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海賊になったツダケン        アサシンクリード4ブラックフラッグ

ツダケンと聞いてパッと頭に顔が浮かんだ人は私と握手しよう。本作は朝ドラ「エール」のナレーターを務めた津田健次郎氏が主役の声優の作品である。シリーズの中でもアサシンクリード4は評価が頭一つとびぬけて高く、戦闘システムもストーリー内容も重厚である。前作でバグのもとになった海上戦も「海賊」がテーマである本作では大幅に強化され、エネミーが乗る船を大砲で爆破してもよし、直接敵船に乗り込んで占領するもよしといった仕様になっている。

主人公のエドワード・ジェームズ・ケンウェイは前作主人公のコナーの祖父に当たる。エドワードは物語終盤にアサシンとなるといった今までのストーリーには見られなかった経歴の持ち主で基本的には海賊としての彼を操作するパートが多い。著名な海賊も物語に関わってくるので「ワンピース」などの海賊作品が好きな方もプレイすると面白いかもしれない。本作は端的にまとめるといわゆる「俺つえー」が出来るゲームである。前作から導入されたカウンター攻撃は大幅に強化されどれだけ敵が群がってこようと何の問題もない。また、海賊として略奪行為を行うミッションもあり、自由に船をカスタマイズして強化することもでき、強化した船で敵船を攻撃する快感はたまらないものがある。

残念な点があるとすれば、現代編パートが簡略化されていることだろう。アサシンクリードシリーズで3まで現代編主人公であったデズモンドは作中で亡くなっていることが明言されシリーズファンに衝撃を与えるものであった。他にはプレイする上ではまったく支障がなく、バグも「本当にUBI作品か?」と驚くほど無い。

海賊として自由に大海原へ進んでいきたいという方やツダケンボイスを堪能したいという方はぜひともプレイしていただきたい。


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