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腰痛のためのストレッチ(no.1)
『腰痛ってなに?どうする?』はお読みいただけたでしょうか?もしまだ読んでないよと言う方はこちらから→『腰痛って何?どうする?vol.1』
前回では腰痛の原因って腰ではないことが多いよ!とお話しいたしました。なので今度は、腰痛にならない様にするには何をしたら良いのかをサクッとお話ししていきます。
腰痛の原因は『座りっぱなし』でハムストリングス(大腿の裏)の場合
仕事で座りっぱなしになっている方は多いと思います。座っている時のハムストリングスは骨盤を足の方向に引っ張ってそれを維持している状態なのです。
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この大腿二頭筋(内側)と半腱様筋、半膜様筋(外側)という3つの筋肉が集まってハムストリングスという名称で呼ばれます。この筋肉の起始は坐骨結節(座ると当たる骨)から始まり停止が半腱様筋と半膜様筋は脛骨、大腿二頭筋は腓骨になります。つまりハムストリングスが硬い人が姿勢を正して座っていると絶えず骨盤を足の方へ引っ張る力が作用し、結果『上半身と下半身で引っ張りあってしまうから腰に負担がかかる』=『腰痛になってしまう』という構図が出来上がります。
ではどうしたら良いのか?
単純明快、ストレッチをしましょう!ハムストリングスは座っている時に、収縮し凝り固まってしまうとより腰に負担をかけるので、伸ばしてあげるのが最適解となります。では、仕事中に長座前屈(地面に座って腿の裏を伸ばす方法)なんてしずらいですよね。でも大丈夫、座ったままでできるストレッチがあるんです!
座ったままでできるストレッチ(写真説明あり)
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ポイントは浅く座る、腰を丸めない(丸めるとハムストリングスが伸びない)、足首を立てる(立てることでハムストリングスの角度が伸びやすい位置にきます)、膝は伸ばし切らない(伸ばし切らないことでハムストリングスにポイントが絞れます)、そして1分間は持続させる。この4点を注意して行ってみてください。
腰痛って奥が深くて興味深い症状なんですよね。こんなにも苦しんでいるのに(平成22年国民生活基礎調査)根本的な解決に至るこれだってものがない。つまり人それぞれの原因があり、その人にマッチした改善策を提示できていないということなんですよね。
それでは本日はここまでとなります。拙い文書にお付き合いいただきありがとうございました。それではまた!
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