観たアニメ2021秋_後編
前編では割と楽しんで観た作品を中心に書きました。
では、後編もサクサクまいります。
さんかく窓の外側は夜
岡田将生さん志尊淳さん平手友梨奈さんで実写映画化された、ホラーミステリーBL。映画も原作も通らずアニメで初めて触れました。フレデリックが主題歌を担当していて観始めたらもう曲が回る回る。ミディアムでも速い曲でも、イントロで掴み、シンセとギターで揺らして甘めボーカルで刺す、大好きなバンドです。OP映像がなかったのでMVを貼ります。ああライブに行きたい。
ホラーとミステリーの塩梅に引き込まれた。原作の独特な雰囲気にも触れてみたくなりました。
サクガン
秋のロボアニメ枠はこの作品。話の内容やアニメーションに関するあれやこれやをさておいてしまうほどに主題歌がよかった!遠藤正明さんの「恍惚ラビリンス」は「さんかく窓の〜」の「サイカ」に並ぶオープニング大賞同率2位でした。勇者から何年経ったって、遠藤さんの歌声をスルーできない。
でーじミーツガール
「スーパーアニメイズム」枠で90秒ずつ放送されたオリジナル短編アニメ。90秒で少しずつ話を展開させられたことにびっくり。しかも毎回見せ場がある。キャストは総勢5人でほぼウチナーグチ、言葉の解説はほとんどないまま進む潔さがとても好きでした。わたしはもともとキャラクター原案とシリーズ構成を担当した丸紅茜さんのイラストが好きだったのだけど、この作品からは絵柄だけでなく丸紅さんの沖縄愛もあふれていた。1話がまるまる公開されているので貼りますね。
先輩がうざい後輩の話
ウザ絡み、というほどではないけど面倒見のいい大柄先輩と、なんとなく先輩が気になっている小柄後輩の話。さらーーーっと観られてよかったです。12月はクリスマス、2月はバレンタイン、3月はひな祭り、夏休みの海バカンスに秋の1日でまた年が明けて初詣…と、春夏秋冬のイベントというイベントが1話ごとに盛り込まれていて帰って清々しかった。季節を経てだんだん2人の距離が近づく…というか最初から割と近かったような。むしろ桃子さんと風間くんのほうがじわじわ近づいている印象でした。
プラチナエンド
神候補の座をかけた人間同士のバトルロワイヤル頭脳戦。毎度誰かが血を流していなくなるので爽快感を味わうタイプの作品ではありませんが、それでも先が気になってしまってやめられない。原作は14巻で完結しているんですね。私も序盤は漫画を読んでいましたが、今はアニメを追っている状況です。冬アニメの第2クールも楽しみにしています。
海賊王女
完全新作のオリジナル、終始画面が美しかった。前情報では想像がつかない内容、18世紀の大西洋で主人公フェナを守るのはまさかの真田家、襲って来る海賊に追って来る海軍将校に…など好奇心を掻き立てられるポイントはたくさんあったのだけど、肝心の目的地「エデン」と謎がよくわからないまま終わってしまった…私の理解が追いつかなかったのかもしれません。ビジュアルもアニメーションも好みだっただけに「…んんん!?」というラストでポカンとしてしまった。もう1周観なさいってことでしょうか。
おわりに
白い砂のアクアトープは完走したものの、第2クールこと「無限企画編」で気持ちが離れてしまった感がありました。くくる&風花を中心に据えた第1クールから少しずつ群像劇に移っていくかと思いきや、くくるの空回りと悪戦苦闘でしたね。鬼滅の刃は相変わらず画面の密度が凄まじい。無限列車編は初公開の1話だけ観ましたが、その先は展開がつらくて観られません…遊郭編は追っているのでまたあらためて。ルパン三世PART6は継続中なので割愛。オムニバス形式なのでどこを観ても楽しいし、脚本担当が変わるとこんなに世界が変わるのか!という当たり前のことをじっくり噛み締めながら追っています。
冬アニメは本数だけ見ると秋に比べたら減りますが、それでも話題作がいくつかあって、楽しみに追っているところです。