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【コトコトあつた②】福祉教育@沢上中学校
こんにちは!
熱田区社会福祉協議会の広報担当チームです。
今回は熱田区の沢上中学校で行われた福祉教育の現場を取材しました。
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今回講話を担当してくれたのは一般社団法人 日本ダイバーシティ推進協会 代表理事の久保博揮さん。
まずは久保さん作詞作曲の「半分ごっこ」という曲の弾き語りからスタート。
![](https://assets.st-note.com/img/1687845850719-EXx5NBrwVW.jpg?width=1200)
この曲の歌詞にこめられた想いがこのあとのお話で紐解かれていきます。
(動画は歌詞付きですのでぜひ視聴ください 5分43秒)
久保さんは高校に入学した15歳のころに不登校になり、その後高校を中退します。
そして高校中退後に難病を発症し、19歳のときに視力を失うことになります。
高校受験を迎えるころに人の視線に恐怖を感じるようになり、そこから逃げるように自宅に閉じこもりがちになった久保さんは、失明した際には「これで人の視線を気にしなくてすむ、すっきりしたと思った」と語ります。
人とかかわることを自ら遮断した久保さんが、「人とかかわるのは悪くない」という想いに至る経緯には、友人の死や留学先のアメリカでの出来事がありました。
(動画40分21秒 字幕なし)
中学3年生は高校受験という人生の岐路に立たされる時期です。
そんな時期に、久保さんというひとりのおとなの、人生のストーリーに触れられたこと、「自分を大切にしていい」というエールをもらえたことは、大切な時間になったのではないでしょうか。
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誰もが完璧には生きられない
半分ずつ分けあって支え合う
あなたがくれたあたたかさのように
わたしも誰かにやさしくなれたら
それがきっとあなたへのお返しとなるでしょう
久保さんにお話を依頼した中学校の先生と、社協の担当者の想いもお聴きしました。
福祉教育は講師と生徒の単なる二者関係ではなく、さまざまな想いが折り重なっています。
熱田区社会福祉協議会(☎:052−671−2875)では、福祉教育に関する相談にも対応しています。
福祉教育の対象は子どもたちだけではありません。
この複雑な時代を生き抜いていくヒントが福祉教育にはあります。
ぜひともに学びましょう!