自分に合ったスタイルを見つけて
7月6日の黒ポン
ガツガツした雰囲気と思われそうなので3日目は緩めて。
新海誠監督の映画『言の葉の庭』から。国語教師である雪野先生の言葉。
雪野先生は生徒からのいじめが原因で出勤できなくなり、ストレスで味覚障害になってしまいます。
どうせ人間なんてみんなどっかちょっとずつおかしいんだから
この言葉はぐっときました。
つい人と比べて劣っている部分、人と違ってコンプレックスな部分を気にしてしまいがちですが、人間どこか欠陥はある。
自分よりも素敵に見えるあの人もどこか気にしている"欠陥"があるのではないか。
完璧じゃなくてもいいや。
そんな自分を認められる、許せる言葉になるのではないでしょうか。
Twitterでこんなツイートを見かけました。
ネットが普及した今、スマホを開けば情報が過多している…平安時代の人々の一生と現代人の1日の情報量が一緒ってどこかで聞いた事がある。ゆっくり自分のペースでいこうねhttps://twitter.com/johncreated/status/1144017879760642048?s=21
今の1日の情報量が平安時代の一生分!?
初めは驚きでしたが、東京で過ごした場合を想像すると有り得るかもしれません 。
情報化社会になり、テレビやネットから毎日大量の情報が流れてくるようになりました。街中や電車内の広告からも情報が目に飛び込んできます。
知らないと話題に乗り遅れてしまう…...情報量までもが競争になってしまう時代。
利便性や楽しみが増えることはいい反面、心が追いつけなくて疲れてしまう。
「そんな私はおかしい…?」
決してそんなことはなく。
情報量のキャパシティ、情報に対する疲れやすさもまた個人差があると思っています。
今のこの状態は人間にとって異常なんだと捉えて情報の渦から離れ、のんびり過ごすのもいいかもしれません。
世の中のあらゆるところで競争原理が働き、よりできる人が重宝されることがよくあるでしょう。
でも、なんでも「早く多くできる人」がいいばかりとは思ってなくて。
ゆったりと過ごすこと、不慣れでも時間をかけて挑戦するのを見守ってあげること、そういったことも大切なのではないかと思っています。
人それぞれに得手不得手・ものごとに取り掛かるペースがある。
そのことを忘れないように、愛せる人でありたいと思っています。
今日の黒ポンは3つでした。
【魅力発掘家】として、様々な"魅力"を発掘中です。 コトバにすることで発掘したものに磨きをかけ、記事を通してより広く届けることでさらなる魅力へとつながってほしいなと思っています。