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除湿器を全自動から半自動にダウングレードしたお話
先日自宅の梅雨対策として除湿器の全自動化について記事にしました。
今年の梅雨時期は無事乗り切ることができました。
ちなみにnature remoを使って部屋の温湿度データのログをとっていますが、除湿器の置いている寝室では日中湿度55%前後に維持できてます。
※就寝中は運転音が安眠を妨害するのでオフしてます。
比較対象が2Fのリビングなので効果が分かりずらいですが、自宅の寝室は1Fの北側にあるため、この時期除湿器の運転を止めると湿度80%まで上昇するという恐ろしいことに。
ただ、しばらく運用してみて課題も出てきました。
・サッシに水がたまって、子どもが触れられる
・排水先の踏み石の上が水浸しになる
そこでやむ無しですが、排水の自動化はいったん止めて、aqaraの水漏れセンサーを使って、排水のタイミングで通知するようにしました。
ということで、今回のステップとしては以下の流れ。
1. 除湿機排水タンクの満水をセンサー検知
2. aqara HUBのLEDを点灯させて通知
水漏れセンサー概要
今回使用するaqaraの水漏れセンサー(公式HP)
https://www.youtube.com/watch?v=zgzqC615Xxs
センサー裏側に一対の電極があり、浸水して通電することで水漏れを検知する仕組み。
IP67の防水仕様なため、水深1mに30分間の浸水はOK。
排水タンク程度の深さであれば、万が一排水を忘れて数日放置してもおそらく問題ないでしょう。
お値段Aliexpressにて1,800円程度でした。
HomeKit対応のため、HUBと連携させると自動的にiPhoneのホームアプリ画面にも表示されます。
除湿機排水タンクの満水をセンサー検知
こちらの水漏れセンサーでタンクの満水を検知させるため、タンク内側に貼り付けてみました。
除湿器も排水タンクが満水になると自動的に運転を停止するので、運転停止するより先に水漏れセンサーが検知するように水位を見ながら微調整。
aqara HUBのLEDを点灯させて通知
水漏れセンサーが浸水を検知したらHUBのLEDを点灯させて通知するように設定しました。
ホームアプリ上のオートメーションで以下のように作成。
自宅の場合、リビングにHUBを設置しているんですが、夜中は確認できないのでオフにしています。
夜中にひっそり点灯してたら怖いですし。。。
以上により、除湿器の排水タンクが満水になるとHUBのLEDが点灯して通知してくれるようになりました。
余談
水漏れセンサーは排水管の近くに取り付けて漏水を検知するのが本来の用途ですが、アイデア次第では面白いオートメーションができそうです。
例えばお風呂の壁に取り付けて、水掛けることで音楽再生のトリガーにしたり、背面の電極に雨滴センサーを取り付けて、雨が降ってきたことを検知させたり(ネット記事)。
しばらく除湿器の満水センサーとして運用してみて、微妙であれば他の用途も探ってみたいですね。もちろん除湿器完全自動化の実現も諦めたわけではないですが、こどもが小さいうちは難しかもな。。。