配信でおなじみの「light song」が流れていました。
なんでもバスケット対決
ゲーム対決2つ目は、なんでもバスケット対決。椎名さんがMCでした。
5人に対して椅子が4つあり、真ん中に立った鬼が指定したことに当てはまる人が席を立って他の席に移る。一番椅子に座れず鬼になった回数が多い人が負け、少ない人が勝ち。というゲームです。要するにフルーツバスケットですね。
「フルーツバスケット」という代わりに、「どん兵衛」と言った場合、全員が席を立つというルールになっていました。
この対決は、とても面白かったです。
全員結構本気で遊んでいて、走り回るワチャワチャ感もそうですが、指定に対するライバー同士の掛け合いや反応も楽しめました。
「どん兵衛好きな人」みたいな今回のイベントらしい指定以外にも、いくつか面白い場面があったので紹介します。
椎名「今スーツ着てる人!」
→力一さんしか該当しないので、自動的に椎名さんと入れ替え
力一「ちょっと待って。それはダメだよ。そんなんやったら、ピンクまんじゅうとかで全然いけるよ。それやっていいならなんでもありだよ」
力一「ポニーテールの人!」
楓さんだけ動く。遅れて気付く椎名
椎名「あ、私もか」(一応後ろで結んでる)
不破「さしすせそが名字の人!」
椎名さんと力一さんが動く。ジョーが名字みたいです。
星川「マネージャーさんに怒られたことある人!」
不破さん、楓さんが動く。動かない椎名さんにツッコミが入る。
楓「あるやろ!」
椎名「あれマネージャーなんかな?」
不破「知らん会社の人に怒られてる?」
星川「今月遅刻したことがある人」
誰も動かす。さすがだ、と思ってると、
星川「今年遅刻したことがある人」
で、動き出す楓さん、椎名さん、力一さん。星川さんから「多すぎでしょ」とツッコミが入ります。
力一「今年に入ってボロボロ泣いたことがある人!」
全員動かず。
力一「いない!?」
力一さんはどうなの?と聞かれて、「生まれてから泣いてない。クレヨンしんちゃんの映画でしか泣いたことないから」とよくわからない強がりをする力一さん。
最後は力一さんが「今年入って……どん兵衛!」とフェイントをかけて、楓さんが席に座れず終了。
10分近くゲームが行われ、結果は椎名さんと不破さんが同率で1位。力一さんがビリでした。終始走り回ってたので、5人とも終わる頃には若干疲れた様子でした。楓さんは「ちっちゃい頃思い出した」との感想。
椎名「こんな1位取っちゃっていいんですかね」
楓「次ぼこぼこにしよ」
椎名「次、歌バトルやからな……」
あとゲーム途中、楓さんはすごい前傾姿勢で構えていて、星川さんに「構えやばいんだけど、楓先輩」と笑われてました。
うた対決
最後の対決はうた対決。不破さんがMCでした。
ルールとしては、一人が歌い、他の4人が「最高」「異議あり」で採点。最高が多かった人が勝利です。
一人目は、星川サラさんで「Q&A リサイタル!/戸松遥」
星川さんが初の歌枠で歌った曲でもあります。星川さんらしい選曲ですね。
星川さんが歌ってる間、他の四人は手に採点札を持ったまま、後ろで踊っています。採点札はリバーシブルで裏面に歌ってる人の名前が付いたうちわになってました。
後ろの四人の動きはアドリブらしく、かなり自由。
アイドルステップを踏む椎名さん。
盆踊りみたいな動きをする不破さん。
普通に腕を上げて振る楓さん。
今一つどうすればいいか迷ってる力一さん。
など、その場その場で変わってました。オタ芸っぽい動きもしてました。
あと、これは私の見間違えかもしれないのですが、曲の後半で星川さんが「L.O.V.E 星川!」とコールして、他の人が繰り返すシーンがあったのですが、不破さん椎名さん力一さんがコールする中、樋口さんだけはコールしていなかった気がします。
採点は、不破さん以外「最高」でした。異議ありをあげた不破さん曰く「疲れた」とのこと。これに同調した他の三人が「異議あり」を上げ直して、まさかの全員「異議あり」。無茶苦茶な採点に、星川さんは「一生許さないからな」と恨み節でした。
(※ちなみに、最終結果を見ると、採点は最初の「最高3票」の方でカウントされたようです)
二人目は、樋口楓さんで「たこ焼きロック」
日清が食品の会社とのことで、自身のオリジナル曲の中からごはんに因んだ選曲でした。Vtuberロック革命では、不破さんとデュエットしたこともある曲です。
曲内に後ろにいる4人がの「ヘイ!ヘイ!」の掛け声を行うなど、楽しい雰囲気が出ていました。途中に入るセリフもどん兵衛バージョンになっていたりと、ライブ感もバッチリ。
採点は全員「最高」の満点。
椎名さんの「疲れてんちゃうの?」という質問に対し、不破さんが「いや、疲れてるとは言ったけど……違う!それは」と答えるなど、見えない圧も感じましたが……歌は最高だったので、気のせいでしょう。
あと、不破さんは曲の直後に「こんなにお腹がすくことがあるとは、思ってもみませんでしたが」というよくわからない感想を言ってました。
ちなみに、日清POWER STATION REBOOTの舞台は、背後にLEDビジョンがある他、地面にも映像を映せるようになっており、上からのカメラで取った時に映えるようになっていました。配信専用のステージならではの演出かもしれません。
