知っておくべきストレッチングの仕組み
あぁぁー時間が経つのが早い。気がついたら数週間。診療と勉強、note作成に追われどんどん日にちが過ぎてゆく。(あ、勉強の甲斐あってNASM-CESの資格を取得致しました!NASM-CESとは)皆さんもやろうと思って気がついたら2、3ヶ月過ぎてしまう!て事よくあるでしょ?そんな感じで過ぎた時間を、さぁ、取り戻そう。(ぺ、、、ぺこ、、、ん、んゔん)
ではここからが本題のお話です。ストレッチっていくつか種類があるのですが、知っていますか?簡単に分けると静的ストレッチと動的ストレッチに分けられます。そしてストレッチをするとなぜ筋肉が伸張するようになるのか知っている人、はい、手を上げて。いや、まぁ、ほとんどの人は知らないですよね。
今回は2編とし、静的ストレッチの中の『スタティックストレッチ』と動的ストレッチの中の『ダイナミックストレッチ』を静的ストレッチ編、動的ストレッチ編にわけて勝手に語っていきます。よかったら読んでくださーーーーーーーーーーーーーーーーい!🙌
静的ストレッチ『スタティックストレッチ』
『スタティックストレッチとは伸張した姿勢を数十秒保持して筋肉の伸張性を向上させるストレッチ方法』ですが、どんな機序で伸張しているのか?のお話から。
このストレッチ方法はIb抑制(自己抑制)という反応により起こります。ほら、もう興味津々な名前が出てきました。このIb抑制とは、、、、
Ib抑制(自己抑制)てなんだ?
このIb抑制というのは、筋肉端にある腱に伸張刺激が加わると、その筋肉の緊張が抑制されるという反応です。この抑制のポイントになる腱の部分にゴルジ腱器官(※)という伸展受容器(のび太のを、、、いや、違う、伸びたのを感知する器官)が存在し、このゴルジ腱器官で感知した刺激をIb群線維が脊髄に刺激を送り、抑制性の介在ニューロンを介し筋肉に抑制の刺激を送ります。結果、筋肉の伸張性がでます。(簡単にいうと、ずっと引っ張られるから諦めたって感じですかね。)
(※)ゴルジ腱器官
イタリアの内科医Camillo Golgi(1843〜1926)によって発見された固有感覚器官
この様な機序で静的ストレッチは効果を発揮します。ストレッチをすると筋肉の伸張性がなぜ上がるのか?伸張するという中身を感じながらストレッチをすると「はてさて、伸びてる伸びてる、Ib群線維を伝って抑制されてるぜー!」っ感じ、感慨深いでしょ⁉︎筋肉に愛着わいちゃうでしょ⁉︎
ちなみに静的ストレッチは毎日、20から30秒を1から4セット行うことで効果を感じられるかと思います。65歳以上の方は60秒の保持をおすすめいたします。
それでは知っておくべきストレッチングの仕組み(静的ストレッチ編)を終わろうかと思います。次回は動的ストレッチ編をお送りいたします。ハァァ、自己満足スッキリしたー。
それではまたー。
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