
第13回 スパ虹🌈を終えて
久しぶりのスパ虹🌈です。
今回は『烈車戦隊 トッキュウジャー』の11駅(11話)「闇の皇帝」を、愉快な相棒まーぼんと一緒に見ながらゆるっとおしゃべりです。
さて、闇の皇帝ゼットは私が知っている敵幹部で一番のインパクトの持ち主です。
イケメンだし、めちゃくちゃフレンドリー。そしてトッキュウジャーの敵でありながら「キラキラ」に憧れている。ちなみにめちゃくちゃ強い。
今回は、闇しか知らなかった彼が、初めて光を見つけた喜びのようなものが伝わってくる登場回でした。
そして敵幹部が勢揃いし、彼らの関係性などもわかりやすいストーリー展開です。
闇の中にずっといたというゼットが、キラキラ光るものに憧れる様子がなんというか、とてもいいんです。そして、遊園地でメリーゴーランドに乗って子供のようにはしゃぐ姿が、全然「闇の皇帝」には見えません。この辺りが今回の見どころだと思います。
光の中にいたら闇を意識することはないかもしれません。
光の中から見える闇よりも、闇の中から見える光の方がよく見えるものです。
ゼットは見つけてはいけないもの見つけてしまったのかもしれません。
そんなことを感じる回でした。
実は私がトッキュウジャーをきちんと見たのは、本放送の2年後くらいだと思います。
闇とまではいきませんが、私はそのちょっと前までかなり闇に近いところにいた気がします。だから、ずっと真っ暗だったというゼットの言葉は胸に響きました。そして、光を見つけた時の自分と重なりました。
ああ、世界はこんなに明るかったんだ…という感覚です。
それまでも、何度か私は落ち込んだり、悩み込んだりして、他人を遠ざけたりしていたこともありましたが、そんなときにふと光を見つけて、そのたびに前へ進むことができました。
その光は友人の一言だったり、好きな人が差し伸べてくれた手だったり、そして、スーパー戦隊だったりしました。
だから、私が見た中では今までにないタイプの敵、ゼットには時々感情移入してしまうのです。
この先のゼットが、闇の皇帝である自身とは相反する性質の「キラキラ」をどのように手に入れようとするのか。
じっくりと追いかけていくので、気になる方はスパ虹🌈を聞いてみてください。
そして、イントロクイズの答えは…
光戦隊マスクマン(1987年)のエンディング曲
『愛のソルジャー』
でした。
歌詞がね、まぁ前半は自己犠牲推進派みたいで私の好みではないのですが。
だって嫌じゃないですか。
約束しよう
君のためなら
体投げうち戦うぜ
もしもこの命さしだして
君の夢守れるなら
何も惜しくはないのさ
これ、実際にあったとしたら、残された方はどうすりゃいいの?ってなりますよ。自分を責めますよ。命さしだすなんてことされたら。自己満足じゃないの?って思っちゃいますよ。私のためというなら、生き延びてくれって思いますよ。その方が幸せですよ。言われたことないからわからんけど、自分の夢よりあなたの命の方が大事ですよきっと。
ただ、このあとに
君と出逢えてよかった
と、続くので、まあよしとしよう…という少し複雑な心境になる歌詞です。
もしその言葉を遺してくれるのなら、時間が経てば支えにできる可能性はありますから。でもやっぱり嫌かな。
つづく2番では…
信じてごらん
人は優しさだけで生きれると
君の夢が今
明日へと
虹の橋かけていくよ
星の花園渡って
出ましたよ『虹の橋🌈』
スーパー戦隊シリーズの歌によく出てくるワードのリストがあったら『虹』は確実に上位に入ると思います。
そして続くのは
君を守りにきたのさ
これはもう、素直に、ありがとうっていう話なわけです。
なので、総じて好きな歌詞ですし、曲調も好きなので紹介させていただきました。ちなみに歌っているのはアニメ「ドラゴンボール」の主題歌を歌っていた影山ヒロノブさんです。
次回は、歌詞から曲を当てるクイズをまーぼんが出題して私が答えるターンです。楽しみ😊
いつもより長くなった気がしますが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

トッキュウジャーにはバイクは出てきません
ではまた( ´ ▽ ` )ノ