三人目は、ジョー・力一さんで「I Was Born To Love You/QUEEN」
これはすごかったです。何がすごいって、あの高音を歌いこなす歌唱力もそうなのですが、動きがQUEENボーカルのフレディ・マーキュリーを完全再現していました。
他のライバーは、わりとアドリブでダンスしている中、なぜか一人だけかっちり決めてきている力一さん。見ている最中、ずっと笑いが止まりませんでした。
力一さんが終わった後に「みんなボヘミアン・ラプソディ見てくれてたんだね」と言ってた通り、QUEENの映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見て練習したようです。見ていた私も「ライヴ・エイドのシーンだ!」と思っていたのですが、あとで調べたところ、ボヘミアン・ラプソディ内でI Was Born To Love Youは歌われていません。
どうも映画で覚えた動きと、歌を自分で合わせたようです。どれだけ多芸なのでしょうか。このピエロは。
採点は満場一致で「最高」。
不破「ここにいましたね」、楓「降臨してんなぁ」と絶賛でした。
四人目は、椎名さんで「恋愛サーキュレーション/花澤香菜」
椎名さんの声質にあった良い選曲です。アイドルステップを踏む等、動きもかわいらしかったです。
しかし、ここまで動き詰めで若干息が上がってるせいか、踊りに集中してるせいか、歌い出しで詰まることが何度かあり、採点では星川さん以外「異議あり」。力一さん曰く「ステップの時、真顔になるんだよね」、楓さん曰く「バタバタリしてた」
途中「恋する季節は欲張りサーキュレーション」の部分を、後ろで踊ってる四人に振って歌わせていたのですが、途中から振ったため、不破さんだけ振られない結果に。不破さんは「俺的には振ってくれないのが寂しかったから」と異議ありの札をあげていました。
五人目は、不破さんで「睡蓮花/湘南乃風」
まさかの最後の曲にして、一番疲れそうな選曲です。全員ジャンプしたり、合の手を入れたり、結構激しめにリアクションしてました。
曲の長さも7分近くあり、ここで事前予告していた終了時間の20時を超えます。歌唱後の不破さんは「申請した段階で止めてほしかったな」と語っていました。
採点は力一さんが「最高」。他三名は「異議あり」。
理由は、椎名「疲れた」星川「疲れた」楓「春感じる前に夏感じた」とのこと。楓さんだけよくわからないですが、ツッコミは入りませんでした。
結果は、楓さんと力一さんが同率1位。不破さんと椎名さんが異議あり賞でした。椎名さんは悔しがっていました。
最終結果発表
最終結果は椎名唯華さん(きつねうどん・西)が優勝!
椎名さんのコメントは「やっぱ西の力があったんじゃないかな、と思います」とのこと。
その後、五人それぞれ感想を言っていきます。
星川「西に負けちゃって悔しいー。やっぱり気配斬りで完敗しちゃったんで、納得のいく敗北だったかなと思います」
楓「ごはんを通じてみんなとも仲良くなれて、日清さんは素晴らしいと思いました」
椎名「優勝することが出来まして。がんばったぁ。本当に」(顔をぬぐう仕草)力一「泣いてねぇよ」
不破「ライバーさんはもちろんどん兵衛との距離も近くなったのかと思いました」
力一「この番組見るぞって言う気持ちで、たくさんどん兵衛を買ってくれた皆さん、ありがとうございます。私たちも腹が減ったので、帰りどん兵衛だな、と」
あと、ここで、4/3までの一週間見逃し配信があるとの案内がありました。本レポートは見逃し配信で補完しながら書いております。感謝。
そして、最後は全員で「Virtual to LIVE」を歌いました。
もはや定番ともいえる流れで、にじさんじファンの間では、蛍の光よりも閉店感を感じる曲となったVirtual to LIVE。毎回歌う人が変わるたびに、違った形が見られるのもいいところです。
途中不破さんが「次誰歌う?決まってないよ?」と言ったり、ライブ感もありました。ネタなのか本当なのかは不明ですが……
全体を通しての感想
1時間15分ぐらいの配信ですが、ゲームあり歌ありで満足感のある配信でした。全編3Dを活かした動きのある企画が多くてよかったですね。大量のどん兵衛を買って友人に配った甲斐がありました。
それだけに、当選者だけの公開はもったいないと感じましたね。文章では説明しづらい、うた対決の時に後ろでくねくね動く不破さんとか、完全にフレディになり切ってる力一さんとかを共有できないのは辛いところです。
コラボ企画なので難しいかもしれませんが、京まふのように1年以上経った後に期間限定で公開する等してほしいですね。
レポートは以上です。のちに感想配信や公式レポートなどが公開された際に、私の解釈が違っていた場合には、追記などするかもしれません。
最後になりましたが、このようなイベントを開催していただいた日清さんとにじさんじの運営チーム、そして樋口楓さん、不破湊さん、ジョー・力一さん、椎名唯華さん、星川サラさん、ありがとうございます。
また、内容が濃かっただけに少し長いレポートとなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方も、お付き合いいただきありがとうございました。