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都会の子に生きている土を体験してもらいたい

私は再開発の進む品川駅近くに住んでいます。
4年生まで母方の祖父母が近くに住む品川区大井町で育ち、
5年生から父方の祖父母が家を建て替えるというので隣駅品川駅近くの高輪の地で2世帯住居に移りました。

父はキャンプやアウトドアスポーツに連れて行ってくれてましたが
それでも土が柔らかい、柔らかい土があるということを特段意識したことはありませんでした。

品川駅近辺はオフィスビルが駅前にずらっと立ち並び、今も大開発でさらに商業施設や
新たな幹線道路ができる予定ですが、
大きいお屋敷跡や歴史あるお寺、断崖緑地が残り、小さい生き物たちがところどころ
に生息しています。
出身中学も上皇様が仙洞仮御所の隣にあり、森を所有しています。

我が家は建て替え時に土をほとんど無くしてしまったのですが、一本の大きいシラカシがあるのですが、どうやらそこを伝っていくのか階段を登っていくのか、屋上にハクビシンやらヘビやら時には階段を登るアズマヒキガエルやらが姿を表してくれます。もちろんトカゲやヤモリも。屋上にはショウリョウバッタはピョンピョン跳ねている状況です。

それでも、土が柔らかいということを意識したのは大学生になってからかも。
里山の手入れに参加した時かもしれません。

コロナ前、東京都の里山管理ボランティアに子供と一緒に行ったりしてましたが、
遠い。我が子はちょこまか動くので結構な体力が必要です。
コロナもあり、なかなかそういったイベントに参加するのも難しくなったここ2年。
私の中に最近芽生えた想いがあります。

私の地元であり、祖父母や曽祖父母たちが大切にしてきたこの土地で、
息子たちがアクセスしやすく安全に自然と接する場所の提供ができないかな?
そしてその活動が、地域の保全活動に繋がらないかな?

現在港区では森のようちえん、森の学校という取り組みはやってくれてますが、
定員もいっぱい。
なかなか保全活動まではいきません。
そこをもう一歩踏み出せないかな。
そんな気持ちになるような出来事がここ数ヶ月の間にありました。

と、今日はこの辺で。

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