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理想の在宅勤務環境を求めて二酸化炭素濃度のモニタリングを始めてみた


先日、自宅の在宅勤務環境に関して記事を書きました。

今回さらに理想の在宅勤務環境を実現に求めて、新たに室内のエアーモニターを導入したので記事にしてみます。
購入したのはqingpingのAir Monitor Liteという製品。

詳細なスペックは公式HPを参考にしていただければと思いますが、
私がこれを選んだ理由としては以下の点から。
・二酸化炭素の濃度計測が可能
・Homekit対応
・専用のハブ不要

ちなみにQingpingは2015年創業の中国の会社らしく、Xiaomiからの出資を受けているXiaomi Ecological Chainの一つです。そのため後述しますがMi Homeとの連携も可能です。

以前から屋内の二酸化炭素濃度をモニタリングして、換気のタイミングを図るのに活用したいと考えていました。と言うのも二酸化炭素濃度の上昇により、集中力の低下や眠気を誘うリスクがあり作業性に大きく影響するため。ちなみに、厚生労働省は商業施設屋内の二酸化炭素濃度を1000ppm以下にすることを推奨しています(記事)。

これを実現するにあたって、当初はラズパイに接続する二酸化炭素濃度センサというのも考えましたが、思ったより高いこともあり(4000円程度)、パッケージ化された製品を選びました。

購入と開封

今回はAliexpress経由で7,650円でした。
Amazonでも取り扱いありますが倍近い。。。
多少購入から商品が手元に届くまで日数かかりますが、この値段差なら余裕で待てる。

製品梱包の外観。Homekit対応のマークが確認されます。

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同梱内容としては、製品本体とケーブルと取説。
ケーブルは製品本体側のコネクタはUSB typeC。


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セットアップ

こちらのAir Monitor Liteですが、以下のアプリに対応しています。
・ホーム
・Qingping+
・Mi Home

私はMi Homeは使っていないので、上の二つのアプリへの追加を行いました。

ホームアプリへの追加はいつも通り。Homekitのバーコードを読み込んで終了。
専用アプリのQingping+への追加も無事完了。
設定が完了すると自動的に計測結果が画面に表示され、ログデータの閲覧も可能になってます。

以下のようにPM2.5、PM10、二酸化炭素濃度、温度、湿度の5つの指標を計測し、グラフ表示してくれます。指標ごとに規定のレンジで色分けされるので直感的に把握することができます。

私が帰宅した20時あたりから二酸化炭素濃度が上がってる!とかわかります。データを眺めて色々分析するのも楽しい。

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使用感レビュー

導入してまだ日が浅いですが、簡単にレビューを書いてみます。

気に入っている点

・専用アプリQingping+が各種指標が一覧できて、かつ直感的でわかりやすい。

・製品仕様、外観、機能、UI、アプリ等全体を通して表示にシンプルなつくりながら必要最低限に絞っていてわかりやすい、取説不要。
おそらくXiaomiの製品思想が浸透している。


その他気になった点

・ホームアプリ内で、濃度X%以上等の細かい数値条件でオートメーションの作成が不可。
 ※controller等のサードパーティーアプリを使えば可

・Siriに「CO2の濃度教えて」と聞いても、「正常です」としか答えてくれない。値を教えて。。。。

・時刻の校正ができない。
Aliexpressで購入したせい?なのか、時刻設定が1時間ずれている。仕方がないのでスクリーンセーバーを時刻表示なしのものにしている。
色々アプリ内でメニューを探したけど、見つけられず。知ってる人いたら教えて。


以上、自宅の在宅環境にエアーモニターを導入してみました。



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