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東京散策 6「北区豊島~足立宮城~西尾久」

こんにちは。メンヘラ中年メタボ男性の赤尾です。
娘とウォーキングを兼ねて東京を歩き回っています。
ルールはこちら。

  • 毎回ラーメン等の食事をメインに企画

  • 家から比較的近いエリアで

  • 隠れた名所を探索

  • 最後は家の近くで銭湯

長らく病気療養をしていましたため、更新が滞ってしまいましたが、2024年11月3日、第6回東京散策に出発です。


中華そば屋 伊藤

まずはバスに乗り、北区の豊島7丁目交差点へ。
ここからノスタルジックな商店街(残念ながらシャッター街)に向かい、そこにひっそりとたたずむ煮干ラーメンの名店に向かいます。
知らなければ、ラーメン屋と気づかずに素通りしてしまうほどのお店の外観ですが、名店だそうです(そしてその外観の写真は撮り忘れました)。

今回はタイミング良く並ばずに入店できました。
メニューは「そば」と「肉そば」の2種類のみ!
肉そばを注文して待ちます。

到着!
以前訪問した上野の「さんじ」のようなまろやかな魚出汁ではなく、がつんと煮干しの香りと苦みが出ています。
それでいて、奥行きのあるコクと味わいがあって、食べた瞬間に苦みとコクがちょうど良いバランスで中和します。
絶妙な硬さの細麺との絡み方も良く、スープを飲み干すというよりは、麺とのバランスで楽しむといった感じ。

煮干しの味わいを前面に押し出して、それ以外のものはおそらく最小限にしか使っていないこのスープ。
こういう正面を切っての勝負は、ちょっとでもバランスを崩すとゲテモノになりかねません。
とにかく丁寧に丁寧にバランスをとっているのが伝わってきます。

娘はこのあと、ニボラーになったのでありました。

隅田川&荒川

北区の豊島から足立区の宮城に向かっていきます。
地名がややこしい!

そしてこの地域は、隅田川と荒川が急接近する地形になっており、東京を代表する2つの河川を同時に楽しむことができます。

豊島橋で隅田川を渡り、北区から足立区に入ります。

北区側から観た隅田川。きれいに整えられています。

足立区側から観た隅田川。こちらも美しい。

隅田川を渡って土手を登ると、今度は荒川が出現します。
荒川らしい、広々とした河川敷です。

いちおうこのあたりの名所とされている、五色桜大橋。
調べると、2002年に開通した世界初の世界初の「ダブルデッキ式ニールセンローゼ橋」だとか。よくわかりませんけども。

『首都高ドライバーズサイト』(https://www.shutoko.jp)より

夜になるとライトアップがきれいみたいですね。

五色桜大橋と並んでいるのが、景色に溶け込むようなライトグリーンの江北橋。
こういうほうが好き。

五色桜大橋と江北橋の共演!

さて、荒川土手をしばらく楽しんだところで、足立小台を南下し、再び隅田川を渡って、今度は荒川区に入ります。

小台橋から見える荒川遊園の観覧車。
園内放送がここまで爆音で届いてきます。

小台橋の面構えもなかなか素敵ですね。

宝蔵院

ここから荒川区西尾久3丁目の探索に入りますが、この町はすごいですよ。
お寺や神社が密集しているだけでなく、それぞれ個性的で、なおかつ生活の中に溶け込むようにひっそりとたたずんでいるんです。
それではまず、隅田川を渡ってすぐにある宝蔵院から。

どうですか。ぐっと来ますね。
建物や仏像がとても美しいです。
住宅街の中に溶け込む、というより、住宅に囲まれて入口が分からないくらいの場所ですが、そこにこんな世界がぽつりと。
文化的でうらやましいなぁ。

こちらは宝蔵院の目の前にあるお稲荷さん。
忘れ物と思しきぬいぐるみ(右下)が、妙にマッチしています。
これもまた、町に溶け込んでいる証です。

地蔵寺

続いて目指すは地蔵寺。名前からしてワクワクします。
これまた入口が分かりにくいのですが、ぐるぐるさまよいながら入口を発見。

その名のとおり、これでもかとばかりにお地蔵さまが大集合しています。

そして見どころはなんといっても、この八角形のスーパーカッコイイお堂!
実際に行ってみると思っていたよりも大きいです。

大林院

続いては、大林院に向かいます。
やっぱり入口がわからずさまよいますが、なんとか到着。
そして、門から覗いて見える圧巻の大柳!!

まさしくお化け柳の名にふさわしい(ぼくが勝手にそう名付けましたが)。
わかりますか、この大きさ。
生で見ると本当にド迫力です。
何度もいいますが、これが住宅街に溶け込むようにあるんですよ。すごいですね。

さらに、大小数々の仏像が奉納されています。
けっして広いとはいえない境内に、所狭しとぎっしりと、ちょっと無造作に
並べられている様は、これまたファンタジーな光景で、幼心がくすぐられます。
これが観光名所ではないというところが、なんとも驚きです。

尾久八幡神社

最後は、相対的に観光地然としている尾久八幡神社へ。

七五三のミュージックが爆音で流れ続けているのが落ち着きませんが(笑)
こちらも立派な建物で美しいです。
というわけで、お詣りしてきました。

境内には厳島神社も。こちらにもお詣り。

ニュー椿(新庚申塚)

というわけで、本日のウォーキングは終了です。
最後は、都電に乗って新庚申塚(西巣鴨)に移動し、行きつけの銭湯「ニュー椿」へ。

こちらはスーパー銭湯かと思うくらい広く、種々のジャグジーや露天風呂、サウナなどが楽しめます。

というわけで、第6回東京散策は14000歩と短いながらも、濃密な旅となりました。


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